2024年6月10日月曜日

UBC Botanical Garden            113回トランスリンクの旅

   昔良く行ったUBCの森を歩いてみたくなって、今月の旅はUBCの
   Botanical Gardenに行くことにしました。

   色々皆さんのご都合があって最終的に8人と宗一郎くんが参加。
   いつもは公共の乗り物を使っていくのですが、2人が車で来ると言うので、
   Richmond 組は順子さんの車に便乗してまずはランチのレストランまで。
   

   今回のランチはGolden Ocean Seafood Restaurant です。

   ここは飲茶のレストランで、ワゴンサービスも嬉しいし、味もサイコー!
   取ったお皿はもっと多かったのですが、食べるのに夢中になって写真を
   撮り忘れているのもありました。
   今回はこのレストランを予約するにあたり、英語がなかなか通じないと言うので、
   マイケルにずいぶんお世話になりました。
   

   Botanical Garden 入り口です。入場料はシニア18ドル56セント。

   ここには5000種の植物と世界中の温帯地域からの30,000種以上の植物が
   植えられているそうです。


   一歩足を踏み入れるともう別世界!鬱蒼と茂った森の中です。
   空気までが美味しくなるから不思議!


   ここで宗一郎くんに写真を撮ってもらいました。


   この門をくぐるとAsian Garden 。でも私たちはまずはGreenheart TreeWalk へ。


   レッドシーダーからエネルギーをもらっているところ。
   この木、日本では米杉って呼んでいますが、日本でいうネズコと同類で
   杉ではなくヒノキの仲間なんです。
   

   この木のパワーをもらっていよいよ今回のメインイベントTreeWalk に挑戦です。


   Greeheart TreeWalkは全長310MのTree Top Canopy Walkway です。
   樹木や生息地への影響を最小限に抑えるため樹に釘やボルトで固定せず、
   樹齢100年を超えるモミや杉の木に吊り下げられているそうです。


   これから鳥の目線で森の景色を楽しんできます。


   まあ揺れること、揺れること。Capilano Suspension Bride のTreeWalk より
   ずっとスリル満点。下も良く見えるので高所恐怖症の人にはお勧めしません。


   子供は強い!宗一郎くんは写真を撮りながらどんどん先へいってしまいます。

   23Mの高さにある展望台まで辿り着きました。

   いよいよ出口。
   みんな無事到着しました!

   ちょっとここで甘いお菓子を食べながら休憩です。


   広場に出てきて、お花を見にいく人を待っている間、芝生の上に座っていると、
   土からのエネルギーで、なんだか小さく固まった心がふわっと軽くなって行く
   ような癒された気分に!やっぱり私たちって自然の一部なんですね。
   土壌の微生物から得られるエネルギーで癒やされるのですから。
   
   広場の奥にある建物(Biodiversity Research Centre,)の窓に可愛らしい鳥たち
   の絵が貼ってありました。
   これはUBCが行なっているBird-Friendly campuses の運動の一環で、鳥たちが
   窓に当たって死なないように、このような絵を貼っているのだそう。
   UBCだけで窓に当たって死ぬ鳥の数は年間10,000羽以上。
   アメリカでは野鳥が渡りの途中で、高層ビル群の人工的な照明によって方向感覚
   を失い窓にぶつかって死ぬ鳥が、毎年6億羽以上も。
   それで最近は夜間の照明を消す都市が出てきたそうです。
   鳥が安全に渡りが出来るよう、野鳥保護に力を入れてもらいたいですね。


   出口にはこんな可愛らしいWild Flower がいっぱい!


   最後はKerrisdale でソフトクリームタイム。

   ここでチャリティーランチに参加してもらったかおりさんにバッタリ!

   素晴らしい天気の下、森の中を歩いてリフレッシュしてきました。
   これも森林浴のおかげでしょうか。
   この森を作っている樹木は一本一本孤立して生きているのではなく、お互いに
   根を繋ぐことで森林の「社会」を作り、死にそうな木や、傷ついた木に栄養を分
   け与え合うのだそうです。私たちまで元気にしてもらい、帰りはみんなとても良い
   笑顔になりました。森林の社会の知恵、私たち人間にも絶対必要ですね。

   今回運転してくださった順子さん、しほこちゃん、それに写真を提供して
   下さった方達、特に宗一郎くんありがとうございました。
   また日本から2週間の予定で来ている節子さん。
   参加してくださってありがとうございました。