参加者8名
この会は11時から始まるので、おやつばかりではなくおにぎりやおか
ずも持って来てくださるので、それも楽しみの一つ。
ミツコさんが持っているトマトとミニトマトは悦子さんの畑から採れ
た物で、びっくりするくらい甘くて美味しかったです。
今回は手作りの美味しいチーズケーキや大福もありました。
皆さんが持ってきてくださった物はこれだけではないのですが、写真
撮りきれませんでした。
今月の映画の話題は、1956年に公開されたジュール・ベルヌ原作の映
画「80日間世界一周」です。エリザベス・テイラーの夫だったマイケ
ル・トッドがプロデュースし、監督はマイケル・アンダーソン。
メインキャストは、デェビット・ニーヴン、カンティンフラスと
シャーリー・マックレーン。
時は1872年、舞台はロンドンにあるリフォーム・クラブ。主人公の
フィリアス・フォッグは、数学的に几帳面な生活習慣を持つ裕福な英
国紳士。この日クラブでカードゲームの最中「「交通機関の発達で3
ヶ月あれば世界一周出来る時代になった」との友人の言葉に「自分な
ら80日間で世界を一周する」と宣言。なんと全財産の半分に当たる
2万ポンドという大金を賭け、それを証明する為の大冒険に乗り出す
のです。
1日前に雇ったパスパルトゥーを従者に従え、旅費として残りの2万ポ
ンドを携えて、列車でロンドンを出発。
マルセイユに向かう途中、汽車が止まってしまい、2人はなんとか気
球を調達して先を急ぎますが......
途中で気球に不備が生じ、パスパルトゥーが危険をおかして直しに行
ったり、山の雪を取って冷やしたシャンパンを飲みながら、アルプス
山脈の上空を飛行していたら、いつの間にか風に流されてスペイン
へ。この気球シーンは原作にはなかったですね。
航路を外れスペインに着いてしまったので、イタリアに行くための船
が必要となり、船の持ち主に掛け合ったところ、パスパルトゥーが闘
牛士として出場するなら船を差し上げると言われて......
パスパルトゥーは主人の為に、闘牛士として出場。見事な演技を披
露。彼の活躍で無事船が手に入り、2人はイタリアのブリンディジに
向かいます。
亡き夫と共に火葬台に投げ込まれようとしていた美しい若い未亡人ア
ウダを救出。この場面を見た時、インドにこんな風習(サティー)が
あったなんて信じられませんでしたが、調べてみたらあったんです。
古くには紀元前4世紀頃にギリシャ人がインドの寡婦焚死の記録を残
しているし、14世紀のイブン・バットゥタの「大旅行記」にも記載が
見られるそうです。1830年に禁止法が制定されるまで脈々と続いてい
たんです。現在においても稀にですが、慣行として行われている場所
もあるのだとか。鳥肌が立つような怖い話ですね。
その後アウダを含めた三人はバンコック、香港、横浜を経てサンフラ
ンシスコに到着。
ニューヨークに行く為、無事大陸間横断鉄道に乗車。
バイソンの群れ、橋の危険、シウ族の襲撃等の障害を次々と乗り
切るのですが.......
最後に汽車の出発が遅延になるというので、自作の帆走式鉄道車両で
ニューヨークに到着。
フォッグが船長を買収して航路をロンドンへ変更。途中で石炭が尽き
そうになったので、フォッグは船を買い取り、乗組員に救命ボートを
含む燃える物全てを燃料として持ち出させ、なんとかリバプールに到
着。ロンドンへ向かい、あと一歩で賭けに勝つというところで、銀行
強盗犯としてフィックス警部に逮捕されてしまう。
だが真犯人がブライトンで逮捕されていたことがわかり、フォッグは
釈放されるが、期限までにロンドンに到着する時間はもはやなく、愛
するアウダとの愛以外、全てを失うことに。
ロンドンに戻り、パスパルトゥーが翌日の月曜日に教会での結婚式の
手配をするため外出し、そこで新聞を見て翌日が日曜日だということ
に気づき、びっくりする。
フォッグも、東回りで日付変更線を超えたことで1日得したことに気
づく。リフォーム・クラブに到着してか賭けに勝つには、まだ時間が
あるので、急いでクラブに行き、午後8時45分の鐘が鳴る直前に到
着。パスパルトゥーとアウダも後から到着し、リフォーム・クラブに
女性が入ったことは一度もなかった為、皆が驚いたところで終わりで
す!
この映画の実質的な主人公は、数々の職歴を誇り、スーパーマンみた
いに使える男で、ご主人様の為なら何でもする忠実さも持っている、
パスパルトゥーでしょうね。この役を演じたカンティンフラスは慈善
家だったそうで、俳優業で稼いだギャラを惜しみなく恵まれない人々
に、寄付し続けたそうです。亡くなった時は母国メキシコで国葬で送
られたとか。チャップリンは彼を「世界でも最も偉大なコメディア
ン」と評していますね。
この映画は荒唐無稽なところもありますが、自分も一緒に旅をしてい
るような気持ちにさせられる、見ていて楽しい映画だというのが、皆
んなの感想でした。
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