2023年7月20日木曜日

パリ祭(Bastille Day)           99回トランスリンクの旅

     7月14日と言えば、パリ祭。フランス革命の記念日です。

     パリ祭本場のフランスでは、このお祭りを目前にして
     パリ近郊で17歳の少年が警官に射殺されたため、
     それに対する怒りが、暴動に発展。
     エリゼ宮にはマクロン大統領殺害予告や、切断された指が届くという
     前代未聞の事件もあって、パリ祭はどうなるの?って
     心配していましたが、どうやら無事に開かれたようです。

     パリ祭というとシャンゼリーゼのパレードや、
     エッフェル塔から花火が打ち上げられる華々しい祭典ですが、
     こんな美しい光景を祝う人々ばかりではなく、
     不満を持った人たちの怒りが爆発する日でもあり、
     痛ましい事件を引き起こしています。
     特に心が痛むのが、2016年に起こったパリ祭の見物客の中に、
     トラックが突っ込み86人が死亡という事件。
     フランス革命のスローガン「自由、平等、博愛」の精神を
     この機会にもう一度みんなで考えたいですね。

     フランスの事情はさておき、North Vancouver で
     「パリ祭」を祝うというのでみんなで見に行って来ました。

     今回参加者はなんと12名。
     リッチモンド組(和子さん、雅子さん、ちかこさん、晴美さん、
     佳子さん、順子さん、初喜さんと私)は、
     10時20分 Brighouse Station 集合
     10時27分 Canada Line 乗車
     途中で悦子さんと合流
     10時53分 Waterfront Station 下車
     しほこさん、リコちゃん、ミカさんと合流
     11時01分 SeaBus 乗船
     11時13分 Lonsdale Quay 下船
行きのSeaBus の中
     今までパリ祭の会場はVancouver のRoundhouse でしたが、
     今年から会場はNorth Vancouver のShipyard に。
     Lonsdale Quay から5、6分のところにありました。


ここが会場です

     まずはランチから。


     このクレープの屋台で働いている右の女性は日本人で
     手際よく上手にクレープを焼いていました。


     ここのクレープと
     炒めたポテトの上にチーズを絡めたこのラクレット料理を注文。
     ラクレットとはチーズを熱で溶かして、ポテトなどにかける
     スイス、フランスの伝統料理です。
     またこの料理に使うチーズのことをラクレットとも言うそうです。
     2人でクレープとラクレットチーズを分けっこ。
     2つ共も美味しかったのですが、ボリュウムがありすぎ。
     でも頑張って完食しました。
     シャンソンを聴こうと会場に。でもテーブル席は少なくて満席。
     仕方なく会場の外に座って音楽を楽しもうと思ったのですが、
     結局は諦めてティータイムにすることに。


     ティータイムということで来たのが、Shipyard Commons の2階。
     ここで景色を楽しみながらおしゃべりも楽しみました。


     座っている2階から見えた景色。

     Shipyard での初のパリ祭は活気がなく、
     会場での演奏も大して盛り上がらず、がっかりでしたが、
     Shipyard は素晴らしかったです。

     このShipyard は1906年にオープン。
     オープンした当時はWestan Canada でも画期的な造船所だったそうです。


     造船所の最盛期は第二次世界大戦の時で、
     カナダの312隻の軍艦のうち109席がここで造船。
     1971年にこの造船所は売却され、それ以来空き地のままに。
     その後10年の準備期間を経て、Shipyard は魅力的な場所に生まれ変わり
     2019年に全面オープンとなりました。
    
Shipyard Commons

     このShipyard Commons は2019年の夏に完成。
     周囲の歴史的建造物のデザインに合わせて建てられたこの建物は、
     20,000平方フィートのイベントスペースを備えた
     巨大な屋外でありながら屋根がついているという建物で、
     施設内には地下駐車場も。
     中の広いスペースが冬にはMetro Vancouver 最大のアイススケートリンク、
     夏には8,000フィートの無料ウオーターパークに。
     こんな素晴らしいスペース、夢のようです。
     それに上の変わったベンチ見てください。
     Shipyard の雰囲気を壊さず、どんな大勢でも対処でき、楽しめる。
     ここでみんなで海を眺めながらお弁当を広げるのも良いですね。
     

     このベンチをこんなふうに楽しんでいる写真を見つけました。
     子供達を連れてきたら喜ぶだろうなー。

     Shipyard を端から端まで歩いたら、
     いろいろな魅力、工夫が見つかりそうです。
     半日ここで過ごしただけで、なぜここがいろいろな賞、
     特にアメリカに本部を置くWaterfront Centre から金メダルをもらい
     世界からその開発とデザインが認められたのかも頷けました。 
     
     というわけで、今回はパリ祭というより、
     このShipyard の場所そのものを楽しんできました。
     次回は子供を連れて来たいですね。

     私たちの楽しかった1日を和子さんの素晴らしい動画でごらんください。



     

2023年7月1日土曜日

マリアへ冷蔵庫をプレゼント        朋子さんからの報告

     こんにちは、お元気でお過ごしですか?
     こちらはモザンビーク生活も残り5日となったので、
     昨日シスター達に挨拶にいって、
     マリア・シニアの冷蔵庫を買って届けてきました。
     その時の写真とビデオ、ご覧ください。

     マリアちゃんは
     「今回冷蔵庫を下さった朋子おばさんのお友達の皆さん、
      どうもありがとうございます。
      これからは食べ物をちゃんと保存して大事に使います!!」
     とビデオメッセージで言っています。

    (註)今孤児院の状況が大変悪いので、転出出来る青少年達は
     転出させようとしていて、そのうちの一人で18歳になった
     マリア・シニアは学もない為職に就けそうも無いので、
     氷を作って売れるように冷蔵庫を買ってあげてくれないかと
     シスター達に頼まれました。
     それで皆さんの寄付金残額の149ドルで冷蔵庫を買いました。

     3人娘の家は無事修理が終わったそうです。



     Tomoko Shibuya
     I am leaving Mozambique tomorrow, 
     so it is really hectic here, thus I cannot write 
     a longer message, I'm sorry....
     Please take good care.

Tomoko


Tomok