2人の息子を一人は病で、もう一人は事故で亡くすという胸が
引き裂かれるような悲痛な悲しみをバネにして、ユニセフを
退職した後、恵まれない子供や青少年のために私財を投じて、
職業訓練センター『Mar & Tone Foundation』を立ち上げた
ミカエラさん。
上の写真は左がナミビアで、右がコンゴで局長として働いてい
た時の写真です。
朋子さんの仲介で彼女と奇跡のようにメッセンジャーで繋がり、
職業訓練センターのお話しを聞く事が出来ました。
上の写真は職業訓練センター『Mar & Tone Fandation』の前で、
2024年の研修生が、コンピュータースキル、裁縫、料理、音楽、
写真/ビデオ撮影、美学のコースを修了した記念撮影です。
ここで習得したスキルを活用して成功していって欲しいですね。
皆さんおめでとうございます!
案内板にあるように、センターにはエンターテイメントルーム、
図書館、コンピュータールーム、裁縫室、料理教室、美容室、
写真/ビデオ撮影ルームなどがあります。
壁に貼られているポスターには......
センターはモザンビークの恵まれない子供たちが、将来ちゃんと
自立出来ることを目標に、
『人生において責任を持ち、成功する為の生活スキルと職業
スキルを訓練する。同じ志を持つ機関と協力して、子供や若者が
直面している問題にも積極的に取り組み、永続的な解決策を生み
出すことをビジョンとミッションにする』
とポルトガル語と英語で書かれています。
みんな熱心にコンピュータースキルを身につけようと、頑張って
いますね
この部屋は多分写真/ビデオ撮影ルームだと思います。
裁縫室です。
完成品を販売しているようです。
朋子さんがマルコスくんと一緒にセンターを訪問。
みんなが作った料理とっても美味しそう!
ここは音楽室かな?
このセンターのMar & Tone の名前の由来をミカエラさんに
質問したらこんな返事が返ってきました。
Mar &Tone は(マーティンとアンソニー)の頭文字を取った
ものです。2人は若く美しいモザンビーク人の兄弟であり、
亡くなった素晴らしい少年達です。
彼らはいつの日か成長して、最も恵まれない子供達、青少年
若者たちの為に、より良い世界に貢献するという夢を持って
いました。しかし... 彼らは夢を叶えるために生きることはあ
りませんでした。彼らを偲んで、(何よりも深い愛、母の愛
を込めて)私はMar & Tone 財団を設立し、教育とスキル開発
を通じて、青少年と若者達を支援することにしました。
モザンビークの青少年と若者達が、教育とスキル開発を通じ
て潜在能力を発揮し、繁栄し、尊厳のある人生を夢見ている
ことに、私たちが貢献していることをとても光栄に思います。
***
どの教室もみんな楽しそう!
2023年からオープンしたこのセンターに、朋子さんの願い
通り、マプトの孤児院の子供達も通えるようになったら、
子供達の未来も明るいものになりますね。
子供達の希望の光であるこの職業訓練センターが十分活動
出来るように、微力ながら応援していきたいです。
0 件のコメント:
コメントを投稿