3年ぶりに開かれたシーク教の祭典バイサキに 行ってきました。
バイサキとはシーク教の主流派カルサ教団が設立した日(1688年4月13日)
を祝うと共に、ヴィクラマ暦(北インド一帯で現在も用いられている)
の新年を祝うお祭りです。
シーク教はインドのパンジャブ地方を中心とする宗教で、
男性がターバンを巻いていることで有名。
このターバン、巻くのに30分ほどかかり、結構重たいので、
最近の若者たちは被りたがらないとか。
パンジャブとその周辺を除くと、バンクーバーは世界有数の
シーク教徒の移民が多い都市だそうです。
前日まで天気予報は1日雨となっていましたが、
私たちの祈りが通じたのか、朝起きたらなんと曇りで、
雲間に微かに太陽までのぞいていました。
リッチモンド組はCanada Line でLangara-49th まで行き
そこから集合場所の49th&Main まで徒歩。
ここでしほこちゃん一家を待っていたら、彼らだけでなく
裕子ちゃんと日本の留学生リコちゃんまで来てくれて、
Nice suprise! でした。
過去3回このお祭りに来ていますが、スカーフを貰ったのは初めて。
それで私たちもスカーフを被っていざ出発です。
所々に舞台が設えてあって、
出演する子供たちが舞台の後ろで勢揃いしていましたけど
みんな可愛かったー!
沿道には沢山のテントが並び、フリーで食事を提供しています。
これもシーク教の大事な教えの一つだそうです。
こんなに長い行列を物ともせず並んだ私たち。
あれもこれもと食べているうちにお腹がいっぱいに!
食べきれなかったカレーはお土産に持ち帰ったほど。
来年はタッパウエアーを持って来るつもりです
デザートも沢山あり、殆どが初めて食べる味で、
甘くて美味しかったです!
華やかな衣装が所狭しと飾られているこのブティックにも
入ってみたら、、
コットン製の上の写真のドレスがたったの9ドルちょっと。
買わなきゃ損とばかり3人が購入。
私も似合うかどうかなんて考えず買った1人です。
ちょっと長すぎたけど、
着てみたらこのドレス、なかなかイケてました!
バイサキはこのカラフルなパレードが特徴だそう。
このピンクのカラフルなトラックは
MAMATA FOUNDATION OF CANADAのトラックで、
孤児たちのシェルターとなる建物の建設の支援をしている会です。
しほこちゃんが気がついて寄付してくれました。
帰る頃には色々なお土産で私たちの袋はパンパンに。
数万を超える見物人に、こんなにも惜しみなく大盤振る舞いする
シーク教徒の寛大さには驚くばかりです。
今回は雨との予報だったせいか、
サリーを着ている人が少なかったのが残念でしたが、
たとえ他の宗教でも暖かく受け入れ、
基本的には人間の善意を信じているという
シーク教の理念にも触れた1日でした。
後で分かったのですが、一緒に来てくれた宗くん。
私たちが楽しんでいる間、調子が悪かったみたい。
帰ってからずっと下痢で大変だったそうです。
それでも楽しかったようで、
来年も一緒に来ると言ってくれました。
辛いばかりではなかったみたいで安心しました。
早く良くなると良いですね。