2020年11月27日金曜日

夢のプロジェクト(天井が完成)

     朋子さんからメッセージと写真が送られてきました。

     Hi, Satomi-san

     I hope that you, your family and your friends 
     are doing all well,
     The girls' house is finishing phase 2 and entering 
     phase 3, as the photos below:
       If all goes well, it might me down within Decembe

           Tomoko

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      もう天井ができたようです。

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     壁も少しづつ出来ているみたいです。

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  これが天井。

 

2020年11月2日月曜日

雨にも負けずコロナにも負けず、、、@モザ(朋子さんのブログから)

     7月に新居に引っ越し     
     しばらくはポジティブ思考で過ごせていましたが、
     国際便が再開する見込みも付かず、
     仕事ではコロナ・ウイルス予防の為に
     3月下旬から全校閉鎖が続いていて、
     「子供たちと国の将来の為にも、
     必要な対処を取りつつ学校を徐々に再校しましょう」
     という我々のアドボカシー活動にも拘わらず
     開校の見込みも立たず、
     モザンビークの子ども達の教育の為にと思って頑張っても、
     まるで潮に逆らって泳いでいる様で
     努力するだけ非難され疲れるだけ。(-_- 😉 
     下手すると「モザンビークの子ども達の健康を危険にさらすな!」
     という脅迫状が送られて来そうで、
     精神的にも疲弊してしまいました。

     それに加え、3月からずっと二人きりの生活が続いたせいか、
     もしくはそういうお年頃なのか、
     8月位からジュリアが反抗的になってきて、
     「手を洗いなさい」と言うと「やだ」と拒否したり、
     私が夜仕事メールをしていると
     「ママは携帯電話ばかりで、
     ジュリアの言う事を何も聞いていない!」と
     駄々をこねたりして、私のストレス・レベルは上がる一方。
     漸くジュリアが通う学校が例外的に二部制授業で開校した時は、
     ジュリアは数日前から
     「明日から学校行けるの?」とソワソワし、
     いざジュリアを学校に送り出した時は、
     重かった肩の荷からやっと解き放たれた解放感を
     心身ともに実感しました!
     やっぱり学校の存在は子どもにとっても親にとっても重要ですよ!!

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     さてこの間、このままじゃ燃え尽き症候群で倒れてしまうかと思い、
     8月末に数日間の休暇を取りましたが、
     あまりにに疲れていた為、まともに予定も立てられなかった為、
     悪天候の週に近場のビーチのホテル
     閉じこもって過ごしました。

     少しは休めたけれど、
     あまり気分転換にはならなかったな~と後ろ髪を引かれつつ
     9月・10月と乗り切った後10月末
     ジュリアの学校の1週間の秋休みに合わせて一週間休暇を取り、
     マプトから800キロ北上したモザンビーク中部の
     Vilankulos地方にお正月以来の本格的なバケーション!

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     前回モザンビークに赴任している時から
     Vilankulosと近辺の島々は絶景だという噂は聞いていましたが、
     ここで辿り着く機会には恵まれなかったので、今回が初体験!

     早速モザンビーク航空で
     マプトーヴィランキュロスの往復航空券を購入し、
     ホテルも調べてちょっと高めだけど評判が良い所を予約し、
     その休暇を目標にワクワク楽しみにしていました。
     そしてやっと出発前日になったので、
     オンライン・チェックインをしようと思って
     モザンビーク航空のサイトにログインしたら、
     何と我々のフライトはキャンセルになっているではありませんか!!
     「これは何かの間違いに違いない」と思って
     モザンビーク航空に電話をしたら、
     「申し訳ありませんが、
     ヴィランキュロス便はキャンセルされました。」だって。
     じゃあ、もっと早く言ってくれよ~😢 
     一人&子連れで800キロの何度も警察に止められる道のりを
     運転するのは問題外なので、
     慌てて近場でPlan Bを探しましたが、
     せっかく1週間休むのにまた近場だったら
     気分転換にならないな~と思い迷っていると、
     同僚から夜BBQパーティーに誘われたので、
     とりあえず検索は一時停止してパーティーに行ったら、
     着いた途端に
     「明日からヴィランキュロスだね!準備整った?」と訊かれたので、
     「それがさ~、飛行機ドタキャンになってさ~」と愚痴ったら、
     その場にいた初対面の人が
     「あら、じゃあヴィランキュロスの知り合いで
     マプトへチャーター車送る人を知っているから、
     今連絡してみようか」と言ってくれて、
     トントン拍子で翌朝9時にマプトを出れる様に
     迎えに来てくれる事になり、
     不幸中の幸いとはまさにこの事♪

     それで夜家に帰って慌てて荷造りをして
     翌朝9時過ぎにヴィランキュロスに向けて出発!
     10時間の道のりは景色を見たり
     ジュリアと遊んだりしている内に過ぎ
     無事に辿り着いたヴィランキュロスは・・・
     白い砂浜になだやかな
     エメラルドグリーンの海が広がるそれこそ楽園!

     そこでボートで島巡りをしてイルカの群れと遭遇したり、

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     初めて砂浜や海辺で乗馬をしてみたり、

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     葦の生い茂り多彩な川鳥が原生する川をカヌーで下り、
     日の入りを見た後川辺に蛍が飛び交う幻想的な風景に見惚れたり、
      「これぞ、バケーション!」と思える1週間を過ごせました♪
     ちなみにこの滞在の間に知り合った人達も印象的でした。

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     例えば海の乗馬「ホース・サファリ」を経営する
     白人ジンバブエ人一家は、
     本来はジンバブエで農園を経営していましたが
     ムガベ政権下に導入された
     白人農家から強引に土地を取り上げる土地改革で土地を失い


     104匹の馬を連れて命からがら国境を越えて
     モザンビークに渡ると、
     今度はモザンビーク人から馬を惨殺されるなどの
     迫害を受けたそうです。
     これらの試練にもめげずに25匹の生き残った馬で
     ホース・サファリを始め
     再び生計が立てられる様になったと思ったら、
     今度はコロナの到来でまたしても困っている様です。
     ちなみにジンバブエからモザンビークに逃げて来た経験を
     本で出版したそうなので、機会があれば読んでみて下さい。



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     一方今回モザに戻ってきたら早速、
     以前ボランティアしていた孤児院から「卒業」した
     今20代半ばの3人娘からシスターを通して打診が。
     「これからずっと借り家で暮らさないで済む様に
     3人で貯金を出し合って小さな土地を買ったので、
     そこに家を建てる支援をしてくれませんか」とのこと。
     そこで、カナダの心ある有志の皆さんに相談したら
     すぐに快諾してくれたので
     マルコスと建設のおじさんと3人娘で 
     設計図を作って見積りを立てて、いざ工事を開始!
     建設の経験など全くない3人娘達は
     セメントや木材を買いに走り回り、
     徐々にお家が形になっていく様子は微笑ましいです。
     ただ、コロナのせいで飛行機も貨物船も規制され輸入も激減した為、
     建設材料の値段も急増してしまったので、
     当初の予算よりも高く掛かってしまい、困りもの。
     コロナの影響はこんな所にも及んでいるのですね・・・。