私がチャリティーランチをしようと決心したのは
このブログを読んだからです。
ふっ
ふっふ、見付けてしまいました、
モザンビークでも!現地生活の強~い見方となってくれる
「弟」君を。
ガーナでもセネガルでもマリでもブルンジでも、
私の愚痴を聞いたり困った時は助けてくれたり
日常生活の使い走りしてくれたり
口喧嘩の相手になってくれたりした
現地人の「弟」が必ず居たのに、
モザンビークでは
そういう存在が居なくて心細いな~、
と思っていたらとうとう出来ました!!
その名はマルコス君、24歳。
私が通っている孤児院出身で、
18歳になり孤児院
を出た後
真面目に職業訓練校に進学し、
最近高学年になり余裕が出来たから
孤児院に里帰り感覚で週末に訪ねてくる様になった為、
毎日曜に通っている「姉御」
トモコと仲良くなった訳です。
自身が孤児だから、色々大変な思いもして来ただろうに、
そんなのは噯にも出さない健全で真面目な好青年。
始めに知り合ったのは1年位前なので、
すぐに姉弟になる「運命」を感じた訳ではなかったのですが、
ここ数カ月話す機会が増える内に気付いたら
弟分的存在になっていました。
とにかく、そんなマルコス君と
最近いい考えを思い付きました。
小学校以降の教育機会が限られているこの国の状況下、
孤児院の子供たちで十代になり
初等教育を修了もしくは中退後に、
何もする事がなく時間と体力を持て余している子が何人もいます。
そこで、その子達が将来手に職を持てる様に、
職業訓練コースを始め
るというプロジェクト。
マルコスと話している内に浮かびあがてきたアイデアで、
乗り気のマルコスに
「じゃあ、このアイデアを基に
プロジェクト・プロポーザ
ルを書いてみてよ」
と冗談半分で言ったら、
次週には本当にそれらしい文書を作成して来たのでビックリ!!
その質はさておき、その内容を参考に予算を計算し
て貰ったら、
私でも払える様な額だったので、
「じゃ、試しにやってみよう!」という事になり、
マルコスが必要な材料の買い出しに走り回った後、
いよいよ一
ケ月位前からそのプロジェクトを開始しました。
プロジェクト開始してすぐ
私は一カ月の休暇で日本に帰ってしまったので、
休暇が明けてモザンビークに帰って来て、
「もしかしたら、居ない間にポシャッちゃっ
たかな…?」と
恐る恐る孤児院に行ってみると・・・。
何と孤児院内外で予想以上の反響だったらしく、
被服・溶接・皮細工の3コースで合計77人の生徒が登録し、
毎日熱心に通ってくるとの事。
半信半疑で仕事が早く終わった平日に視察しに行ったら、
本当に生徒(というより弟子)達が
被服や溶接の実習に取り組ん
でいて、
感動しました!
しかもその子達が「こういう学ぶ機会ができて嬉しい」と
言ってくれたので、何だか私まで嬉しくなってしまいました!!
このプロジェクトは超小さくてささやかですが、
私のこれまでの情熱を集大成した様な
かな~り夢に近いプロジェクトで、
「今後の人生、こんなプロジェクトを
ずっと支援して行けたら素敵だなあ」と
密かに幸せを噛みしめています。
このプロジェクトの方があまりに遣り甲斐があるので、
本来の仕事がおろそかになりそ
うな予感がしなくもありませんが・・・。
(ま、これは冗談です、という事にしておきましょう!?)
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