朋子さんからこんなメールが、、、
カナダは春を迎えている頃だと思いますが、お元気でお過ごし
でしょうか。
最近はアメリカとの貿易戦争でカナダがよく世界ニュースに出
てきます。実際に現地での影響は如何ですか?
こちらはアメリカ初め西欧各国のODA縮小宣言で、国連も規模
を縮小する必要に迫られています。
それもあって、最近は全体的に出張も控える様指示が出た為、
シングルマザーとしては留守にしないですむので助かりますが、
現場視察できない面では残念です。
さて来週娘の学校が休みなので、久々にモザンビークを訪問する
事にしました。ここからだと行くのに最短アディスアベバ経由で
1.5日、帰りも同様なので計3日間の旅路に対し、モザンビークに
は4日間しか居られないのですが、行ける内に行っておこうと
決断しました。
今回はシスターの家が洪水被害で一日でも早く引っ越しする必要
があるという事で、引っ越し先の新しい建設物の見取り図と予算
をマルコスが送って来ました。米ドルで計$180,000もするので
その調達方法などの相談に乗る予定です。
額が額なので、在モザンビークの大使館などに申請してはどうか
と提案する予定です。
もう一つの目的は、去年始まった恵まれない青少年向けの職業
訓練センターを訪問する事です。
実はこのセンターの創始者は、UNICEFの先輩でもう定年退職
したモザンビーク人の女性なのですが、非常に優秀な方でナミ
ビアやコンゴの所長も務められたミカエラさんという方です。
私も以前仕事で関わる機会があり、とても尊敬している方で
す。
実はミカエラさんもシングルマザーで息子さんを2人育てながら
仕事と両立されていたのですが、不幸にも息子さんの1人は病気
で、もう1人は事故で亡くされたという悲劇を経験されました。
その悲しみ深い過去を乗り越えて、それを原動力にして恵まれな
い青少年達を支えたいという思いで、私財を投資してこの職業
訓練センターを建築されて開始された訳です。
ですので、もしシスターの家から卒業した子達がこのセンターに
通って、手に職を付けられれば理想的だなあと思い、今回ミカエ
ラさんの職業訓練センターを訪問すると同時にシスター達と会っ
て貰いたいと思っています。
そこで突然ですがご相談です。さとみさんとミカエラさんには、
ご自身がご経験された悲しみを乗り越えて、恵まれない子供・
青少年を支えようという共通する素晴らしいご姿勢があると、
勝手ながら思います。ですので、大陸を超えていいお友達になれ
るのではないか、と余計なお世話かも知れませんが思いました。
もしちょっとでもご興味があれば、私がミカエラさんと会って
いる際に、WhatsupかSkypeでさとみさんにご連絡してもよろし
いでしょうか。
ミカエラさんとは3月27日(木曜日)に会う予定です。
さとみさんとご家族、そしてCLの皆さん、どうかご自愛下さい。
渋谷朋子
今朝朋子さんにミカエルラさんを紹介していただき、3人でお話
をする機会を得ました。それは素晴らしい時間でした。
次でミカエラさんと彼女の運営する職業訓練センターのこと
もっと詳しくご紹介しますね。