2022年10月7日金曜日

Fort Langley のCranberry Festival へ      89回トランスリンクの旅

     BC 州はクランベリーの生産が世界第3位。
     いつもなら9月も末になるとクランベリーの収穫がスタート。
     今年は冷夏のせいかちょっと収穫の時期が遅れているとか。
     それでも例年通りの収穫が見込めるということで、
     今年もFort Langley でCranberry Festival が開かれました。

     今回の旅はそのCranberry Festival へ。
     ここは19世紀初頭に塩漬けサーモンや木材、毛皮貿易で栄え、
     ハドソンベイカンパニーによって砦が築かれた町です。
     現在は古き良き時代の面影をなるべく残すために、
     新しい建物は必ず周囲の雰囲気とマッチするよう厳しく定められていて、
     まるで150年前にタイムスリップしたような可愛い町です。
     
     参加者8名。そのうち6名は
     1、9時10分 SB Hwy 99 Onramp @ Steveston から
       (351)White Rock Center 行きに乗車。
       9時40分 SB 152St. @ 24Ave. 下車。
     2、9時52分 24Ave. @ 152St. で
       (531) Willowbrook 行きに乗車。
       10時27分 Langley Center 下車。
     3、10時35分 Langley Center から
       (562)Walnut Grove via TWU 行きに乗車
       10時53分 96Ave. @ Glover Rd. 下車。
     2時間ちょっとかかってやっとFort Langleyに到着しました。
     町の中に入るとこのようなヘリテージスタイルの家並みが続きます。
     ここからフェスティバルの始まり!


     ここでマサさんご夫婦とうまく合流出来ました。
     100以上のテントのお店が出ていて、、その賑やかなこと!
     天気も最高なので、まだ11時というのにもうこの混みようです!

     レストランは予約できないので、着いてすぐレストランへ直行。
     早めに行ったので、希望のレストラン
     「Beatniks Bistro 」に入ることが出来ました。
     なにしろ8名さまご一行なので、先手先手と行かないと。

     このレストランの建物は1933年に建てられた個人住宅で、
     Fort Langley でも最も古い建物の一つだそう。


     料理は美味しかったし、お値段の方も手頃で、大満足でした。

     まず最初に行ったのが Village Antique Mall
     まあ品数の多いこと!中に60店舗もあるのですから、
     じっくり見ていたら1日が終わってしまいそうです。
     1915年に出来たこのFort Langley CNR 駅は、
     当時カナダ西部でも数少ない駅の一つで、
     その頃の駅で唯一現存している可愛らしい駅です。   


     ここでコーヒータイム。

     フェスティバル会場を出たすぐ近くでやっている
     ファーマーズマーケットにも行って来ました。


     クランベリーやキノコなどを買って、帰りは荷物が重たいほど。


     Fort Langley は結構遠かったです。
     行きは青い線で2回、帰りはグレイの線の行き方で3回乗り換えで
     行って来ました。
     帰りは結構バスの乗り換えが複雑で苦労しましたが、
     なんとか5時前にSteveston につきました。

     楽しかった私たちの旅を和子さんがこんな素敵な動画にしてくれました。
     


2022年9月25日日曜日

Victoria 88回トランスリンクの旅

      パンデミックのため、近場ばかり選んでいましたが、
     今回は思い切って重い腰上げ、Victoria に行くことに。
     シニアはフェリーが無料(月〜木まで)なので、
     その特権を使わせてもらいました。

     天気はサイコー!!ピッカピカの青空で暑過ぎも、
     寒過ぎもしない最高のトランスリンクの旅日和(?)

     参加者は7名。
     Bridgeport の12番のバス停に集合。
     7時45分の620番のバスでTsawwassen のフェリー乗り場まで。

     9時のフェリーでVictoria へ。
     フェリーの中ではお喋りに花が咲き過ぎて、
     カフェテリアにずーと座りっぱなし!
     
     10時半 Victoria のSwartz Bay に到着。
     70番の2階建バスでダウンタウンへ。


     まずは州議事堂の前で記念撮影。すっかり旅行者気分です。
     25歳の青年ラトンベリーが設計したこの州議事堂は、1897年完成。
     

     それ以前にあった州議事堂が上の写真の建物です。
     この建物1864年に建てられていて、バードケージ(鳥籠)
     と呼ばれていたそうです。

     最初に私たちが向かったのが「Fisherman’s Wharf」
     街の中心から海に沿って15分も歩くと、
     カラフルな可愛らしいフローティングハウスが見えて来ます。
     桟橋に入るとメキシコ料理店やフィッシュ&チップスのお店など
     食べ物屋さんがあり、まずはここでランチ。
      

     タコスとスープ、美味しかったです。
     でもこのタコス1つとスープだけでは、、ちょっと物足りなかった人も。


     この桟橋の先には個人のフローティングハウスや公園もあるのだけど、、
     残念ながら見ている暇もありませんでした(涙)
     なにしろ私たちに与えられている滞在時間はたったの3時間ちょっと。

     ここからSea Taxi でEmpress Hotel へ向かう筈でしたが、
     値段が12ドルと聞いてみんな乗る気が一挙に失せ、
     12ドル分と思うとかえって歩く元気が出て来たようです(笑)
     実は私たちTsawwassen で会う筈だった人に会えず、
     一人置いて来てしまったんです。
     それがこのホテルの前でやっと会えて、、これで無事全員揃いました!

     Victoriaの街は1843年に出来たフォート・カザモンが起源だけあって
     あちこちに昔の面影が残っています。
     今回はツアーでは行かない昔の面影探訪です。 


     まず行ったのがBastion Square 。
     1840年代にジェームス ダグラスにより
     ビクトリア砦が築かれた歴史的な場所です。
     今はギャラリーやレストランが立ち並ぶ
     おしゃれな一角に変貌していますけど。
     写真のレストランなんかとても素敵で入りたかったのですが、
     こんなに満員ではとっても無理。次回に持ち越しです。
     私たちが入ったのは、Bastion Square にある「Farm House 」
     ここででティータイムをしたのですが、
     働いている3人の女性が全員日本人だったのには驚きました。


     次に行ったのがビクトリアのパイオニアである
     Thomas Trounce の名を取ったTrounce Alley 。
     Goverment St. を歩いていると、看板が出て来ます。
     路地に入るとすぐにButton & Needleworks という
     可愛い店構えのお店があって、ここはボタンと刺繍の専門店。
     店内にはものすごい種類のボタンがズラリ。
     ボタンというより、アクセサリーになりそうなのも沢山あり、
     見ているだけで楽しいお店でした。

     その他スペイン様式のTapa Bar 等もあるし、
     街灯は120年前のガス灯が今だに使われているので、
     夜この通りを歩いてみたくなりました。
     次に目指したのが、Market square 。
     Market square のあるLower Johnson St. には19世紀末期、
     Victoriaがゴールドラッシュに沸く頃に建てられた
     カラフルなビクトリア様式の建物が軒を連ねていて、
     まるで古き良き時代のイギリスの町にワープしたような
     素敵な町並みです。        
     Market Square はそんな通りの一角にありました。
     ここは19世紀の終わり頃に建てられた倉庫街を
     利用して作られたショッピングセンターです。
Market square
     私たちはさっと見ただけで良く知らなかったのですが、
     ここには約30ものお店が入っていて、
     「Wanna Wafel 」というベルギーワッフルのお店が有名なのだそう。
     最後に向かったのが China Town の真ん中にある
     小さな路地ファン・タン・アリー 
     Victoria の China Town はカナダの中でも一番古く、
     ゴールドラッシュで賑わっていた19世紀半ばには
     3500人の中国人が住んでいたそうです。
     当時の勢いを物語るように、入り口には立派な門が今でも佇んでいます。
     門の両脇に2つの獅子像。
     両方とも子連れなのでこの獅子たちは雌なのかな?
     Victoria のChina Town は現在は2ブロックほどしかない
     こじんまりとしたエリアなのですが、
     その真ん中あたりに赤い看板が出ていて、
     そこが目的のファン・タン・アリーです。
 
     一番狭い所で90cmしかない何やら謎めいた雰囲気が漂うこの横丁は
     かって賭博や阿片の売買が行われていた場所とか。
     今ではユニークな雑貨屋さんやパン屋さん(今日は閉まっていましたが)
     等が並び、映画の撮影にも使われるそうです。

     色々な場所に行った割には時間がなくて、
     一つ一つの場所をじっくり見られませんでしたが、
     次回の楽しみにしました。
     Victoria にはまだまだ見たい所が残っています。
     時間さえあれば、エミリーカーの生家、
     Robert Dunsmuir の息子が建てたHatley Castle ,
     Beacon Hill Park なども散歩したいし、
     州議事堂もツアーに参加してゆっくり見て回りたいです。
     次回は泊まりで、という声も多かったので、
     来年みんなで一泊旅行が出来たら、、、最高ですね。


2022年8月27日土曜日

Sunflower Festival とLondon Farm        87回トランスリンクの旅

      しばらく蒸し暑い日が続いたのに、当日はカラッとした快晴日和。
     真っ青に広がった空の下、Steveston のCountry Farm で開かれている
     「Sunflower Festival 」に行って来ました。
      
     参加者9名。10時半現地集合。料金は12ドル+Tax

     このFestival は去年行ったので、チケット売り場の位置も、
     会場の入り方も分かっているつもりでしたが、
     全てが変わっていて、最初は戸惑ってしまいました。
     チケットを買って中に入るとちょっとした池があり
     (去年は池なんか見なかったのですが、、)
 

     会場までワゴンに乗って行きます。
     (去年は歩いて入ったのに、、)
     ワゴンに乗っている間、歌手のお兄さんが懐かしい曲で
     雰囲気を盛り上げてくれて、、
     私たちも手拍子したり一緒に歌っているうちに会場に到着です。

     ここは20エーカーの土地に20種類以上のひまわりが
     段階的に咲くように植えられているそうです。

     Maze には手こずりました。
     色々な道を試してみても、すぐ突き当たりにぶつかり、
     なかなか出口に出られず、
     みんなで右往左往してやっと出られた感じでした(汗)。
     ひまわりだけでなく、ダリヤ、コスモス、かすみ草なども
     とっても綺麗でした!
     帰りのワゴン車に乗っているところです。
 

     ひまわりは勿論、色々なお花を満喫してすっかりみんな笑顔に。
     やっぱりお花を見ていると「幸せホルモン」が分泌するのですね。
     黄色は食欲を刺激するとか。
     ひまわりを堪能してお腹が空いたところでランチです。

     ランチはフレーザー河沿いにあるインド料理の「Ember Indian Kitchen」

     店内は広々としていて、サービスも良く、
     勿論料理もとっても美味しかったです!
     みんなでシェアーしたせいかお値段も安く、
     チップも15%からあるので助かりました。

     食後はフレーザー河を散歩。


     London Farm に行ってみました。


     スタッフの方の説明によると、このLondon Farm は
     1877年にOntario から来た16歳のCharles Edwin Londonと
     彼の兄の17歳のWilliam が2000 ドルで200エーカーのこの土地を買って
     農場を始めたのだそうです。
     当時の2000ドルと言ったらちょっとした財産だと思うのですが、
     それを未成年者がそのお金を出して土地を買ったというのだから
     驚きました。
     この家は1888年にCharles が結婚して 建てた家だそうです。    

     今回も充実した楽しい旅となりました。
     

2022年7月15日金曜日

Granville Island とパリ祭           86回トランスリンクの旅

      今回のトランスリンクの旅はSeawall を歩いて
     Granville Island とパリ祭を楽しむという盛り沢山の旅でした。

     参加者は最初8人だったのが色々な事情で最終的には
     雅子さん、佳子さん、悦子さん、麻耶さん、私の5人に。
     10時40分 Olympic Village Station に集合し、
     雅子さんの案内でSeawall へ。


     ここからSeawall に入りました。
     今日は曇りなので歩き始めは少し寒いくらいでしたが、
     歩いているうちに体も温かくなり、
     散歩にはもってこいの天気となりました。     
     海沿いのSeawall を歩きながら
     Vancouver のダウンタウンの建物を眺めたり、
     アザラシを見つけたり、カナダガンの親子を観察したり、、、
     とっても気持ちの良い散歩道です。

     道なりに行くとGranville Island に。


     ここで麻耶さんと合流し、ランチはBridges で。

     3品しかオーダーしなかったのに、みんなお腹いっぱいに!
     美味しかったし、値段も19%のチップ入れて、一人14ドル未満。
     雰囲気も良く、グッドチョイスでした。

     食後はGranville Market で麻耶さんがお惣菜を買ったり、
     彼女の従兄弟がやっている「Artisan Sake Maker 」で酒粕買ったり、、


     麻耶さんの案内で少しGranville Island の中を見て回った後、
     コーヒーショップへ。
     休んでいる最中小雨が降り出したこともあって、
     結構長時間楽しいお喋りで時を過ごしました。
     

     ここで麻耶さんとお別れし、4人はSea Taxi でパリ祭の会場へ。


     海上には夏休みの子供たちの楽しみである海賊船が出没していました。


     Round House で開かれたパリ祭に到着。


     最後は会場でチーズやクレープを食べながら、ワインを。
     そして尽きないお喋りを楽しんでいるうちに
     帰らなければならない時間になりました。

     今回の旅は雅子さんが上手に案内してくださったので、
     全てがスムーズに行き、楽しい旅となりました。
     雅子さん、お世話になりました。

     いつも素敵な旅の動画を作ってくれる和子さんが来られなかったので、
     私が頑張って作ってみました。
     和子さんのように上手には作れませんでしたが、
     楽しかった旅の雰囲気が少しでも皆様に伝わりますように!