さとみ様
またご無沙汰してしまいましたが、
春のカナダでお元気にお過ごしでしょうか。
前回のトランスリンクの旅、楽しそうでしたし、
和子さん宅の日本庭園や畳の茶室など、
ヴァンクーバーの中の「和」の雰囲気が素敵でした!!
あんな立派な庭園を手作りされたなんて、
和子さんご夫婦凄いですね!!
さて、私のモザンビーク任期も後3週間となり、
パニックモードに入りつつあります...。
それでチャリティーランチの皆さんに頂いた
支援金の残り約1380ドルの用途についてですが、
事態の展開で必然的に前回提示したオプションに
半分半分という事になりました。
シスター達の「希望の家」はあの後洪水が更に悪化し、
一時は子供達や病人達の寝室にも水が浸水する事態に
なったので、前回触れた同僚が市役所の排水ポンプの
トラックを手配してくれて、
それで排水を2ヶ月(!)続けていました。
でも、2ヶ月過ぎた5月末には
「このままトラックのガソリン代とポンプ代を
払い続ける予算がない」と言われてしまいました。
水位が下がったとはいえ、洪水状態はまだ続いているので、
このまま放置するのは衛生的にもよくありません。
そこでせめて後1ヶ月排水する費用・40000 MTZ
(約635ドル)を払って、その間にもう少し持続的な解決法を
模索しようという事になりました。
ちなみに、これまでも毎年雨季になると多少洪水した
そうですが、膝まで水位があって寝室まで浸水したほど
ひどいのは、今年が初めてだそうです。
なので、来年もここまでひどくなるかは分からないのと、
洪水になるのは希望の家の土地が低地だという
立地問題もある為、必要で適した持続策を見つけるのは、
時間が掛かりそうです。
一方、3人娘の家の修理は、全部の修理費は払えないから、
見積りの中から、優先的に修理が必要部分を選ぶように指示
したら、38000 MTZ (約604ドル)との事だったので、
その額だけを渡しました。
修理が終わったら、修理後の写真を送る様に
言っておきました。
ちなみに、希望の家の洪水を排水している状態と
3人娘の家が雨漏りしている状態の映像をご覧下さい。
結果的に支出の総計は1239ドルで
寄付金残額の1380ドルから引くと、
残り149ドルとなりました。
この残りの額はシスター達が希望の家の為の食料や医療品を
買える様に今週末にシスターを訪れる際に
渡してこようと思います。
事後報告という形になって恐縮ですが、
これでご同意頂けますと幸いです。
では、またこれからセネガルに引っ越して落ち着くまで、
バタバタして連絡が途絶えるかも知れませんが、
どうか長い目で見守って頂けますと幸いです。
さとみ様もチャリティーランチの皆さんもどうかお元気で
春のカナダを満喫されて下さいね。
渋谷朋子
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