さとみ様
あ~、爽やかな初夏の天気とは、いいですね~!羨ましい限りです!!
でもこちらも、汗が滝の様に出る日々が続いた後、先日それこそポリタンク
をひっくり返した様な大雨が降った後、46度の気温が32度まで下がって
びっくりしました。
それから数日経った今日はまた以前の暑さに戻りつつありますが…。
そんな気候の変化のせいかそれとも南ア・モザ旅行の疲れか、ジュリアが
数日間風邪を引いてしまい、その世話で私も夜眠れない日が続き、ここ数日
ようやく良くなって来て私も眠れる様になった所です。改めて健康でいる事
の大切さを思い知った次第です…。
さてモザの方ですが、旅行時に手持ちの750ドルを置いて来ていたので、先
ほどシスターに電話してその内の400ドルをアデリナさんのお家の開始の為に、
そして350ドルをプロジェクトの方の作業開始の為に使って欲しい由を伝え
ました。
その際、シスターからアデリナさんの近況を聞いた所、彼女の肺は結核の
せいで半分しか残っていず、彼女の娘も結核に感染してしまっている事が
判ったそうです。幸い息子はまだ感染していないので、息子は男子孤児の為の
寮生学校に入れる事にし、アデリナさんと娘さんが今度建設するお家に暮らす
事になるそうです。肺が半分しか残っていない彼女は、重労働はできないし、
残り何年生きられるかも定かではありません。しかし、せめてこのお家が彼女
の財産になれば、完全孤児になるであろう息子と仮に娘も生き延びれた場合
娘も、将来住む場所には困らずにいられる事になる、と言っていました。
それと、そのお家(居間と寝室)建設の見積もりをした所、当初考えていたより 資材の値段が上がっていたため、4000MTZどころか7000MTZ(約1850ドル)は
かかると言われたそうです。
一方、プロジェクトの方の見積もりは下の図の様に外壁にも防犯対策をした
場合、少なくとも51225MTZ(約1350ドル)はかかるそうです。
それでもよろしいでしょうか?
それと前回添付し忘れましたが、プロジェクト開始当初に購入した被服科
コースの機材は、その後教えるシスターの病気などでコースとしては続かな
かったものの、孤児院と病棟で洋服やカーテンやシーツ等々が必要な際に
今日に至るまでとても役立っているそうです。
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マルコスくんと私たちが寄付したミシン |
では皆さま、どうか良い週末をお過ごし下さいね。
渋谷朋子