2023年3月27日月曜日

スワジランド(新名エスワティニ)での週末   朋子さんのブログから


    さとみ様、お元気ですか。
    カナダにも春が訪れている頃でしょうか。
    旧スワジランドは国境を越えてすぐの所にあるサファリに
    行っただけなので、あまりご報告する事はないのですが、
    南アやモザに比べると素朴だけど
    サービスが行き届いた印象でした。

    国王が毎年新しい若い女性を選んで結婚する伝統で、
    従ってもう十数人の奥さんがいて外者には
    びっくりする文化でもあります。

    一方、13年前に行った時と比べ、警察や国境検閲が
    腐敗していて、いちいちお金を要請されて、
    残念ながら気分悪い思いもしました。


     #エスワティニは肥沃な土地や温暖な気候、水資源などに恵まれた
     農業国です。近年はアパレル産業も大きく成長。
     アスベスト、石炭、鉄鉱石が主な輸出資源であったが、
     今後はダイヤモンドや金の輸出量を増やす予定だそう。
     1986年に現在の国王ムスワティ3世が18歳で即位。
     アフリカ最後の絶対王政と言われる通り国王が富と権力を握り、
     暴政を行ったおかげで現在民主化運動が起こっている。

     節子さんからの追加情報

     この国は人口約120万人で、面積は日本の四国とほぼ同じ。
     1968年に英国から独立。
     現在のエスワティニ3世は1986年に即位。
     15人の妻を持つ国王は、プライベートジェットやロールスロイスを
     乗り回す生活をしている。
     国王の権限は絶大で、全ての税金を免除されていて、
     民事、刑事の法的責任も問われない。
     王族と国民の格差は大きく、国民の3割が1日1、9ドル以下で暮らし、
     失業率は23%。
     今独立最大規模の民主化運動が起きている。

     エスワティニ国王は1998年アフリカ開発会議に出席するため初めて訪日。
     2003年、2008年、2013年にも会議出席のため来日。
     2013年、2015年には安倍首相と首脳会談を行い、
     2019年の即位礼正殿の儀にも出席している。
     会談内容は2国間貿易の強化と安保理改革、北朝鮮問題など。
     貿易では日本からの輸出品は自動車、輸入品はグレープフルーツ等の柑橘類
     日本はアメリカに次ぐ第2の援助国であり、
     今までの累計援助額は有償資金協力で44、12億円、
     無償資金協力は120億円、技術協力が45億円。
 









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