2020年3月16日月曜日

♪クレモナの救急病院から静かなメッセージ♪ 朝日新聞の記事からの抜粋

     フィレンチェで医療通訳の仕事をしている
     奥村千穂さんは半年間の講習を受けて試験に合格し、
     昨年5月からボランティアの搬送スタッフとして
     救急車に乗っている。
     ボランティア活動が盛んなイタリアでは、
     災害救助など様々な分野で
     専門技術を身につけたボランティア無償で働いている。
     そんな奥村さんに出動の連絡が。

     その日何があったか彼女のブログから。
    
 フィレンツェで医療通訳者の仕事をしている奥村千穂さん(48)は、半年間の講習を受けて試験に合格し、昨年5月からボランティアの搬送スタッフとして救急車に乗っている。ボランティア活動が盛んなイタリアでは、災害救助など様々な分野で専門技能を身につけたボランティアが、無償で働いている。
フィレンツェで医療通訳者の仕事をしている奥村千穂さん(48)は、半年間の講習を受けて試験に合格し、昨年5月からボランティアの搬送スタッフとして救急車に乗っている。ボランティア活動が盛んなイタリアでは、災害救助など様々な分野で専門技能を身につけたボランティアが、無償で働いている
フィレンツェで医療通訳者の仕事をしている奥村千穂さん(48)は、半年間の講習を受けて試験に合格し、昨年5月からボランティアの搬送スタッフとして救急車に乗っている。ボランティア活動が盛んなイタリアでは、災害救助など様々な分野で専門技能を身につけたボランティアが、無償で働いている。     
フィレンツェで医療通訳者の仕事をしている奥村千穂さん(48)は、半年間の講習を受けて試験に合格し、昨年5月からボランティアの搬送スタッフとして救急車に乗っている。ボランティア活動が盛んなイタリアでは、災害救助など様々な分野で専門技能を身につけたボランティアが、無償で働いてい
クレモナの救急病院から静かなメッセージ_f0106597_02505438.jpg

     
     昨日はパンとピザを焼くために、
     10キロの生地を仕込んでいました。
     昼 過ぎに、救急センターから電話があり、
     「今日、多分搬送の要請があると思うんだけど行ける?」
     と言われ、生地でベトベトの手でオッケーと返事。
     まあ、正式 に出動命令が出るまで時間がかかるし、
     重症患者のケースばかりなので、
     本当に搬送できるかはギリギリにならないと分かりません。
     前回みたいにセンターに 行って何時間も待つのは嫌なので、
     「そしたら決まったら電話してね。
     着替えて30分で行くから」と伝えておきました。
     夕方まで連絡がないから、
     きっと今日はないんだなって思いながら
     呑気にラーラと森を散歩をしてたら、
     携帯が鳴り、出動要請が入る!
     10キロのパン生地はアントネッロに任せて(涙)、センターへ。

     ドライバーはベテランのRさん。
     経験豊かでエボラ出血熱の時の
     感染症搬送トレーニングの経験もあるので、
     とっても頼りになる相棒です。

     今 回のミッションはフィレンツェ周辺の
     センターから集まった3台の救急車で、
     ロンバルディア州クレモナの救急病院へ行き、
     そこから2台はトリエステへ、
     私た ちの一台はピエモンテ州クーネオの病院へ、
     合計3人の患者さんを運ぶというもの。
     医師2人、ドライバー3人、救急隊員3人、
     看護師3人の合計11人のチー ムです。

     私たちの救急車には、ドライバーと私の他に、
     ドクターと看護師が乗り込みました。
     行 きは相変わらず皆ユルい(笑)。
     オヤツを買い込み、ステレオで音楽を鳴らしながら、
     もぐもぐタイム。
     今回のドクターが最高に面白い人で、
     サービスエリアで バナナを一房買って、
     皆に配りまくり、食べ終わったら
     「明日、僕、朝番だからね。
     病院に着いたら起こして」って言って、
     患者さんのストレッチャーで横に なってグースカ寝る
     (患者かっ?!)。かなりのツワモノ。


クレモナの救急病院から静かなメッセージ_f0106597_02520484.jpg

     最後のサービスエリアでコーヒー&トイレ休憩。
     この後は、搬送が完全に終わるまで防護服を着ているので、
     5〜6時間トイレも食事も出来ません。
     サービスエリ アでは、巡回の警官がいるのみ。
     「この辺りでは、もう死ぬ人は皆死んでしまった。
     今怖いのは、地域の中での感染じゃなくて、
     外から来る人が再びウイルスを 持ってくることだよ」
     って複雑な顔で言っていました。
     皆、少しずつ表情が厳しくなってくる。
     警官は親切に病院まで私たちを先導してくれました。

     病 院に着いたら、救急車の中で着替え。
     今回は全員陽性患者なので、完全防備で挑みます。
     手袋3枚、つま先までのフードつき防護服、
     ゴーグル、感染症指定のマ スク。
     足首と袖はテープで固定。
     なぜ手袋を3枚にするのかは、
     実際にやってみて後でわかったのですが、
     患者さんを触るたびに、一番上の手袋を捨てて、
     消毒 液で手を消毒し、新しい手袋をつけるから。
     ゴーグルをしていると6時間後には
     パンダみたいに目の周りに跡がくっきりつきます(涙)。
     防護服はかなり暑いの で、
     下はTシャツ1枚。慣れると結構動ける。

     迎えに来てくれた病院の看護師が
     集中治療室に案内して くれる時、
     病院の現状を話してくれました。
     20床程の集中治療室は
     全てコロナ陽性の患者で埋まっています。
     皆、男女20代から50代の比較的若い人ばか り。
     更に20人の自発呼吸が出来る患者が酸素吸入を受けています。
     ネットやテレビのニュースで報じられている通り、
     60代以上の呼吸不全の人に付ける人工 呼吸器が
     足りていないのです。
     今出来ることは、他の重症患者のために、
     動かせる状態の患者を
     まだベッド数に空きがある別の病院に動かすこと。
     一人運ぶと、 その人だけでなく、
     もう一人の命を救う事になります。

     動かせる状態といっても、自発呼吸ができず、
      口から挿入した管を通じて肺に直接酸素を送り込む
     人工呼吸器をつけているので、
     薬で敢えて鎮静されていて意識がない患者ばかりです。
     日本のニュースでイタ リアの病院の様子が
     報道されているようですが、
     地獄とか戦場とか言われているかもしれません
     (日本のワイドショーはそういう
     センセーショナルな言葉を選び ますよね)。
     実際のクレモナの病院の集中治療室は
     静かな戦場という言葉が合っていると思います。
     その中で、医療スタッフが懸命に
     救える命を救おうとしてい ます。
     定年退職をしたドクター、
     別の地域の看護師も応援に来ているそうです。
     彼らに対してのリスペクトの為にも、
     私は不安を煽るようなスキャンダラスな情報に
     寄ってたかる事はしたくないと思います。

     搬送中、救急車の中では、
     モニターでバイタルサインをチェックしながら、
     投与薬の量を調整します。
     4時間の移動中、
     陽性患者と同じ空間の中に居て大丈夫なの?
     と思われるかもしれません。
     実際には、経口挿管タイプの人工呼吸器の場合、
     鎮静剤を投与され、患 者は完全に眠っているので、
     咳やくしゃみをしたり、話したりする事がありません。
     勿論、一回、患者に触れたら、
     毎回消毒をして手袋を付け替えるなど、
     最大の感染予防は行なっていて、
     事故感染の危険性はかなり低いです。

     搬送先のクーネオの病院は
     コロナ陽 性患者の受け入れにとても慣れていて、
     専用の出入り口、エレベーター、廊下があります。
     彼らだって、ベッド数に限りがあるはずなのに、
     搬送患者を受け入れ られる時は受け入れる。
     私が実際に見た限り、イタリアの医療現場では、
     華々しいエピソードや、地獄絵みたいなものはありません。
     静かに、皆ができることを 淡々とこなしています。

     クレモナの病院の静かな夜の集中治療室で見た光景は、
     イメージしていたもの とは違いました。
     一般的には重症化するのは
     既往症がある高齢者だと言われていますが、
     ここで戦っている人たちは、
     もともと既往症があったのではなく、
     健康 だった人ばかりです。
     病院のベッドで病気と戦っている彼らの顔が
     私の家族や知人たちの顔と重なり、
     この病気を何とかして抑えこまなくては、
     この状況を他の 街で起こさせてはいけないと思うのです。
     だからこそ、イタリア中で行われている
     封鎖政策をしっかり守って、それぞれが感染しない、
     うつさないようにように する事、
     出来るだけ感染のピークが一気に来ないように、
     数を抑えることを目指さなくてはいけないのです。

     コロナについてはネットで沢山の情報が流れていて、
     何を信じて良いのかわからないし、
     自分は何をしたら良いのかわからないかもしれません。
     風邪をひいたり熱があったら出歩かない、
     移動制限がある地域では、きちんとルールを守る、
     手洗いをしっかりする・・・
     こうしたことを皆が守れば、
     きっと中国で起こっているように、
     いつかは感染が終息することでしょう。
     それまで一緒に頑張りましょう。

2020年3月14日土曜日

コロナに続くもう一つの危機――        アフリカからのバッタ巨大群襲来 六辻彰二


     ケニアの牧場でバッタの大群を追い払おうとしている男性(2020.2.22)
     (写真:ロイター/アフ

      東アフリカで大発生したバッタの大群が、
     海を越えて中東、さらに中国やインドに迫っている。
     国連の食糧農業機関はその大発生の規模を
     「70年に一度」のものとも表現している。
     これによって懸念される食糧不足は
     人道危機であるばかりか
     新型コロナの影響を受ける 日本のサプライチェーンを
     さらに揺さぶりかねない。
  
     新型コロナに揺れるアジア諸国に
     もう一つの危機が迫っている。
     アフリカから飛来し、各地で農産物を
     食い荒らしてきたバッタの大群が、
     中国西部にまで接近しているのだ。

     コロナ蔓延に続くバッタ

      中国政府は3月1日地方政府に
     バッタの来襲に備えるよう通達した。
     それに先立って、2月末から西隣りのパキスタンにも、
     バッタの大群による農作物などへの蝗害(こうがい)を
     防ぐための専門家チームを派遣している。
     パキスタンは中国の「一帯一路」構想にとって最重要拠点の一つだ。
     その意味で、この支援は不思議でない。
     しかし、いうまでもなく中国政府は新型コロナ対応に追われている。
     その中国を突き動かすバッタの大群とは、どのようなものか。





     一口にいえば、このバッタの大群は東アフリカで大発生し、
     アジアにまで飛んできたものだ。
     このバッタは乾燥地帯に暮らすサバクトビバッタで、
     基本的に日本にはいない種類のものだ。
     より詳しくは昆虫学者に譲るが、
     生息環境の変化 などに応じて
     サバクトビバッタの外見や行動パターンには変化が生まれ、
     集団で行動するようになると、
     風に乗って1日に100〜200キロも移動しながら、
      行く先々で穀物や果物を食い荒らす。
     1平方キロメートルに集まるサイズの比較的小さな群でも
     1日あたりで人間3万5000人とほぼ同じ量を食べるといわれる。

     70年に一度の危機

      その大発生は、新型コロナとほぼ時を同じくして始まった。
     新型コロナが問題になり始めていた2月2日、
     東アフリカのソマリア政府はバッタの大量発生で
     食糧危機が発生しつつあると緊急事態を宣言。
     これと前後して、バッタの被害は東アフリカ一帯に広がり、
     国連の食糧農業機関(FAO)
     ソマリアでは25年、隣国ケニアでは
     70年に一度の危機として緊急事態を宣言した。

(出所)FAOウエブサイト

     その後、バッタの大群は紅海を越えてアラビア半島に至り、
     さらにペルシア湾を超えてアジアにまで飛来するようになった。
     3月6日の段階で、FAOは東アフリカ8カ国、中東5カ国、
     南アジア2カ国(アフガニスタン、パキスタン)
     で新たな群を確認している。
     このうち、パキスタンの北東には
     中国の新疆ウイグル自治区がある。
     つまり、バッタの大群は西からの風に乗って
     中国にも押し寄せる可能性がある。
     先述の中国のパキスタンに対する支援は、
     単に外交的な関係に基づくものではなく、
     いわば自己防衛のための水際対策でもあるのだ。

    スーパーコンピューターを用いた駆除


     サバクトビバッタはこれまでにもしばしば大発生してきたが、
     今回の場合、昨年末に東アフリカ一帯で
     雨量が多かったことが原因とみられている。
 
     サバクトビバッタは雨量が多いと大量に発生しやすい

     ところで、東アフリカではサバクトビバッタの産卵シーズンだった
     昨年10月から11月にかけて、降雨量が例年の約3倍に達したといわれる。
     これが地球温暖化の影響によるものかは、いまも科学者が研究中だ

     ともあれ、この大雨がサバクトビバッタの
     大発生を促したとみられるのだが、
     これに対して各国も無策というわけではない。
     イギリスの支援で設立された
     アフリカ天候気象情報センターではスーパーコンピューター
     用いてバッタの行動範囲などを計算し、この情報に基づいて、
     時に軍隊まで動員しながら、
     アフリカ各国は効率的な駆除を試みている。

    新型コロナに手を貸されるバッタ

      しかし、それでもバッタの大群は各地に飛散し続けており、
     それは大きな被害をもたらし得る。
     2003年から2005年にかけても、アフリカや中東の20カ国以上で
     サバクトビバッタによる蝗害が広がった。
     この時のFAOの報告書によると、
     対策のためにかかった経費は総額4億ドルを上回り、
     西アフリカ6カ国だけで838万人が食糧不足などの影響を受けた。
     今回、FAOは各国に約1億3800万ドルの資金協力を呼びかけている。
     少なくとも現状で金額だけ比べると、15年前より規模は小さい。



     しかし、今回の場合、タイミングが悪すぎる。
     ただでさえアフリカの問題は各国の関心を集めにくいが、
     新型コロナで各国の景気は冷え込んでいる。
     そのため、寄せられた支援は3月3日段階で5200万ドルにとどまる。

     つまり、前回より各国の手が回らない状況は、
     バッタの大群にとって勢力を広げやすくする要因になる
     いわば新型コロナがバッタに手を貸しているともいえる。
     対応が間に合わなければ、その影響は各方面におよぶ。
     アフリカから中東にかけてはテロが横行し、
     紛争の火の手が各地であがっているが、
     食料不足による社会の混乱はこれに拍車をかけかねない。

       アジアに迫る影
     
     そのうえ、今回はアジアも無縁ではない。
     2003〜2005年の場合、最終的には
     サウジアラビアなどアラビア半島でも
     サバクトビバッタの来襲は確認されたが、
     それまでに1年以上の月日を費やした。
     発生したのが西アフリカで、
     中東に達するまで距離と時間がかかったからだ。
     しかし、今回は東アフリカが発生源のため、
     15年前より早くアラビア半島を通過し、
     すでにアジアにその影をみせ始めている。
     アフリカと比べても人口過密なアジアでバッタが農作物を奪えば、
     食糧危機が発生するリスクはさらに高い。
     そのため、例えばパキスタンと隣接するインドでは、
     政府がドローンや殺虫剤などの調達を強化している
     また、インドはもともとパキスタンとの間
     でカシミール地方の領有を巡って緊張が高まっていたが、
     バッタの来襲を受け、協力に向けた協議を進めている





     気候などの問題から、サバクトビバッタが日本にまで
     飛来してくる可能性は限りなく低いかもしれない。

     しかし、今回の大発生は人道危機であるだけでなく、
     日本にも直接かかわり得る。
     アジアは中東やアフリカと比べて
     日本経済により緊密に結び ついており、
     この地域で生産が滞れば、ただでさえ新型コロナで
     ダメージを受けている日本のサプライチェーンは
     今よりさらに停滞しかねない。

     旧約聖書には、神の怒りに触れた古代エジプトで、
     病気の蔓延やバッタの大発生といった災禍が
     相次いだという記述がある(出エジプト記)。
     これを踏まえて、欧米メディアのなかには「世界の終わり
     といったセンセーショナルな見出しを煽るものさえある。
     筆者はそこまで信心深くはない。
     しかし、バッタの来襲で食糧事情が悪化すれば、
     新型コロナですでに高まっていた国家間の緊張が
     さらに高まることは想像に難くない。
     少なくとも、バッタが日本にまで来なければ無関係、
     といえないことは確かなのである。

2020年3月11日水曜日

マプト生活の滑り出しは? 朋子さんのブログから



     マプト生活も早一カ月。
     「早」と言いつつ、山あり谷ありでした。
     仕事面では教育省側も旧知の 面子が揃っているお陰もあり、
     まあ順調な滑り出しですが、
     一方私生活では予期せぬ(?)難題が。

     離任前と赴任直後の無理がたたってか、
     2月は体調を大幅に 崩してしまいました。
     ニジェール離任前の一分一秒でも惜しい中、
     大急ぎで昼食を食べた際にちゃんと噛まずに
     飲み込んだ物が喉につかえて、
     それ以来痛みを伴 う嚥下障害が始まりました。
     初めは「何だか最近食べ物が飲み込みづらくなったな~。
     とうとう老化現象の始まりか…」程度に思っていたら、
     モザに赴任して1 週間後に痛みが激化し熱と頭痛も始まり、
     週末はずっと寝込んで過ごしました。

     そこで月曜にマプトで
     一番施設が整っている総合病院に行ったら、
     数日かけて内 視鏡、レントゲン、血液検査を受けて、
     金曜に「異物がつかえた事による急性咽頭炎」と判断され、
     抗生物質を処方されました。
     それを飲み始めたら、喉の痛みは数日で収まったのですが、
     今度は頭が割れる程痛みがひどくなり、
     不調続きでとうとう中学生時の体重を切り、
     我ながら心配に…。

     そこで、藁もすがる気持ちで
     職場近くのクリニックに行きました。
     すると、血液検査の結果では炎症は引いていましたが、
     恐らく多忙で免疫が下がってい る矢先に
     急性炎症を起こしたので、
     体が過反応しているのではないかと言う事で、
     今度は抗炎症薬を処方されました。
     半信半疑で飲み始めたら、数日で頭痛も消 沈し、
     3月に入って漸く痛みや不調がない生活を始められました!
     あ~、健康でいられるだけで幸せなんだよな~♪
     と現在幸福感を満喫中で~す。

     ちなみに私が 不調で寝込んでいる間、
     ジュリアが甲斐甲斐しく(何故か)おやつを
     ベッドに持って来てくれたりしましたが、
     例の如くその後「昨日ママの看病したんだから、
      今日はプレゼント買ってね!」と現金な所は相変わらず(-_-
     一体どうしたらこの子に見返りを求めない
     真の優しさを教えられるのかしら…。
     でも私が痛みと熱で寝込んでいる時は
     さすがに危機を感じたらしく、
     「ママがい なくなっちゃいそうで、ジュリアこわい…」
     と目をウルウルさせて言うので、
     「大丈夫、ママはいなくならずに
     ジュリアが大人になる迄一緒にいるって約束する から。」
     と指切りしながら、
     この子の為にも一刻も早く完治して
     長生きしなきゃ、と決意(?)を新たにしたのでした。

     そんなこんなで、ようやく体調が回復したので、
     先週末早速愛しの孤児院へ行って来ました~!


     当時から仲良しだった完全孤児の女児5人は
     今はもう15 歳前後!
     以前はジュリア位だった背も
     今じゃ私と同じか私以上になっていて、
     年月の流れを感じました。
     皆、私を見た途端、「トモコおばさん!!」
     と嬉しそう に駆け寄って飛び付いて来てくれましたが、
     数分間で飽きられ((-_- ;))それぞれ他の事を始めたので、
     ちょっと物寂しさを感じつつ、
     「そうだよな、 きっと彼女達にとっては、
     私も人生の通過人に過ぎないんだろうな~」と思いました。
     こうなったら、彼女達との信頼関係を
     一から築き直さなきゃです。
     ちなみ に完全孤児の男児達は
     男子生徒の為の全寮制の施設に移っていたので、
     今回は再会できませんでした。

     一方、体調が回復した途端に私生活も充実し始め、
     ジュリアのバレエ・クラスを見学に行ったり、


     ジュリア人生初・映画館で映画鑑賞したり、
     エクアトリ アル・ギニア人の隣人の家にお招き頂いたり、
     なかなかいい感じ♪
6才になったジュリアちゃん


     ちなみに回復前にジュリアの誕生日が到来したので、
     不調の体に鞭打ってジュリアのクラスメートを招いて
     お誕生日会を開催した所、
     そこで多くのママ・パパ友 ができて収獲大!
     あ~、無理して頑張った甲斐あったわ~。

     今世間ではコロナ不安が漂っていますが、
     皆様どうかお元気でお過ごし下さい。

2020年3月8日日曜日

☆332回 スペイン(バスク)料理☆

参加者5名

     バスク地方はスペインとフランスの国境にまたがる
     ピレネー山脈の西側の国境沿いにあります。
     

     この地方には険しい山岳地帯と

ピレネ山脈

     美しい海岸線と

サン・セバスチャン

     独特の言語や文化、歴史があります。
     そのうえ北部バスク地方のサン ・セバスチャンは
     「美食の街」として世界的に有名です。


     今月はそのバスク地方の料理に挑戦。
     と言っても豪華なレストラン料理ではなく
     家庭料理ですけど 。
     

     メニューは
     鶏肉とパブリカのトマト煮
     人参とオレンジのサラダ
     バタタスアリオリ

     初めての料理なので
     アリオリソースが上手く出来なかったり、
     ちょとした失敗がありましたが、
     皆さんに美味しいと言われてホッとしました。

     今回日本から参加してくださる予定だった富美子さんが
     コロナウイルスのため来られなくなったり、
     マイケルに急に仕事が入ったり、
     10月の後半から体調を崩されていたテイさんが、
     参加出来ることになって喜んでいたのに、
     間際になってまた体調を崩されたり…
     で参加者の人数が減ってしまいましたが、
     旅行の失敗談などの話で盛り上がり、
     いつものように楽しいランチでした。
     
     テイさんが1日も早く回復されて
     またお元気な姿を見せてくださる日が待ち遠しいです。

     デザート

     

2020年3月1日日曜日

☆3月のチャリティーランチ、              トランスリンクの旅その他の予定☆


     武漢で発生したコロナウイルスは
     今や50ヶ国以上に感染が広がり、
     イタリアの観光都市ベネチアや韓国に
     感染者が急増しています。
     カナダの感染者は今のところ20人だそう。


     初期症状は発熱が多く、その後に空咳が続き、
     1週間後に息切れがするようなケースが多いとあります。
     鼻水やくしゃみの 症状はめったに出ないそう。
     でも重篤になる場合、感染から肺炎、
     重症急性呼吸器症候群、腎不全などを発症し、
     死に至る場合もあるそうです。
     
     感染リスクを下げるには
     1、石鹸と水、あるいは消毒用アルコールで手を洗浄する。
     2、咳やくしゃみをする場合は鼻と口を
       ティッシュや肘の内側で 覆う。
     3、風邪やインフルエンザのような症状を示す人との
       濃厚接触をさける。
     4、肉や卵を十分に加熱する。
     5、野生動物や家畜との無防備な接触を避ける。


     3月の予定
 
     ☆チャリティーランチ
     8日(日)、29日(日)

      ☆トランスリンクの旅
     未定
    
     ◉以下の予定はコロナウイルスのため
     全部キャンセルとなりました。
 
     ☆カーリング
     3月22日日) 10時から
 
     ☆アクセサリー教室
     3月27日(金)
     
     ☆英語クラス
     3月13日(金)1時から