2026年10月3日土曜日

リッチモンドで紅葉狩り          147回トランスリンクの旅

 この夏雨が少なかったせいか、秋になって気温は下がったけれど1日
 の温度差が少ないせいか、紅葉がイマイチだなってガッカリしていた
 ら.....ありました。紅葉の素敵なところが!(ラッキー)
 この紅葉を見てもらいたくて、今回の旅は「紅葉狩り」です。
 
 急遽決めたのにも関わらず7名の方が参加。


 まずは「カツサン」でランチから。

 美味しい上に、お味噌汁やキャベツが無くなると、すぐ持ってきて
 くれたりとサービスも良かったです。

 
 ランチを終えてWest Minster Highway をダイクの方に歩いて行く
 と...... アメリカハナノキの真っ赤になった並木が。
 素晴らしいでしょ?この並木をまずみんなに見てもらいたかっ
 たのです。
 このアメリカハナノキは北米原産の楓の木で、秋になると特に紅葉が
 鮮やかで、見所の長い木として知られているんです。葉の形も3つの切
 れ込みがあり、ちょっと見には、手のひらの様な形をしています。


 早速みんなで記念撮影です!
 この界隈は素晴らしい住宅街で、どこの家の庭も綺麗!
 その中で、上の写真の家の庭はちょっと変わっているので、ここでも
 みんなで記念撮影です(笑)


 West Minster Highway から横道に入ると、綺麗に紅葉した楓が。

 
 この界隈の真っ赤に紅葉した楓はサトウカエデの木です。
 サトウカエデと言えばメープルシロップ。このシロップの原料と
 なる樹液が採れる木として知られています。

 この写真を撮った5分後に、灰色だった空が.......

 見てください、一挙に雲一つない美しい青空に。自然てすごい
 ですね。

 またこの楓は、紅葉が美しいことでも有名な木です。


 
みんなが持っているのがサトウカエデの葉。カナダの国旗
🇨🇦は、
 赤白赤の配色の中央に、赤い楓の葉を配しています。この楓のデザ
 インの元になっているのがみんなが手に持っているサトウカエデの
 葉。楓の葉って19世紀以来カナダのアイデンティティを表す象徴と
 して使われていて、カナダそのものと国民の一体感を表すしるしな
 のだそう。


 この気持ちの良い天気の中で、紅葉を愛でながら歩く散歩は最高!
 

 トネリコの黄色の紅葉もなかなか見応えがありました。


 Lucky Hong Kong Restaurant でティータイム。ここのフレンチトース
 トも美味しかったです!


 このレストランもお茶だけの私達なのにとても親切なサービスで、
 居心地が良かったです。

 紅葉狩りで赤と黄色の紅葉を楽しみましたが、何故木によって、赤と
 黄色になるのか調べてみたら、葉は普段クロロフィルという緑の色素
 が多いので緑に見えるのだそう。でも秋になって気温が下がると木は
 冬支度を始めてクロロフィルを分解するので、元々葉の中にあった黄
 色の色素が見えやすくなり、黄色い紅葉になるのだとか。
 また赤くなる葉は、葉に残った糖などからアントシアニンという赤い
 色素が新しく作られるため、楓などは赤く色づきやすいそうです。

 今回はびっくりするほど良い天気に恵まれ、食事も最後のティータイ
 ムも良かったし、何より紅葉が文句なしに素晴らしかったです。



2026年9月21日月曜日

朋子さんからのお便り

 こんにちは、今度はケニアのナイロビからご連絡しています。お元気
 ですか?お孫さんのお世話でお忙しい事と存じます。でも嬉しい多忙
 ですよね!

ナイロビの街
私達はナイロビに引っ越しまして、新しい生活にも漸く慣れてきた所で
す。ナイロビはこれまで駐在して来た国よりも発展していて、ナイロビ
は高地で涼しいですし(私には寒い位ですが!)、生活し易い街です。
ミカエラさんの職業訓練校の中の料理教室
 ところで、さとみさんからの寄付のお陰で、ミカエラの職業訓練校で
 ビアトリツとリカルディーナが立派に調理コースを修了する事ができ
 ました!


 調理コース終了時の誇らしげな2人の写真と2人の終了証明書を添付
 にてお送り致します。

 2人からも喜びのメッセージが来て、「今日このコースを修了でき
 て、私達はとても喜びで一杯です。これまで支えて来て下さった皆さ
 んに感謝します。」との事です。

 お祝いに、今回修得した技術で生計が立てられる様になるべく、基本
 の調理用具を買うお金をちょっとだけですが送ってあげました。

 モザンビークという開発途上国に孤児として育ち、頼る家族がない中
 も真面目に頑張って一生懸命自立しようとする彼女達の姿には、私も
 感銘を受けます。

 (注)調理コースを卒業した2人はとても頑張り屋で、大学も卒業
 しています。もう一人の友達と三人でお金を貯めて土地を買ったの
 ですが、家を建てるお金がないと言うので、私たちが協力させても
 らった事を思い出します。上の写真の家はその時に建てられた家で
 す。

 まだ20代半ばの彼女達、これからも紆余曲折し困難に立ち向かってい
 かなければいけないと思います。でもさとみさん達や私の様に遠くか
 らでも見守ってくれる人がいると知っているだけでも、心の拠り所に
 なっているのではないでしょうか。

 では、さとみさんも娘さん家族のお手伝いでお忙しいとは思います
 が、どうかお身体にお気を付けて、日々お過ごし下さいね。

 チャリティーランチの皆さんにもどうぞよろしくお伝え下さい。

 渋谷朋子







2026年9月13日日曜日

21回映画談義とおやつの会        (オデッサファイル)

 参加者が6名

    今回参加者の人数は少なかったのですが、おやつを食べながらすぐ
 に話が始まって。時には映画の話題から外れたりしましたが、みん
 なで感想を言い合うのって、自分の気づかなかったことなども教え
 てもらったりして楽しいですね。

 今月の映画の話題は、1974年に公開されたフレデリック・フォーサイ
 ス原作の「オデッサファイル」です。監督はロナルド・ニーム、メイ
 ンキャストは、ジョン・ヴォイト。イギリス・西ドイツ制作のサスペ
 ンス映画です。


 映画は1963年9月、イスラエルの砂漠で行われる機甲部隊の演習シー
 ンから幕を開けます。
 同じ年の11月22日、ハンブルグでフリーランスの記者として働くピー
 ター・ミラーは、ケネディ暗殺のニュースを聞く為、車を路肩に停め
 た時、側を通り過ぎた救急車を見て追跡。救急車は身寄りのないまま
 自殺した老人の遺体を収容。ピーターはブラント刑事補からその老人
 の日記を入手し、この老人サロモン・タウパーが、ホロコーストを生
 き延びたユダヤ人であることを知るのです。
 彼が遺した日記には戦時中ラトビアのリガにあったナチ収容所で自分
 が見聞きした残虐な行為と、強制収容所の所長ロシュマンが犯したあ
 らゆる罪状が列挙されており、その中には終戦間際に逃亡を図るため
 国防軍の勲章受賞将校を殺害した事件も含まれていました。


 このロッシュマンは実在の人物なんです。リガにあったカイザーヴァ
 ルト強制収容所の歴代所長の一人で、3000人以上のユダヤ人を殺害し
 「リガの屠殺人」と呼ばれていたそう。1977年8月アルゼンチンから
 パラグアイに逃亡する最中、船の中で心臓発作で死亡。
 この映画が公開された時は、まだ生存していて、この映画の公開
 で、彼に対する捜索がより厳しくなったみたいです。


 ロシュマンを追跡、摘発しようと決意したピーターは、まず老人の友
 人を探し出し、彼から「オデッサ」と言う元ナチスの逃亡支援組織の
 存在を知らされます。「オデッサ」とは、残虐の限りを尽くした元ナ
 チSS隊員で作った組織で、仲間を助ける為に様々な活動をしている秘
 密組織でした。
 「オデッサ」と言う秘密組織を調べる為、警察署の資料室に行ったピ
 ーターは検事に呼び止められる。話している最中検事にかかってきた
 電話の内容と検事の机に乗っている封筒を見て、警察内部の一部にも
 「オデッサ」の手が伸びていることを知り、検事が電話で招待されて
 いた「ジークフリート師団」なる元SS隊員らの戦友会に、彼も出席す
 るのでした。

 西ドイツは敗戦後、ナチ党員だった人物の公職追放など、社会の「非
 ナチ化」を進めていたのですが、時間が経つにつれその機運も消え、
 元ナチ党員やシンパが再雇用されだした結果、1963年頃まで司法界や
 警察にもその関係者が多かったそうです。


 数日後、調査を続けていたピーターが恋人のジギーと地下鉄に乗ろう
 とした時、突然背後から何者かに突き落とされ、間一髪で命拾い。
 こんな危険な目に遭っても彼は調査をやめず......


 著名なナチス・ハンターであるサイモン・ヴィーゼンタールに会いに
 行き、「オデッサ」について質問すると、サイモンは、それはナセル
 政権下のエジプトの為にミサイル誘導システムを開発している、元隊
 員による秘密組織だと言うのです。そしてハンブルグ警察の大部分が
 オデッサの構成員であり、決して信用してはならないとピーターに警
 告。ロシュマンの写真も見せてくれるのです。

 実際に戦後、ナセル政権下のエジプトで、元ドイツ軍や戦時中の元ナ
 チ関係者を含むドイツ技術者が、ミサイル開発に協力していたそうで
 す。
 

     上の写真のサイモン・ヴィーゼンタールも実在の人物で、彼自身もユ
     ダヤ人でホロコーストの生還者なのです。戦後彼は、ホロコーストの
     加害者を忘れさせない活動を続け、ナチ・ハンターと呼ばれていたそ
     うで、アイヒマンに関する情報提供もしています。


     ピーターはサイモンの所から帰る途中、イスラエルの諜報機関モサド
     に捕まりますが、ピーターが「オデッサ」を追跡しているのを知り、
     モサドは彼に協力することに。モサドの協力を得てピーターは、元ナ
     チ隊員のコルプと言う男になりすまし、「オデッサ」に接近。
     

     「オデッサ」の内部組織に滑り込み、最初の試練を乗り越えた後、
     「オデッサ」の為に働く偽造屋から偽造パスポートを入手するように
     命じられ、バイロイトへ。列車を待つ間、彼は不用意にも恋人のシギ
     に電話をかけ、無事を伝えてしまう。安全だと判断した彼は列車に乗
     り込みますが、「オデッサ」にピーターが電話をかけたという報告が
     入り、彼が偽の身分を使っていることが露見。暗殺者を差し向けられ
     るのです。


     ピーターは母親と暮らす偽造屋のクラウスと会い、至急パスポートを
     作ってくれるよう依頼しましたが、パスポート用の写真を撮る為週末
     明けに来るように言われてしまう。深夜寝ていると突然クラウスから
     電話が入り、1時間以内に来るよう指示され、不審に思ったピーター
     は、警戒しながら屋敷に近づき、暗殺者を見つけ格闘の末彼を殺害。
     クラウスの金庫を調べて、「オデッサファイル」を発見します。
     そこにはクラウスが作成した全ての偽造身分証の詳細と、それ等の身
     分証を与えられた人物の正体が記されていました。


     ピーターはロシュマンが偽名を使って軍需工場のオーナーとして豪奢
     な生活を送っていることを突き止め,ロシュマンの邸宅に侵入。
     銃を突きつけてロシュマンと対峙。サロモン・タウバーの日記を突き
     つけると、ロシュマンは全てを否定し、ピーターが何者かに騙されて
     いると主張。そこでピーターは殺された国防軍将校の写真を見せ、彼
     が自分の父親であることを告げる。映画を見ていて、なぜ彼が命の危
     険を犯してまで、ロッシュマンを追うのか不思議でしたが、殺された
     将校が父親だと分かって納得です。
     ロシュマンと撃ち合いになり、最終的にはかって自分の父親を殺害し
     た将校を射殺してしまうのですが、ピーターは無罪放免となり、ロシ
     ュマンが関わっていた工場は、物語の終盤で「焼失した」と説明され
     て終わりです。

     「この映画は綿密な調査に基づいていて、かつて「オデッサ」と呼ば
     れた秘密結社が存在したのも事実である。」とフレデリック・フォー
     サイスは、映画の冒頭で述べていますが.... 1963年頃のドイツにナチ
     関係者を公然と守る正式な大組織があったとするのは難しいようで
     す。でも組織的な逃亡ネットワークや個別の支援者は実際に存在して
     いたんです。逃亡を助けた国として、アルゼンチン、パラグアイ、ブ
     ラジル、スペイン、イタリアなどが代表的だし、カソリックの聖職者
     ネットワークや各国の情報機関も関わっていたと言うから、びっくり
     です。

     この映画、史実っぽさのある政治スリラーとして面白かったし、調
     査、潜入、追跡の緊張感が良かったし、考えさせられる映画だったと
     言うのがみんなの感想でした。
     


    2026年9月12日土曜日

    Polish Festival  146回トランスリンクの旅

     North Vancouver の Shipyard で開かれた、Polish Festival に行って来
     ました。今回は日本から遊びに来ている、悦子さんと摩耶さんの妹さ
     んのちえちゃん、世界一周の旅の途中でバンクーバーに来ているとい
     う、摩耶さんの従兄弟夫婦のコウちゃんとみずえさんも参加して下さ
     ったので、総勢10名の賑やかな旅となりました。

     10:45  Brighouse リッチモンド組集合
     10:51  Canada Line 乗車
     11;18  Waterfront  到着
     11:20  Seabus 改札口 全員集合
     11:31  SeaBus  乗船
     11:43  Lonsdale Quay 下船
     今回は初対面同士が多かったのですが、船の中でもう皆さんすっかり
     打ち解けて、会話も弾んでいるようでした。


     North Vancouver に到着。レストランの予約まで時間があるというの
     で、雅子さんに案内してもらってShipyard の周辺を散策。


     最初に行ったのが、この石像が立っている所。この石像は、韓国・仁
     川から寄贈された、済州島の象徴的な石像で、トルハルバン(石のお
     爺さんという意味)と呼ばれているんですって。済州島ではこの「石
     のお爺さん」を古くから村や町の入り口に、魔除けや守護像として置
     いているそうです。またこの「石のお爺さん」には鼻を触ると男の子
     が、耳を触ると女の子が授かるというご利益もあるのだとか。韓国で
     は男の子を欲しがる人が多くて、「石のお爺さん」の鼻は削られた
     り、触られ過ぎて低くなっているそうですよ(笑)


     次に見に行ったのが上の写真の「Trans Canada Trail Pavilion 」です。
     Pavilion には地元の先住民族である「スクワミッシュ族」のアーティ
     スト、ダレン・イェルトンによって彫刻された歓迎の彫刻が設置され
     ていて。このモニュメントは、世界最長級のネットワークを誇るトラ
     ンス・カナダ・トレイル(大横断トレイル)」のNorth Vancouverにお
     ける象徴的なスポットになっているそうです。
     「モスキート・クリーク・マリーナ」にこんなカラフルなフローティ
     ングホームが。背後に広がっている山々がとても綺麗でした。


    そろそろレストランの予約時間なのでshipyardへ。
     ランチはウクライナレストラン「コザック」
     このトランスリンクの旅で、ウクライナ料理を食べるのは初めて。

     店内もなかなか素敵でした。
     私たちが注文したのは典型的なウクライナ料理。キャベツロールはキ
     ャベツが本当に柔らかくて、口の中で溶けるようだったし、ピエロギ
     もソーセージもみんな美味しかった!それにサービスも良かったで
     す。


     レストランの男子トイレの便器にプーチンの写真が......

     食事が終わって、フェスティバルが行われている会場に行くと、もう
     ダンスが始まっていました。
     食料品を売っているテントが沢山出ていて、ポーランドの特産品がい
     っぱい!この中で2ドルという安値で出ていた、ちょっと珍しい保存
     食、マスタードソース漬けのきゅうりの瓶詰めを買って来ました。
     試食してみたら、普通の酢漬けより少し甘めで、酸味は柔らかく、マ
     スタードのコクがあり美味しかったので。
     中にジャム(ローズヒップやプラム)やクリームの入ったドーナツの
     「ポンチュキ」や「ブウカ・ズ・クルションカ」など、ポーランドの
     伝統的な菓子パンが売られていました。みんな美味しそうでしょ?
     値段が結構高くて、買いそびれちゃったけど......やっぱり1つずつ買っ
     て味見すれば良かったなーとちょっぴり後悔(涙)

     最後はみんなでのんびりティータイム。

     帰りの船で。着いたところでお別れです。

     今回の旅も天気に恵まれ、美味しいものを食べ、異国の文化にもちょ
     っと触れ、新しい友達とも楽しい話に花が咲いた充実した1日となり
     ました。

     こうちゃんとみずえさんの旅はまだまだ続くそうです。
     お元気で楽しい旅行を続けてください。そしてまた来年私たちの旅に
     参加してくださいね。
     ちえちゃんと悦子さんもまた来年待っていますよ。