2025年4月1日火曜日

ミカエラさんと職業訓練センター

   2人の息子を一人は病で、もう一人は事故で亡くすという胸が
   引き裂かれるような悲痛な悲しみをバネにして、ユニセフを
   退職した後、恵まれない子供や青少年のために私財を投じて、
   職業訓練センター『Mar & Tone Foundation』を立ち上げた
   ミカエラさん。
   上の写真は左がナミビアで、右がコンゴで局長として働いてい
   た時の写真です。

   朋子さんの仲介で彼女と奇跡のようにメッセンジャーで繋がり、
   職業訓練センターのお話しを聞く事が出来ました。


     上の写真は職業訓練センター『Mar & Tone Fandation』の前で、
   2024年の研修生が、コンピュータースキル、裁縫、料理、音楽、
   写真/ビデオ撮影、美学のコースを修了した記念撮影です
   ここで習得したスキルを活用して成功していって欲しいですね。
   皆さんおめでとうございます!


   案内板にあるように、センターにはエンターテイメントルーム、
   図書館、コンピュータールーム、裁縫室、料理教室、美容室、
   写真/ビデオ撮影ルームなどがあります。
    

   壁に貼られているポスターには......
   センターはモザンビークの恵まれない子供たちが、将来ちゃんと
   自立出来ることを目標に、
   『人生において責任を持ち、成功するの生活スキルと職業
   スキルを訓練する。同じ志を持つ機関と協力して、子供や若者が
   直面ている問題にも積極的に取り組み、永続的な解決策を生み
   出すことをビジョンとミッションにする』
   とポルトガル語と英語で書かれています。
   

   みんな熱心にコンピュータースキルを身につけようと、頑張って
   いますね
   

   この部屋は多分写真/ビデオ撮影ルームだと思います。


   裁縫室です。


   完成品を販売しているようです。
  

   素晴らしいキッチンですね。ここが料理教室です。
   

   朋子さんがマルコスくんと一緒にセンターを訪問。
   みんなが作った料理とっても美味しそう!


   ここは音楽室かな?

マーテインとアンソニー

   このセンターのMar & Tone の名前の由来をミカエラさんに
   質問したらこんな返事が返ってきました。

   Mar &Tone は(マーティンとアンソニー)の頭文字を取った
   ものです。2人は若く美しいモザンビーク人の兄弟であり、
   亡くなった素晴らしい少年達です。
   彼らはいつの日か成長して、最も恵まれない子供達、青少年
   若者たちの為に、より良い世界に貢献するという夢を持って
   いました。しかし... 彼らは夢を叶えるために生きることはあ
   りませんでした。彼らを偲んで、(何よりも深い愛、母の愛
   を込めて)私はMar & Tone 財団を設立し、教育とスキル開発
   を通じて、青少年と若者達を支援することにしました。

   モザンビークの青少年と若者達が、教育とスキル開発を通じ
   て潜在能力を発揮し、繁栄し、尊厳のある人生を夢見ている
   ことに、私たちが貢献していることをとても光栄に思います。
               ***   
   どの教室もみんな楽しそう!
   2023年からオープンしたこのセンターに、朋子さんの願い
   通り、マプトの孤児院の子供達も通えるようになったら、
   子供達の未来も明るいものになりますね。
   子供達の希望の光であるこの職業訓練センターが十分活動
   出来るように、微力ながら応援していきたいです。
   



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