バンクーバーでCharity Lunch
2024年5月4日土曜日
2024年4月29日月曜日
Stanley Park に石楠花を見に 111回トランスリンクの’旅
1日雨という天気予報にも関わらず、Stanley Park に石楠花を見に行って
来ました。予想に反してそれ程雨には祟られませんでしたけど。
参加者5名。
10:00 Brighouse Station 集合
10:34 Canada Line 乗車
10:56 Yaletown 下車
10:00 Bus #23 @Bay 3
10:09 Davie @ Boswell 下車
ミツコさんとはこの「The laughing statues 」のところで待ち合わせ。
今日のランチは「Stanley Park Brewing Restaurant &Brewpub」で。
まずはお好みのビールを4つ選んで皆んなで試飲。
チェコのピルスナーが一番美味しいと言うのが皆んなの評価でした。
ピザは生地も薄く、パリッとして美味しかったです。
ちょっと肌寒い日なので、温かいものをと注文したスープ。
味は良かったのですが、ぬるくてがっかり!
トイレ一つ一つに独立した手洗いが付いている |
トイレのサインが、左側が男性、真ん中が女性、右側が男性と女性の合体が
描かれているデザインなので、これは性別に関係なく誰でもが気兼ねなく
使えるようにと言う意味なんだなって、好意的にみて感心したのですが、、
調べてみたら、LGBTQの人たちにとって、このデザインはNGなんですね。
どうしてNGなのか最初は不思議でしたが、彼らの言い分を読んで納得。
LGBTQ の人たちは男性と女性の合体なんかではなく、もっと肉体的にも
精神的にも複雑なのに、こんな描き方をされて一括りされたくないという
気持ち、このサインを改めて良く見て感じました。
最終的な目標が男女別の空間としてのトイレをなくすことであるならば、
不必要にジェンダー化された漫画でなく、トイレということが分かる図案に
して欲しいですね。こういう問題はもっと当事者の心に沿って欲しいです。
ここでのお喋りも楽しく、あっという間に時間がたってしまいました。
Stanley Park の中からBus とCanadaLine を乗り継いで帰途に。
今回の旅は天気がイマイチでした。でもそのお陰で新緑は素晴らしかったし、
人は少なく、いつもは混んでいてなかなか入れないPavilion にも入れて、長々と
ティータイム楽しむことが出来ました。
このお天気ならではの楽しい旅をすることが出来、案内役をしてくださった雅子
さん、ミツコさんに感謝です!
また今日Stanley Park を歩いてみて、ミツコさんが「この周りを歩いてみて、ここ
の美しさを再認識した。こんな所に住めてとっても幸せ!」と宣っていましたが、
私も同感!身近にこんな素敵な自然がある所に住める私たちはラッキーです!
2024年4月13日土曜日
シーク教のお祭り「バイサキ」を見に 110回トランスリンクの旅
4月13日はシーク教の宗教上の新年で、バイサキという大きな祭りがある日。
このシーク教は、16世紀の初めヒンドウー教の改革を掲げ、一神教信仰、
偶像崇拝の否定、カーストの否認などを説いたナーナクが始めた宗教です。
この宗教改革はキリスト教におけるルターの宗教改革と時期も意味も同じ
だったんですね。東西で同じような動きが同時に始まっていたなんて知りま
せんでした。
シーク教も激しい宗教弾圧を受け、5代、9代のグルが処刑されたことで10代の
グルのゴービンド・シングが一種の宗教改革を行い、ナーナクの平和主義を
転換。戦闘的で強固なカールサー教団を設立。
教団が設立された日も4月13日なので、その設立を祝うと共に、この日から
インドでは麦の収穫も始まるので、収穫祭のお祭りでもあります。
今年もこのお祭りバイサキに行って来ました。
参加者4名。
11:00 Brighouse Station 集合
11:07 Canada Line 乗車
11:19 Langara-49th Ave. 下車
49 St. を通ってバイサキの会場であるMain St.へ。
この49 St. の桜並木のゴージャスなこと!
晴れ渡った青空の下、濃いピンクの八重桜がちょうど満開!
こんな美しい八重桜の並木を堪能できてラッキーでした!
会場に到着。天気が良いせいか、もう沢山の人、人。
シーク教徒の伝統的なカラフルな衣装を着た子供達を見かけました。
女の子達が着ているのはサリーではなくクルタ(チュニック風のシャツ)と
サルワール(パンツ)を組み合わせたパンジャブ・ドレスです。
男の子達が着ているのは男性用のクルタとパジャマ(インド風パンツ)。
このパジャマが日本のパジャマの語源になったそう。
男の子達のターバンの巻き方も可愛いですね。
このお祭りはパレードを行い、宗教を問わず沢山の人が集い、食を分かち合う
ことが大事なのだそう。そのためシーク教徒の人たちは準備のため夜通し働き、
お祭り参加者に配る無料の食事を準備するのだそうだ。
Main St. の両側に上の写真のように無料の食事を提供するテントが沢山出てい
ました。
人気のテントの所には長い行列が出来ていて、私たちも頑張って並びました。
早速野菜の揚げ物をいただきました。、これパコラというのですが、季節の
野菜にペサン(雛豆の粉)にスパイスや塩等を混ぜたものを衣にし、揚げた
もので、とっても美味しかったです!
これは雛豆のカレーに揚げたてのナン。このカレーもナンも美味しかったー!
裏を覗くとおじさん達がナンを頑張って揚げていました。
日本ではちょっと見られない光景かも。
シーク教は男女平等を謳っているので、これが当たり前なのかな?
まいました。
上の写真の黄色い旗は、シーク教徒の独立国を作ろうという
「カリスタン運動の旗」です。何故ここでこの旗を立ててインド政府に抗議し
ているかと言うと、去年の6月18日、Surrey でシーク教の指導者ハーディープ・
シン・ニジャール氏が射殺されるというとんでもない事件が発生したからです。
これにインド政府が関与しているということで、カナダとインドの関係が悪化。
この背景にある分離独立運動はヨーロッパはもちろん、カナダにもあり、
今この問題も世界の大きな不安定要素になっていますね。
ティータイムはMain St. のTim Hortons で。
マイケルが先に帰った後も私たちの楽しいお喋りが延々と、、
そんな時カールサー教団の正式な装束の少年が現れて。
せっかく写真を撮らせてもらったのに、腰には剣、パンツにナイフを差してい
た全身の姿を撮るのを忘れていました。ザンネーン!
数万を超えるお祭り参加者に、こんなにも惜しみなく食事を大盤振る舞いする
シークの人たちの寛大さには毎回驚かされます。
いつも食べきれないくらいもらうので、今回はみんなタッパウエアーを持参。
良いお土産ができました。
カナダに住んでいても異文化に触れるチャンスってなかなかないので、せめて
色々な国のお祭りに参加することで、その国の文化や歴史を肌で感じ、国民性
を理解出来たらと、毎年参加し続けています。
2024年4月8日月曜日
Steveston の桜まつり 109回トランスリンクの旅
日本人にとって、桜といえば染井吉野!
この桜が今や日本だけでなく、世界のあちこちに植えられていて、その美しさ
で多くの人々を楽しませています。この染井吉野、全ての木が遺伝的に同一の
クローンなのだそう。と言うことは「人類皆兄弟」ではないですけど、
「染井吉野皆兄弟」と言うことで、桜を通して世界が繋がっていると思うと
嬉しいですね。
Vancouver でもCambie St. やQueen Elizabeth Park 、UBCに日本から寄贈された
染井吉野が植えられています。
Richmond のGerry Point Parkに植えられている255本の桜は「アケボノ」ですが、
染井吉野との掛け合わせのこの桜は雨に強く、病気にかからないことで有名。
カナダばかりでなく、日本でも桜はどんどんこのアケボノに移し替えられている
みたいです。
今年もこの桜の下で行われるGerry Point の桜祭りに参加して来ました。
参加者7名。
まずはランチからということで、カツサンの前で開店の15分前に集合。
私と佳子さんは20分前に到着したのですが、もう店の前には長い行列が。
幸いなことにミツコさんが30分前から並んでくれていたので大丈夫でした。
衣がパリパリしている上に、肉も柔らかく、量も多くて美味しかったです!
桜祭りに行く前に、レストランの隣にあるタウンハウスの中の桜を見に。
残念ながら桜はもう盛りを過ぎていました(涙)
その代わりピンクの絨毯、綺麗だったー!
白い桜は今が満開!なんという名の桜なのかな?
その後Garry Point Park の桜祭りに。
ここの桜はRichmond の姉妹都市である和歌山の県人会から日加両国の友好を
祝して送られて来た物です。
今年も出展している清子さんのコーナーに。
古い着物で今着たい服を作る。
着物リメイクの服が並んでいるこのコーナーには、今年も着てみたいなって
思わされる洋服がずらり!全て絹で作られているというから豪華です!
清子さんの着ているワンピースも古い着物から作ったオリジナル。
とっても着心地良さそうですね。
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