2012年1月5日木曜日

☆朋子さんとの新年のメール交換☆

     朋子さん

     明けましておめでとうございます!! 
     朋子さんにとって
     去年1年は本当に変化のある目まぐるしい日々
     だったのではないですか?
     モザンビークからギニアビサウに転任されたのが、
     去年だったなんて考えられないくらいです。

     私にとって去年の1年は朋子さんにもお会いすることが出来たし、
     孫にも恵まれたし、
     旅行を沢山して数々の楽しい思い出も出来たし、
     妹のことはあったけど、彼女も今は全て治療し、
     今のところは何も心配ないという診断でしたので、
     本当に楽しい充実した年になりました。

     朋子さんのおかげではじめられた
     チャリティーランチもどんどん内容がゆたかになってきて、
     去年はエステサロンをやるようになり、
     最後の60回目には、
     東洋医学の学校を卒業して、
     目出たく国家試験(カナダで)にも受かった友達が、
     ボランティアで簡単な治療もしてくれることになりました。
     今のところは「イヤーシード」という治療で、
     耳には沢山のツボがあり、
     そこに小さな種か磁石を貼付けてくれるのです。
     悪い所は揉まれるともの凄く痛く、
     それを剥がれるまで
     1週間ぐらいつけていて時々揉むのです。
     ツボを刺激するということで血流が良くなり、
     痛んだところも段々痛みが和らいできます。
     これを診療所でやってもらうと25ドルもするのですけど、
     彼女は3ドルでしてくれて
     その金額全部を寄付してくれました。
     これからも暇が出来たら時々来てくれることになり、
     チャリティーランチもどんどん楽しくなってきています。

     参加してくれる人達も自分たちがこんなに楽しんでいることが、
     少しでも役に立つと思うと嬉しいし、
     続けたいと思うといってくれます。
     本当にこんな素晴らしい機会を与えてくれてありがとう〜〜!!! 
     感謝です。

     最新のブログも読ませてもらいました。
     世の中には草の根の中に素晴らしい人々が沢山いて、
     そういう人達が
     この世の中の幸せを支えているのだと実感させられ、
     私も少しでもその方々のお役にたてるよう
     頑張りたいと思いました。

     お体を大切に!!! 
     新しい年も困難に挫けず、
     理想に向かって前進してくださいね。
     心から応援しています。

     さとみ

     さとみ様

     少々遅ればせながら
     新年明けましておめでとうございます!
     旧年も度重なる多大なご支援と
     温かい応援の言葉を掛けて頂き、
     心よりお礼申し上げます。
     そしてこの度の新年のメッセージもまた
     とても心励まされました。
     どうもありがとうございました。
     お蔭様でモザンビークの皆も
     何とかやる気を失わずに頑張っている様ですし、
     私個人的にも新地ギニア・ビサウでの一年目を
     乗り切る事ができました。
     新年もどうぞよろしくお願い致します。

     去年はチャリティーランチを60回も開催された上、
     初孫さんもご誕生され、
     充実と喜びに満ちた一年だったのですね。
     同時に妹さんとお母様の件では試練も直面され、
     逃げずに一時帰国されご対応されたのも尊敬しました。
     莉愛ちゃん、お人形さんの様にとっても可愛いですね!!
     この写真を見たら私も子供が欲しくなってきましたが、
     その前に結婚等のプロセスを考えると、
     一体全体いつになる事やら・・・。

     さてチャリティーランチも回を重なるに連れ、
     更に創造的に発展していき、
     こちらで聞いている方もワクワクして来ます!
     60回目の「イヤーシード」、
     素晴らしいアイデアですね!
     「社会貢献しながら参加者達も楽しむ」とは、
     これぞ正に持続可能な援助の形なのかも知れません。
     参加者の皆さんの
     創造力と実現力に尊敬の念が増す一方です。
     そして個人的には私も参加したかったです!
     実はギニアビサウで年末にクーデターがあり、
     町でドンパチやってたので緊張した為、
     以来肩こりがひどいもので・・・。

     さて、モザンビークで校舎の設計をお願いした建築士が
     添付のデザインを作成してくれました。
     フランス人の方なので、さすがシックですよね。
     ただ、コンテナーを使うとなると、
     せっかく建てたばかりの敷地の壁を
     また崩さなきゃいけない(!)という難点と、
     コンサバなマルコスの視点では
     「これは仮設校舎みたいで、
     いまいち本格的な学校という感じがしない」と。
     もう一度建築士さんと交渉してみますが、
     やり直してくれないかも知れないので、
     その場合はまた別な建築士を探さなきゃならず、
     振り出しに戻る事になるかも知れません。
     は~。全く、「一難去ってまた一難」です・・・。

     それでも、せっかくの皆様のご援助を無駄にしない為にも、
     決して諦めずに頑張りますので、
     どうか今一度お時間を下さいませ。

     では、カナダは今頃想像を絶する寒さかと思いますが、
     どうかご自愛下さい。
     チャリティーランチの皆様にも、
     私達からの感謝の気持ちをお伝え下さい。

     渋谷朋子

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