出張続きの目まぐるしいこの四半期、今年最後の出張はコンゴ共和国
(ブラザビルの方、キンシャサがあるコンゴ民主共和国じゃないです
よ)に行き、帰りがけに懐かしのガーナに週末だけの駆け足里帰りして
来ましたー!
コンゴはバントゥー語で「山」を意味するそうで、コンゴ共和国とコ
ンゴ民主共和国とアンゴラ北部は15世紀ごろまではコンゴ王国の一体
的な領域だったそうですが、16世紀にポルトガルによって征服された
後に19世紀のベルリン会議でベルギー領(現在のコンゴ民主共和国)
とフランス領(現在のコンゴ共和国)とポルトガル領(現在のアンゴ
ラ)に分けられて以来、今日の国家の形を取りました。1960年、コン
ゴ共和国はフランスから独立。
「これからは自分たちの時代だ!」と希望に満ちていたのも束の間、
初代大統領ユールーが権力を握りすぎて、わずか3年でクーデター。
以降は政治の紆余曲折。1968年には軍のンゴアビ将軍が登場し、国
は社会主義路線へ。でもその後、暗殺事件や権力争いが続き、1979
年にサス=ヌゲッソがトップに。90年代になると「民主化しよう!」
という流れで多党制が復活。でも理想と現実のギャップは大きく、
政治対立は内戦に発展。1997年の内戦は悲惨でしたが、結局サス=
ヌゲッソが勝利し、再び政権を握ります。2000年代以降は石油ブーム
で経済は少し上昇したものの、憲法改正で大統領の任期を延ばしたり
権力集中が進んだりで、今も「安定はあるけど民主化はまだまだ」と
いう状況です。
そんなコンゴのブラザビルに着くと、以前訪れたキンシャサの喧騒を
想像していたせいもあり、比較的整備されていて落ち着いた町の雰囲
気に、一先ずホッ。教育分野では小学校の就学率は高い。4年生まで
は高めですが、それ以降は留年や中退で徐々に下がってきて、小学校
を予定通り卒業できるのは8割の生徒だけ。高校卒業する頃には3割位
まで減ってしまいます。
しかも石油収入で経済的には中所得国なのに半数近くの教員がボラン
ティアでしかも国家公務員の給料の支払いが遅れている為ストが頻発
しているという状況らしく、まだ課題は残っている現状。
そんな中、我が機関が支援しているオンライン学習の様子を小学校に
視察に行き、小学生達に「コンピューター使って何するの?」と訊い
たら、皆ゲームやユーチューブと言うと思ったら「コンゴの歴史」と
か「ニュース」、更には「スペイン語や中国語を学ぶ!」と答える子
もいて、「お、やるじゃん!」と感心しました。
と言う訳で、課題は残るけど全体的には好印象のコンゴ共和国出張で
した。
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| アクアの夜景 |
そして出張の帰りがけにコートジボワールのアビジャン経由で私の第
二の故郷・ガーナに土曜日だけですが立ち寄りました。前回の里帰り
から6年ぶりだったので、超ワクワク!飛行機がガーナに近付いて夜
上空から見たアクラは宝石箱をひっくり返した様に同色の卵白色の光
が広がっていて「アクラこんなに綺麗だったんだ~♪」と感動。
そしていざ空港に降り立つと新しいビルにアップグレードされていて
ビックリ!下手すると日本の空港よりも近代的かも?!外に出ると6
年前より更に高層ビルやショッピングモールが増えていて栄えている
感じ。やはり国が安定していると経済成長に専念できるのかな。
で、アゴメダに向かうと以前は車が少なかった為アクラから1時間半
ちょっとで付いたけど、今回は何度も渋滞にはまり3時間掛かりまし
た。そして懐かしのアゴメダに着くと…
懐かしの顔ぶれが私の到着を待っていてくれて、「トモコ~、久し振
り~!」と抱きついて来てくれて感動!私が携わった学校も当時一緒
に頑張った教師陣も変わらず教え続けていてくれて、内一人は副校長
に昇進していて、更に生徒数が以前よりも2倍に増えていて、学校が
立派に職業訓練校と指定されたそうで、とにかく感動の嵐。
また、当時隊員仲間が始めてくれた柔道クラブも23年経った今もまだ
続いていて、それも嬉しい驚きでした!当時の仲間と懐かしのガーナ
食のフーフーやバンクーを食べながら歯に衣を着せない冗談を交わし
て、至福の午後を過ごせました~♬
人生捧げて頑張り続ける先生仲間や夢と希望を持って学びに来ている
生徒達を見て、「やっぱりこの道を選んで良かったな~!」としみじ
み実感できました。
よ、日本人は長寿だから下手するとトモコは我々が皆いなくなった後
もアゴメダを訪問し続けるぞ。だから将来トモコが来続けても受け入
れられる様、引き継ぎ計画を立て始めなければ」と言い出して一同大
爆笑!更に夜ホテルに帰ってテレビを付けたら、メキシコの人気連続
ドラマがガーナのチュイ語に吹き替えて放送されていて、音声と画像
の格差に一人で大笑いしてしまいました!
という訳で学びと感動に溢れた1週間の出張を終え、あと2週間で
2025年も幕を降ろします。新しいポストへの委任が決まったので、年
明けにはまた引っ越しです。人生の次の章では今度はどんな驚きと感
動が待っているのでしょうか。ワクワクします!
では、皆さん、どうか良いお年をお迎え下さい。










さとみさん
返信削除色々私は知らないことを貴女から今頃、教えられる私です。
コンゴとガーナ両国ともせ最も貧しい国の一つで国民の年間収入が1000ドルを下回るのだそうですね。
そこで働く貴方のお友達、朋子さんと言うのですか?
素晴らしい方ですね。