2024年3月25日月曜日

Queen Elizabeth Park に桜を見に       108回トランスリンクの旅

   「3月の旅はQueen Elizabeth Park にしましょうよ」
   というミツコさんの提案で、今月の旅がスタート。
   
   参加者11名。
     9:55 Richmond の人はBrighouse で集合
   10:17 CanadaLine のKing Edward Station でミツコさんと合流
   10:24 Bay 4 Bus#33 
   10:28 E33 Ave @ Main 下車
   10:30 Bon Cafe でマサさん夫婦と待ち合わせ。

   前日まで雨がちの日が続いていたのに、当日は素晴らしい天気!
   予定していたレストラン(Bon Cafe) がクローズでショックでしたが、
   みんなそんなこと気にせずすぐ別のレストランを探し歩いてくれて、
   とても助かりました。
   

   見つけたのが同じベトナム料理のお店「Ivy’s Kichen Vietnamese Restaurant 」
   住所は4598 Main st.Vancouver 


   すぐに11人一緒の席を作ってくれて、なかなか感じの良いレストランだなーっ
   て思っていたら、何とこのお店のオーナー、幸子さんやミツコさん達とガイドで
   一緒に働いていた時、仕事で良く行ったレストランのウエイターさんでした。
   彼は幸子さんが全然変わっていないので分かったみたい。
   残念ながら私たちは覚えていませんでしたけど(汗)
   たまたま入ったお店が知り合いのお店だったなんて、ちょっと嬉しい偶然でした。


   お料理も美味しかったし、お値段も安い割に量が多くて食べきれないほど。
   このお店で正解だったかも。


   お腹もいっぱいになったところで、これからQueen Elizabeth Park へ。
   
   この一帯はヨーロッパ人が入ってくる前は、原生林で鮭の産卵場もあり、熊や
   灰色オオカミ、ヘラジカが良く出没する場所だったそうで、Little Moutain と
   呼ばれていました。
   1870年代に入植してきたヨーロッパ人が動物を絶滅させ、原生林を全て伐採し、
   サーモンクリークを舗装。その舗装するのに使ったのが、このLittle Moutain の
   玄武岩です。その玄武岩を掘り出した跡を、時間をかけて緑豊かな花の咲く
   Sunken Gardenに変えて行ったんですね。1960年代に完成。

   この公園は52ヘクタール(東京ドームの約11個分)の広さがあり、
   テニスコート、Pitch and patt golf course や Lawn bowling などがあります。


   下から登ってくると、海抜125mもある小高い丘の上なので結構きつかったー!


   でもこの広場まで上がってくるとダウンタウンやNorth Shore の山々が一望!
   素晴らしい景色です。


    別名「不倫の像」と言われているこの彫刻。
   写真を写している人の像が2008年に盗まれ、後日Aldergrove の畑で見つかった
   そうですが、なんでこんな物を盗むのでしょうね?
   この彫刻は4人の像が揃って成り立っているのに。


     この彫刻の前で全員の記念写真と思ったのに、集まりが悪くてこんな写真
     となってしまいました。


   Sunken Garden の前で。


   玄武岩の採石場を美しい庭園にしたSunken Garden はまだ花が少なく、水仙と
   ヒヤシンスだけでした。


   レバノン杉。樹齢千年を超えるものもあると言われるこの木は、中近東一帯に
   自生し、古代エジプトやメソポタミアの時代から建築や造船に使われていたそう。
   長い間の伐採が祟り、レバノン杉の森は消滅。
   現在は1200本程度が残っているのだそうです。


   この貴重なレバノン杉はカナダ移民となったレバノン人からの贈り物です。


   目的の桜こんなに綺麗に咲いていました。
   これは第二次世界大戦前に日本から寄贈された桜だとばかり思っていましたが、
   調べてみたら、この公園の桜は1958年に日本の総領事が寄贈した物だそう。
   1930年代初頭に神戸と横浜の両市長から送られた桜500本は、Stanley Parkに
   主に植えられたとのこと。来年はStanley Park の桜を見に行きたいですね。
   

   桜を見終わった後は温室(Bloedel Conservatory )を見に行く人と行かな人   
   の2手に分かれました。    


   この温室では出来るだけ赤道に近い状態にしているので、今や絶滅の危機に
   瀕している生態系の多くを見ることが出来るそうです。
   100種類以上のカラフルな鳥達が自由に飛び回り(そんなに沢山の鳥がいる
   ならもっと注意してみれば良かったと反省)500種類以上の植物や花が
   咲き乱れていて、特に有名なのが陶製にして再現している
   ショクダイオオコンニャク(Corps Flower) です。


   この温室で2018年にショクダイオオコンニャクが開花した時の写真。
   来年この花の開花が見られるかもしれませんね。

   最後はいつものようにTea Time。


   近くに適当なお店がなかったので、Richmond のアバディーンセンターにある
   Hazukidoで。ここは色々な種類のクロワッサンがあるお店で、私はドリアン入り
   のクロワッサンを食べましたが、なかなか美味しかったです!
   でも値段が6ドルでちょっと高かすぎるのが難点!

   せっかくQueen Elizabeth Parkに行ったのに、Sunken Garden も降りず、
   2016年に設置されたVancouver Artist Bruce Voyce 作の「Love in the Rain」も
   見なかったのは残念でした。もっとゆっくり園内を見て歩けばよかったと反省。
   次回はもっとお花がいっぱい咲いている時期にゆっくり園内を散策したいです。
   
   今回は天気にも恵まれ、レストランも良い所が見つかり、桜の花も丁度良い
   八分咲きと幸運続き。私達には幸運の女神がついているのかも。
   

2024年3月18日月曜日

英治さんが全米ボクシング殿堂で特別賞受賞!

 
   チャリティーランチの仲間でもある英治さんが今年度の
   National Boxing Hall of Fame (全米ボクシング殿堂)で特別賞を受賞!

左が英治さん

   英治さんが2019年8月21日にチャリティーランチに参加してくれた時の写真。

   英治さんの経歴を私の知っているところで簡単に説明すると、、
   1960年生まれ。中央大学フランス文学科卒、元プロボクサーであり、
   トレナーという変わった経歴の持ち主です。
   日本初の民間自警団(明大前ピースメーカーズ)を創設したことから
   「世直しボクサー」と呼ばれ、フィリピンの孤児等、困っている人の為に
   本を書いたり、映画を撮って売り上げを寄付。

左がチャンピオン、右が英治さん

   またプロボクサーとの試合「チャリティボクシングイベント」を何度も開催し、
   援助を広めるために、63歳の今もリングに上がって試合をしています。
   その「チャリティ ファイト」の相手は、体重で8階級上の若きカナダ全国の
   チャンピオン(上の写真)で、去年の試合では、第一ラウンドで肋骨を
   骨折したり、(それでも最後まで試合)目の周りを真っ黒にしつつ、
   「命を救うには命を賭けなきゃ」という意気込みで頑張っている人です。

   その彼の功績が「全米ボクシング殿堂 Gift of Love Award」という形で受賞!
   後にも先にも日本人の受賞は初めてのことだそうで、すごく嬉しいです。

   この賞を受賞して英治さんは
   「こんな凄い賞は勿体なさすぎ。貧しい人たちの為に試合してるけど、怠け者の
   自分を毎年リンクに上げてくれるのは、貧困や戦争や病気と戦ってる人達。
   賞はあの人達に捧げる。俺は毎年、もっと強い。80歳の時は、今よりうんと
   強い」と言っています。
   いつまでも私達のヒーローでいて欲しいですね。

   次回の試合は「4月6日(土)6pm 」にゴング !

   会場は Raincity Boxing (5811 Cedarbridge Way, Richmond)。

   問合せ:MamaFight1@gmail.com