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| Hotel Danieli, a Luxury Collection Hotel |
バンクーバーでCharity Lunch
2026年4月18日土曜日
16回 おやつの会(ツーリスト)
こんな豪華なケーキやフランスのお菓子マカロンがあったり......
おにぎりやマドレーヌ、小豆餅もありましたが、食べるのに忙しく、
写真を撮るのを忘れていました。
皆さんが持ってきてくださった沢山のおやつを美味しく食べながら、
映画の話に花が咲いて.......今日話題に出た映画は、2010年に公開され
た、アンジェリーナ・ジョリー、ジョニー・デップ主演のサスペンス
映画「ツーリスト」でした。列車がパリを出てベネチアへと向かう導
入部分から、観る人達を一瞬で旅行気分に誘う映画だったので、映画
の感想から旅行の話になって..... 話題は旅先で会う盗難の話に。
旅行で一番気をつけなければならないのが盗難。結構みんな一度は盗
難に遭っているみたいで、その経験談の出ること出ること、びっくり
するくらいでした。
これは幸子さんが友達とパリ旅行中、友達が盗難にあって警察に行っ
た話で、面白いのでつい動画に撮ってしまいました。
映画「ツーリスト」のプロットをざっと説明すると、
数学教師という平凡なアメリカ男性フランク(ジョニー・デップ)
が、ベネチア行きの汽車の中で謎の美女エリーズ(アンジェリー
ナ・ジョリー)と出会うところから、物語が展開していきます。
彼女に誘われるまま、ベネチアの超一流ホテルにチェックインし、
夢のような時を過ごすフランク。
しかし、一夜明けると悪夢のような恐ろしい運命が......
なんとフランクは、エリーゼの恋人で誰にも顔を知られていない大物
犯罪者(現在は整形で顔を変えている)と間違われ、ロンドン警視庁
の捜査当局と巨大ギャングの双方から追われる羽目に。
イタリア警察に捕まったフランクが、警察官にギャングに売り渡され
てしまいますが、エリーゼに救われるのです。
このエリーゼ、当初は謎の美女だったのですが、実は諜報員だったこ
とが判明。
案じて来てしまう。
しかし彼女は恋人からの新しいメッセージを受け取り、指示されたホ
テルに向かい、ここでギャングに捕まってしまうのです。
ギャングのボスはスイートルームにある金庫に、ピアース(エリーゼ
の恋人)が横領した巨額の資金があるとみて、エリーゼを脅して金庫
の扉を開けさせようとします。そこへ「ただの観光客」の筈のフラン
クが現れ、番号を入力。あっさり金庫が開くことで、フランクこそ整
形で顔を変えたピアース本人だったことが明らかになります。
金庫の中身は横領した全額に相当する小切手です。
その場でギャングたちはエリーゼを救出しようと追ってきたイタリア
警察の狙撃兵に射殺され、ロンドン警視庁の警官が現場に踏み込んだ
時には2人は姿を消しており、金庫に残っていた小切手により、2人は
無罪放免という形でこの物語は終わりです。
アンジェリーナ・ジョリーの美しさと衣装の素晴らしさに目を奪われ
ると共に、ホテルや水上レストラン、カナル・グランデなど、観光地
としてのベネチアがふんだんに映し出されているのが、この映画の魅
力ですね。
フランクが実はピアース本人だったというどんでん返しにはびっく
り!また正体が分かったフランクとエリーゼの会話
「大金かけてその顔なの?」「気に入らない?」「我慢するわ」
にみんなも笑っちゃったそうです。こういうウイットに富んだやりと
りで終わらせるって、洒落てますね。
色々ツッコミどころもあって、気軽に観れる楽しい映画です。
2026年4月2日木曜日
パリへの超緊張の弾丸出張! 朋子さんのブログから
そんなこんなでマプトとナイロビを行ったり来たりしながら、アフリ
カに限らず、これまで関わり薄かったアジアや中近東や中南米の国も
支援する事になり、ただでさえ「私などで役に立てるかな…?」と右
往左往しているのに、そんな矢先今度はUNESCOで行われる国際会議
にUNICEFを代表してパネルの進行役とスピーカーを務めるという大
役が何故か私に回ってきて、「え、マジですか…?」と数週間前から
緊張しまくり!仮に失敗したら、各国の教育大臣やお偉いさんが集う
前で、私だけじゃなくて私の機関にも大恥になると思うと、胃が痛く
なる位心配になったので、「これはプロに助けを乞うしかない」と思
い至り、以前もお世話になったスピーチのコーチに緊急で指導をお願
いし、何度か集中特訓をして貰いました。すると「やれる事はやった
から後は煮るなり焼くなりして頂戴」と腹が決まり、いざパリへ弾丸
出張。
それこそ20年振りのパリは思った以上に人が優しく、「え、フランス人てもっと高飛車じゃなかったっけ?」と嬉しくも戸惑いつつ滞在先に辿り着き、エッフェル塔に近いながらも観光している間もなく、スピーチの練習や会議の出席に追われて、いざ当日を迎えると…。25か国からの教育大臣とUNESCO事務総裁・副総裁、それに数百人の参加者が集う大会議で息を飲みつつ、いざ私の番が回って来てステージに上ると…。観客を見て更に緊張するかと思ったら、スポットライトが眩しくて観客が見えないので、とにかく暗記したスピーチを読んだり、台本通り質疑応答したりして、精一杯やっている内に1時間が経ち、大失敗もせずに何とか無事に終えられました~!上手くできたかはさておき、とにかく終わって、ホッ、あ~良かった。これでいつ定年退職しても悔いはなし!そしてその夜と翌日帰任に向け出発まで、現在パリ勤務の元同僚などと会えて、漸く短いパリ滞在を楽しむ事ができたのでした♪ |
2026年3月31日火曜日
2026年はマプトでの幕開け、 そしてナイロビへの赴任準備
2026年3月26日木曜日
リッチモンドで桜のお花見 132回トランスリンクの旅
日本で初めて桜のお花見が行われたのは、平安時代の嵯峨天皇の頃
らしいです。それ以降天皇主催のお花見が恒例化することにより、
このお花見文化が貴族から庶民へと広がり、鎌倉時代には桜の下で
宴会を楽しむスタイルも出来ていたそうです。この頃から桜が日本
人にとって、特別な花となっていったんですね。
そんな昔からのお花見の風習が、脈々と今の私達にまで受け継がれ
て来ているのか、桜が開花したと聞くと、すぐ見に行きたくなっ
て.....というわけで今回のトランスリンクの旅は「桜のお花見」です。
参加者7名
まずはランチからスタート。今回は「Pho Ten」レストランでベトナ
ム料理を楽しみました。このレストラン、美味しいし、量が多い上お
値段も割安で、お勧めのお店です。
ランチが終わって、これから桜のお花見です。
このRichmond にも桜の名所となっている所があちこちにあり、今満
開になっている桜は「アケボノ」という種類の桜です。
このアケボノはソメイヨシノが寒さに弱い為、1925年にカリフォルニ
アの苗園で改良されて作られた品種で、バンクーバーの桜は殆どこの
種類です。寒さにも病気にも強いこのアケボノは、今や日本でもどん
どんソメイヨシノにとって代わっているそうです。
最初に見に行ったのが、Wiliam Road の桜の並木です。
桜の幹を見ると、幹に直接花が咲いていてびっくりしました。
このように桜の幹に、直接花が咲く現象のことを胴吹き桜(どうぶき
桜)と呼ぶそうです。これは老木に良く見られるそうで、幹から直接
花が咲いているように見えるけど、実際には不定枝という短い枝に
花芽がついて、開花する現象なのだそう。凄く可愛らしかったです。
次に行ったのが、No.1 Road の桜並木。ここの桜並木素晴らしかった
です。
No.1 Road から歩いてWestminster Hwy 沿いのTown House の広い敷
地内へ。細い通路にびっしり植えられた桜が満開で、それは見事で
した。
この桜並木の素晴らしさ、見てください!
ここで桜を充分満喫した後、Steveston の Gerry Point Park へ。
た。ここでティータイム。海からの風が結構冷たかったです。
Garry Point の桜の開花がちょっと遅れているって聞いていたのに......
来てみたらちょうど満開でした。ラッキー!
今満開のこの桜は、和歌山県とRichmondの姉妹提携35周年を記念
して、和歌山県から寄贈されたアケボノ桜です。
2000年から10年間に渡って植えられ全部で255本に。
それが一斉に満開になっているのだから素晴らしかったです!
マサさんご夫妻と公園でお別れしてから、体が冷え切ってしまったの
で、私達は近くのインドレストランへ。チャイティーで身体も温まり
楽しい話で盛り上がって今回の旅も無事終了しました。
バンクーバーの桜は、日照時間の長さと冷涼な気候により、早く咲き
比較的長く見頃が続きます。毎年3月中旬から5月中旬まで様々な種類
の桜がリレー形式で開花し、街をピンクに彩り、長い間私達を楽しま
せてくれます。「アケボノ」の次は八重桜なので、時間があったらこ
の桜も見に行たいですね。
2026年3月15日日曜日
15回 おやつの会(肉体の悪魔)
参加者9名
今回も美味しそうなおやつがたっぷり!
今月の映画は1947年に公開されたレイモン・モーリス・ラディゲ原作
「肉体の悪魔」。クロード・オータン=ララ監督、ジェラール・
フィリップ、ミシュリーヌ・プレール主演の映画で、幸子さんが特別
に日本で探し求めて来てくれた作品です。
それぞれのお皿に分けた後映画が始まりました。
題名が凄いので、どんな内容になるやら....ちょっとドキドキでした
ね。
映画は、人々が終戦の喜びで沸き立っている中、主人公フランソワ
(ジェラール・フィリップ)が、愛した女性マルト(ミシュリーヌ・
プレール)のお棺が、教会へ運ばれるのを、遠くから見守っている
シーンから始まります。その後フランソワは、彼女と愛し合った部屋
を訪ね、鏡を見つめながらマルトとの出会いを回想する形で物語が進
んで行きます。
時は第一次大戦下、フランソワの通う高校に臨時陸軍病院が併設さ
れ、そこで見習い看護師として働いていたマルトと知り合います。
19歳のマルトには出征中の婚約者がいますが、彼女は17歳のフラン
ソワの情熱に惹かれ、2人は愛し合うようになります。
マルトに「今夜10時に桟橋で待っている」と告られるのですが、彼女
が婚約者と一緒に部屋にいるのを見た彼は、彼女への愛と嫉妬心で死
のうと決意し、父親の部屋からピストルを持ち出すのですが....
事情を知った父親の対応が素晴らしかったです。感情的に息子
を叱責するのではなく、息子を思いやるが故に、静かに忠告を与え、
見守る姿勢を示します。
彼女の待っているところには行かない、別れるのだと言い張る息子を
強引に桟橋まで連れて行きます。約束の時間に1時間遅れて着いた2人
は、彼女がまだ暗闇の中彼を待ち続けている姿を見付けます。
これを見て「女に冷たくされると後を追いたくなるが、愛されている
と簡単に別れられる」と父親が言うのです。流石恋愛至上主義のフラ
ンス人の言葉です。一旦は父の忠告を受け入れるのですが.....
マルトはフランソワを諦めて結婚し、フランソワは学校に戻ったので
すが、学校とマルトの勤めている病院は同じ敷地内なので、2人は再
会してしまう。そして再び恋が激しく燃え上がるのです。
夫が戦地に行っている間、2人は人目も憚らず恋に溺れていき、遂に
マルトが妊娠。父親になったことを喜ぶフランソワですが、現実の
重さの前でたじろいてしまう。彼女に対して何も出来ないでいる間に
戦争終結のニュース!もうすぐ夫が帰ってきてしまいます。
身重の体でウイスキーをあおり、重体になったマルトは母親と共に
病院へ。そして帰還した夫の手を握りながら、フランソワの名前を呼
び子供を残して亡くなります。彼女がフランソワの名前を呼んだ時、
傍にいたマルトの母が「子供の名前はフランソワよ」と誤魔化す場面
が良いですね。これで生まれた子供も安泰って思いました。
部屋の暖炉の火が消えて行く事によって、マルトの生命の灯が消えた
ことが暗示されます。
マルトの出棺を見送りながら、現実に立ちすくみ、愛していると言い
続けながら、片方で彼女を裏切り続けたことで、後悔と絶望に苛まさ
れながら立ちすくむフランソワ。
この物語は、原作者ラディゲが14歳の時、すでに婚約者のいた当時23
歳だったアリスと出会い、禁断の恋に落ちた実体験がベースになって
いるそうです。アリスの婚約者もちょうど出征中だったんです。
結果としてラディゲは不勉強と不登校のため学校を退学処分に。
15歳で学業を中断し、ジャーナリズムに挑戦するとともに、パリの文
学界や芸術界に出入りし、そこでたちまち名を馳せるようになり、後
に師であり恋人となるジャン・コクトーを始めピカソやモディリアー
ニー等と知り合いになるのですから凄いです。
「肉体の悪魔」はラディゲが16歳の時に書き始め、18歳で完成させ、
19歳で出版され、ベストセラーになっています。
しかしこの本の出版後、モデルになったアリスは、子供の父親を含め
生涯夫に疑われ続けることになったようです。
20歳で早逝したラディゲ自身も、死の直前自分の小説が原因で彼女
を苦境に陥れてしまったことに対し、罪悪感と恐怖を感じていたと伝
えられています。
映画の中でフランソワと両親との関係が時々出てきますが、息子と
関り合うのはいつも父親なんです。この関係ってラディゲ自身の両親
との関係なのではないか調べてみたら.....
ラディゲはいつも母親の近況を尋ねられると、「知らない。母の顔を
見たことないがない。いつも俯いて兄妹姉妹の靴紐を結んでいるから
だ」と答えたそうで、母親の存在は彼にとってとても小さかったよう
です。それに比べてラディゲは人生において父親からとても大きな影
響を与えられています。ラディゲの父親の息子に対する寛容さと、あ
る種のライバル意識が入り混じった態度が、「肉体の悪魔」における
父子関係に投影されていたんですね。
ジェラール・フィリップは、この映画のオファーを受けた時24歳だっ
たので、17歳の役に躊躇したようです。とても繊細な感じに演じてい
ましたけど、やはり17歳にはちょっと無理があると言うのが皆さんの
意見でした。
映画を観終わってからのおしゃべりも楽しかったです!
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