2022年4月11日月曜日

Sakura Days Japan Fair            83回トランスリンクの旅

     遂にコロナに対する規制が撤廃(これもいつまで続くか?)!
     それっ〜とばかり4ヶ月ぶりにトランスリンクの旅を再開しました。
     今回の旅はVanDusen Garden の桜祭りです。

     参加者はミツコさん、幸子さん、悦子さん、佳子さん、
     明美さん、私の6人。
     Richmond 組はBrighouse Station で集合。
     Canada Line に乗ったのは良いのですが、久しぶりの出会いに話が弾み、
     幸子さんが「次はKing Edward じゃない?」
     と言うまでお喋りに夢中で誰も駅名なんか見ていなくて。
     4人もいて一駅乗り過ごしてしまいました。
     それに失敗はこれだけではありませんでした。

     West Van 組とは10時半頃待ち合わせなので余裕を持って、
     41st. をVanDusen Garden に向かって歩いているつもりが、、、
     「この方向で良いの?」「山が曇ってて見えないから分からない」
     等という声が出てきて、心配になってGoogle Map で確認したら、
     なんと私たちは反対方向に向かって歩いていたのです。
     なんとも緊張感に欠けた旅の始まりでした。


     それでもなんとか無事にVanDusen に到着。
     West Van からの2人にも無事会えました。


     建物の中に入ると日本のお祭りらしく生花の展示が。


     でも何も見ずにまずはカフェテリアに直行!
     ここでちょっと英気を養ってから、、


     お庭の方へ。桜がちょうど満開でした。


     石楠花やキングサリにはちょっと時期が早かったですが、
     春らしく可愛い花がいっぱいで、庭を散策するだけで楽しかったです。
     広場には屋台やフードトラック等が沢山出ていて
     長い行列が出来ていたり、、
     お点前や色々なパフォーマンスが見られるようになっていて
     お祭りの雰囲気が盛り上がっていました。


     私たちが楽しんだのは沖縄の音楽と


     正美さんの踊り!


     それに明美さんが出演している「さくらシンガーズ」のコーラスです。
     こんないでたちの若者たちも。

     ランチは節子さんの息子さんがやっている「心ラーメン」へ。
      住所は5695 Victoria Drive です。
     VanDusen からはOak と41Ave からバス#41に乗ってVictoria で下車。

     VanDusen からバス停まで歩いて行く途中
     急に雨と霰が降って来たのには驚きました。
     でもVictoria に着いた時は青空!全く変な天気でした。


     1時半過ぎレストランに到着。
     ここのお店のレイアウトはしほこさんがしたそうです。


     寒かったこともあってラーメンは最高のチョイスでした。
     スープはコクがあってとても美味しく、入っていたチキンは
     こんなに大きいのが2つもっと驚くほど。
     全部食べきれないほどでした。
     
     事前に節子さんが息子さんに連絡を入れておいて下さったので、
     デザートにパンナコッタをサービスしてくださって。
     それがあまりにも美味しいので、
     もう一つオーダーしたかったくらいです。


     「また来たいわね。」と言うのが皆んなの感想。
     節子さん、そしてオーナーの息子さん、ありがとうございました。

     今回も色々ハプニングはありましたけど、おかげで12300歩も歩けたし、
     桜や沢山の花々、音楽や踊り、それに美味しい料理も味わえて満足、満足!
     とっても楽しい旅でした。


2022年4月10日日曜日

消える命、増える命、助かる命。

 

     忙しさに追われて、数日に一度しかチェックしない私用メールですが、
     その日は虫の知らせか隙間時間にふとチェックすると、
     「おばあちゃん入院」という件名の父からのメールが
     目に飛び込んで来ました。胸が重くなるのを感じながら開くと、
     103歳の年齢の割には健康に暮らしていた祖母が急に不調を訴え、
     救急車で病院に運ばれて入院しているとの事。
     数日間お祈りしていましたが、1週間ちょっと経った頃、
     今度はLINEで姉から「おばあちゃんが亡くなった」と連絡が。
     すぐに実家に電話をしたら、家族が集まっていて、
     亡くなるまでの経緯などを説明してくれて、
     亡くなった祖母の安らかな顔を見せてくれました。

     殆どのお友達が亡くなって、後年の趣味の長話電話も
     耳が遠くなって出来なくなりこの1-2年は寂しそうにしていたし、
     「老人ホームには入らずに実家から逝きたい」
     という本人の希望通りに終えられたので、
     おばあちゃんは心残りなく逝けたんじゃないかな・・・。

     そう思いながら、お友達の家に遊びに行っていたジュリアを迎えに行き、
     車に乗ったジュリアに訃報を伝えたらジュリアは
     「おばあちゃんが死んじゃった~」と号泣を始めました。
     ジュリアにとっては、人生初めて経験する身近な人の死。
     祖母は亡くなってしまいましたが、その明るさやさり気ない優しさや、
     私やジュリアを可愛がってくれた愛情や、
     50歳過ぎてテニスを始めながらもコツコツと続けて
     シニアテニスの日本のチャンピオンになっちゃう
     実は頑張り屋さんの所など、
     その夜、祖母の素敵な面の数々が走馬灯の様に頭に浮かんできました。
     そしたらジュリアがふと
     「おばあちゃん、亡くなっちゃったけど、
     何だかその後の方が近くにいるみたい」と
     正に私も感じていた事を言ったのでびっくり。
     体という柵から解放された後の魂は、実は自由に世界中を
     飛び回って近くで私達を見守っていてくれているのかも知れません…。


     皮肉にもその訃報の翌々日がジュリアの8歳のお誕生日でした。
     去年はコロナでお友達5人だけの静かなパーティーだったので、
     今年は20人招いて盛大に!という事で、
     例の如くママは頑張りましたよ。
     さすがに家で20人は無理なので、
     1週間前からレストランやケーキを予約して、
     招待状を作成して送って、パーティーグッズを買い出しして。


     で、いざパーティーの日は、ママ友達が早めに来て
     手伝ってくれたので、大助かり!
     それにジュリアも8歳になったからか責任感も増し、
     以前よりも率先して手伝ってくれたので、
     恐れていた程パニックにはならずに事を終えました。
     でもやっぱりパーティーの後はグッタリだったけどxxx。


     その後3月には、「死んだらどうしよう?」と思う事がありました。
     週末にジュリアとショッピングに行こうとして、
     車をショッピングセンターの対面に駐車して、
     歩行者の線に従い横断しようとしました。
     車が数台走って来るのが見えたので、それらが通るのを待っていたら、
     始めの車の運転手さんが(モザでは珍しく紳士的で)
     歩行者の我々を優先するべく車を止めてくれたので、
     二人で横断しようとした途端にその車が凄い勢いで
     クラクションを鳴らしたので、「何?」と振り返ったら
     目の前に別の車が急ブレーキで止まり、
     私は自分とジュリアを庇う姿勢で立ちすくみ、
     危機一髪ではねられずに済みました!
     どうやら、停まってくれた紳士的な車の後ろの車は
     我々が見えなかったらしく、停車してくれた車を追い越して
     加速しかけたので、紳士的な運転手が慌てて
     クラクションを鳴らしたので、私達も止まり
     追い越そうとした車も急停車したので、交通事故を免れた訳です…。
     助かった…。


     この他にも情勢不安定な北部への出張があったので、
     万が一に備え遺書らしき物を書いたりしたので、
     2・3月は命に関して考えさせられ時期でした。
     消える命、増える命、助かる命。
     だから与えられたプレゼントの様な今を大切に生きなきゃいけませんね。