2025年7月13日日曜日

Stanley Park とWest End 散策         125回トランスリンクの旅(2) 

 

 ランチが終わった後、公園の中を散策しながら、West End の方向に
 向かって歩き出しました。
 

 途中で大きな米杉(Western Red Cedar)を見て、誰が始めたのか、
 子供のようにみんなで手を繋いで木の太さを測ってみたら......
 ちょうど9人が手を一杯一杯伸ばして作った輪の大きさでした。
 この米杉(本当は杉ではなくヒノキの仲間なんです)高さ65Mから
 70M、幹の直径が3Mから7Mの巨大な木にもなるそうです。
 

 カナダの先住民はこの樹を「生命の樹」として敬う一方、生活必需品
 として、樹皮からは衣服を、幹からはトーテンポールやカヌーまたは
 儀式用のお面などを作っていたんです。
 現在でも野外建築材として、広く使用されている貴重な木です。
 

 Stanley Park に隣接した住宅街West End に到着。
 カナダ太平洋鉄道が開通したのちにバンクーバーに出来た最初の高級
 住宅街です。
 

 見てください、この街路樹!まるでStanley Park の森の続きみたいで
 しょ?


 樹木ばかりでなく、お花もいっぱい!


 個人のお庭にも


 道路脇にも沢山花壇があって目を楽しませてくれます。
 ここの住人がこの界隈を大事にしているのが伝わって来ますね。


 この窓も見てください。アパート自体は古びているのですが、窓に
 こんなにも沢山の花を咲かせています。


 鬱蒼とした緑が広がる並木道を歩いて.....


 ようやくシニアが憩えるBarclay Manor に到着したと思ったのに、
 来てみたら週末は休館でした。ザンネーン(涙)


 次は雅子さんとミツコさんの案内で、秘密の抜け道のような細い道
 (Mole Hill Lane)に来ました。


 入ってすぐ右に小さな池があり、覗いてびっくり!
 睡蓮の花の周りを金魚が泳いでいるのです。金魚なんて久しぶりに
 見ました。
  


 出口のゲートに「Wellcome Mole Hill 」と書かれたサインがありま
    した。

Mole Hill Community

 このMole Hill の区画には1888年から1908年の間に建てられた、 ビク
 トリア朝及びエドワード朝時代のヘリテージハウスが30棟もあるん
 です。


 これらのヘリテージハウスをみているとそれぞれの建物が刻んできた
 時間が感じられますね。こういう建物をずっと大事にして欲しい!



  歩き疲れたので、ここでちょっと一休み。ティータイムです。
 今日は13,400歩も歩きました。
 それでもみんなが生き生きとした顔をしているのは、十分な
 森林浴をしたせいでしょう。

 森とふれあい、沢山のお花を愛でながらの散歩。都会に住みながら
 自然を堪能出来た極上のひとときでした。



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