さとみさんもCLの皆様もお元気ですか?
早速ミカエラさんの職業訓練センターのブログを載せて下さり、
ありがとうございました。
モザンビークからセネガルに無事に戻り、仕事・学校も再開して
バタバタした為、このメールを出すのが遅れて失礼しました。
前回のやり取りはミカエラさんのお話に専科しちゃった為、
シスター達の近況報告をし損ねました。
去年の終わり猛烈な勢力でモザンビークに上陸したサイクロン
「チド」の水がまだこんなに溜まっているなんて驚きですね。
シスター達のホームの洪水状況は更に悪化していて、土地が低くなっ
ているシスター達の宿舎と子ども達の家と病を患った大人たちの家の
部分はもう使えない位洪水状態、恐らく腿位の高さまで水に浸って
いる様で私も入れませんでした。
シスター達は敷地内でもちょっとだけ土地が高くなっている小学校の
2階に避難生活をしています。それでも電気水道はもう使えないの
で、ソーラーランプと地域の井戸水で生活している状態。しかもその
学校の1階も洪水状態で、数ヶ月も洪水が続いているので、何と魚が
住み始めている状態!
私やマルコスも「危ないから早く引っ越した方がいい」と勧めまし
た。
病人や子ども達は前回避難した教会の活動センターみたいな所にまた
避難していました。
シスター達曰く、引っ越し先の土地は確保できたので、新しい
センターの見取り図と予算が南アの地域総括のシスター経由で
カルカッタ本部に承認されれば、引っ越し開始できるそうです。
また、地元の心ある人達数人が建設費用を寄付してくれると言ってい
るそうなので、金銭面には何とかなりそうな模様です。
そこで、私には提案された見取り図と予算が現実的かどうか、知り
合いの建築家にセカンドオピニオンを求めてくれ、と頼まれたので、
元同僚の建築家にお願いしました。
また、シスター達のホームを訪れた際、以前から関わって来た愛しい
完全孤児の女の子達(ニコレタ、コンセッサオ、マーシアなど)とも
ちょっとだけですが会えて、Mar&Tome職業訓練センターがあるから
そういう進路もあるという話もできたので、私としては大満足でし
た。
では、さとみさんとご家族、そしてCLの皆様も、どうかご自愛下さい
ね。
渋谷朋子