2020年9月20日日曜日

夢のプロジェクト(家の中)

     3人娘からのメッセージです。

     「こんにちは。皆さんからのご寄付のお陰で、

     建設は順調に進んでいます。

     この間、リカルディーニャ()経理とモニタリングを担当し、

     毎日現場に来て進捗状況をチェックしていました。

     私とイネス(中央)は週日は働いているので、

     週末に現場に来てモニタリングをしました。

     この建設物を見て我々はとても嬉しく満足しています。

     皆さんからの支援のお陰ですので、

     皆さんに心から感謝しると同時に、

     皆さんが神からご加護される事をお祈りしています。

     上手くいけば、とても素敵な家が

     11月か遅くても12月には完成しそうです。

     改めて皆さん、ご支援いただきまして、

     どうもありがとうございます!」

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  この家を建ててくれているセレナンデスさん。

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  間取りはこのようになっています。


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  壁はほとんど完成。正面に見えるドアになるところを通り抜けると、、

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  最初に出てくるこの部屋がリビングルーム。かなり広そうです

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  3人娘とマルコスくんが私たちに挨拶してくれています。

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  一つ目のベットルーム

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  ホールウエイを通って

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  2つ目のベットルーム

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  左の細い空間が1つ目のトイレ。右が3つ目のベットルームです。


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  ホールウエイを通って次は。

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  4つ目のベットルーム

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  5つ目のベットルーム

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     そして左が2つ目のトイレです。
     トイレの隣でマルコス君達がいる所がキッチン。
     これはオープンキッチンになっています。
     少しずつ家らしくなってきましたね。
    
                   

2020年8月13日木曜日

夢のプロジェクト(壁が出来てきた)

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     家の建設状況の報告写真が届きました。
     壁がずいぶん出来上がっています。
     これがどのような家になって行くのか
     とても楽しみですね。
 
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2020年7月26日日曜日

夢のプロジェクト(家の壁かな?)

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      朋子さんを通して3人娘から
     建設の進捗状況を写した写真が届きました。
     これに写っているのは多分家の壁でしょう。
     建設がはかどっているようでひと安心。
     どんな家が出来るのか楽しみですね。
     
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2020年7月20日月曜日

コロナ危機、精神的対処法@マプト(朋子さんのブログから)

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       何処にいても同様かと思いますが、
     ここでもコロナ危機の中、目下の課題は
     無力感に負けずに前向きでいれるか、です。
     水際対策で4月以降国際便の出入国が規制され、
     結果一時帰国休暇を予定していたスタッフは皆足止めされ
     余儀なく自宅でテレワーク、
     私も同僚・友人達も休暇や旅行の予定が立てられず、
     自らコントロール出来ない状況に対して無力に感じ、
     落ち込み気味でした。

     そんな矢先の6月、私と一人の友人だけ(?)が
     突然明るく前向きになったのですが、さて、何故でしょう?
     いいえ、精神安定剤を飲み始めた訳でも、
     飛行機をチャーターする大金をゲットした訳でもありません。
     正解は、自らコントロール出来ない事から、
     コントロールできる事へ、視点をシフトする事で~す♪

     では、具体的に何をしたかと言うと、
     私の場合は住居の引っ越しです。
     モザに来て初めに入居したアパートは、
     それ自体は悪い物件ではなかったのですが、
     管理人が無責任な人で屋内のペンキ塗り替えを
     本来だった入居前に完成させていなければいけないのに、
     入居して待てど暮らしても終わらせてくれません。
     初めの方は電話やメールで
     「もうそろそろ塗装完成させて下さい」と
     丁寧にお願いしていましたが、
     入居後1ヵ月経った3月半ばに入ってもやらないので、
     事務所の同僚に頼んで「外交問題になるぞ」と脅して貰い、
     漸く4月に終わらせた始末。
     他にもアパート管理費で100ドル取っているのに
     エレベーターもずっと故障したまま。
     あいにく半年分の家賃を前払いしちゃったので、
     悔しくても元を取るまでは出る訳にも行きませんでした。
     それに加え、本来だったら通勤・通学や外出するから
     家でそんなに時間を過ごす予定じゃなかったのに、
     コロナによるテレワーク・テレスクールで
     9割の時間を家で過ごす事になり、大誤算…。
     特に遊び盛りのジュリアにとって、
     ずっと屋内で走り回ったりローラースケートしたりする
     お友達を招いて遊ぶスペースもないのは、
     親としても可哀想に思っていました。

     そんなこんなで6月に入り、
     「このアパートの家賃の前払い分を終わらせて出るとしたら
     7月だけど、コロナ騒ぎで引っ越しは難しいかな~?」
     と思いつつ駄目モトでネット上探し始めました。

     最初のアパートを選んだ理由は、
     全体的に物価が高く国際職員が住む地域の家賃は
     月平均2000ドル~4000ドルする中、
     1600ドルというお手頃な価格だったからです
     私は本来ややケチな上、自分が贅沢する位なら
     そのお金で大好きな孤児仲間の支援に使いたいと思っている為、
     家賃は安いに越した事はありません。
     しかし、そのお手頃なアパートでは
     上記の様に不満を抱えている状況なので、
     セミ・ロックダウンもまだ続きそうだし
     ちょっと高く払っても精神的に余裕を持てる
     アパートに移った方がいいかと思いつつ、ネット検索を続行。

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     しかしこの地域で子どもの遊び場や海が見える物件は
     軽く2000ドルを超える物ばかり。
     「やっぱりないか…」と諦め掛けた矢先、
     2000ドルで私の求める条件に合うアパートがあったので、
     「よっしゃ!!」と早速訪問してみたら、
     まさに私の理想通り♪ 
     不動産屋にお願いして、その場で大家に半年分前払いするから
     家賃を200ドル安くしてくれないか交渉したら、
     意外にもあっさりOK!
     どうやらコロナ危機で数カ月モザンビークに
     新任して来る人がいない為、快く応じてくれた模様。
     不動産面では意外にもコロナ危機はプラスに出ました~。

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     しかも引っ越してみたら、隣人がジュリアの学校の同級生で、
     入居当日からジュリアはお友達と外の遊び場で走り回り。
     あ~、引っ越して良かった~♪

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     さて、引っ越して2週間位は夢中でしたが、
     ある日ふと窓からビルの隙間に見える海を眺めようとしたら、
     「見えなくなっちゃうじゃん!」と憤慨して、
     スパイみたいに現場視察に行ってみると、
     高層マンションを新築する模様…。の時はショックでしたが、
     家に帰って夜執拗に衛生マップで
     建設現場の大きさや角度を調べたら、
     建物が完成しても現在の視野の半分位しか
     ブロックされない様子なので、ホッ。
     そうしたら、その工事も余裕を持って見守れる様にななり、
     クレーンの上に人が上っていたら
     「ジュリア、あんな高い所に上って働いている人がいるよ、
     凄いね~」とポジティブ視点にシフト。
     我ながら、成長できた数カ月でした~。

     ちなみに落ち込みを克服したもう一人の友達は、
     コロナ危機にめげずに職場内で別のポストに移動を希望して
     それが叶った人。
     その友人と「自分じゃどうもできないことから
     コントロール出来ることに視点をシフトしてよかったよね〜」
     としみじみ語りあったのでした。

       

2020年6月22日月曜日

夢のプロジェクト(セメント購入)

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     6月14日に朋子さんが3人に
     セメントを買うお金を寄付したそうで、
     そのお金でセメントがこんなに。
     私たちが送ったお金も送ったその日のうちに届き、
     本格的に建設が始まります。

     朋子さんからのメールです。

     Dear Satomi-san,

     I am sorry to hear that 

     the Moz bank did not accept the Canadian dollar….

     The banks here are suddenly becoming strict on

      foreign currencies, I don’t know why…

     So I am pleased to inform you that your money has 

     already arrived in my account as below!

     I will transfer the rest of the 1st tranche 

     to the girls today.

     Btw, with the money they received last week, 

     they already bought cement, so I will send you

     the photo on Facebook Messenger.

     Many thanks once again, 

     and I shall keep you posted on the progress!

     Please stay well & healthy, with warm regards,

     Tomoko


2020年6月14日日曜日

夢のプロジェクト(家の設計図と見積書の出来上がり)

    いよいよ家の設計図と見積書が出来あがったそうです。

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   Dear Satomi-san,
        Hello, how are you? I hope that you are all doing well.
        So we had a meeting with the girls, Marcos
                and the builder today,
      and agree on the following design and budget. 
      If all goes well, they should finish the construction
                by the end of August.

               Thank you very much once again sir
     your kindness, compassion 
    and love for these girls!!

    We will keep you posted if the progress.

    Tomoko Shibuya

 
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2020年6月7日日曜日

モザンビークの3人娘

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      これから一緒に集合住宅のプロジェクトをやっていく3人娘が、
     朋子さんを介して私たちに、
       それぞれの自己紹介文を送ってくれました。
               上の写真は彼女たちが卒園した孤児院です。


     朋子さんのメールから。

     こんにちは。皆さん、お元気ですか?
     私はアメリカで警察がフロイドさんを殺した事件以来、
     世界的に反人種差別運動が広がっているのを見る為、
     ニュースにくぎ付けの毎日です。
     カナダはトゥルードー総理大臣も参加したり、漸進的ですね~!

     さて、例の3人娘の家を建てるプロジェクトの件ですが、
     この間シスターから
     「本当はあの子達はそれぞれ個別の家が欲しかったけど、
     トモコの前では本音が言えなかったんじゃないか」
     との意見があり、シスターが3人娘に直接電話し
     「自分達が買った土地に本当に集合住宅を建ててもいいのか」
     と確認したら、
     3人娘が「それでいい」とはっきり意思表示したそうで、
     これで正式に開始できそうです。

     その後、3人娘から皆さんに自己紹介が送られて来たので、
     下の様に翻訳しました。

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     右からイネス、ビアトリス、リカルディーナ
  
     私はイネス・フェリジダード
     1994年6月16日生まれです。
     私は両親共いない完全孤児で、
     新生児の時にシスターたちの家に引き取られ、
     そこで5才まで育ちました。
     6才からは寄宿舎のあるキリスト教の小学校へ通い、
     コミュニティー高校を終えたのち、
     ナマシャ地区にある大学で教育訓練コースを修了しました。
     まだ教員の職につく機会にめぐまれない為、
     今はNGOのコミュニティー啓発の仕事をしています。
     いつか教員として授業出来るようになるのが私の夢です。

     余暇には小説を読んだり、音楽を聴くのが大好きです。
     好きな色は黄色とピンク。
     好きな食べ物はフェジョアーダ(豆のシチューみたいな料理)です。
     皆さんがわたしたちを支援して下さることに感謝すると同時に、
     今度卒園する子どもたちの面倒を見ることをお約束します。
     どうか皆さんに神のご加護を!

     私はビアトリス・ナイラ・ムッサ
     1993年6月16日生まれです。
     私も両親共いない完全孤児で、
     うまれて以来5才までシスターたちの家で育ちました。
     その後私もイネスと同じ寄宿舎のある小学校と中・高校に通い、
     同じ大学で教育訓練コースを修了しました。
     私もまた教員の職に恵まれないためイネスと同様に、
     今はNGOのコミュニティー啓発の仕事をしています。
     私は英語が好きなので、いつか語学学校で英語を學びたいです。
 
     私は希望の色青と緑が好きです。
     皆さんの全てに感謝し,
     神様が皆さんを祝福し守られることを祈っています。

     私はリカルディーナ・マリア・エスペランサ、
     1994年9月10日生まれです。
     親がいない完全孤児で,
     生まれてすぐから8才までシスターたちの家で育ちました。
     私は手に障害があるため、
     6才から学校を始められませんでしたが、
     9才からイネスとビアトリスと同じ寄宿制の学校に入学しました。
     その後職業高校で会計を専攻して卒業しました。
     自分の専門分野で何度も就職に応募しましたが、
     なかなかその分野で職に就くのは難しいので,
     先ずはスーパーマーケットで働いていましたが、
     それもコロナ危機で今は休職状態です。
     でも希望を捨てずいつかビジネス分野で大学に進学して企業し、
     若者達に職を提供出来るようになりたいと思います。

     趣味は料裡と音楽で、好きな色は赤と黒です。
     皆さんの援助は私の人生に大きな幸福をもたらせてくれます。
     私も小さな子ども達の世話をして、
     シスター達が私たちを教育してくれたように、
     教育してあげたいと思います。
     皆様に神様のお恵みをお祈りします。
      
     3人の自己紹介文を読んでいると、
     彼女たちの健気さ、頑張り、優しさ、生きる強さに胸がジーンとして…
     そんな彼女達が幸せな人生を築いていけるように、
     お手伝い出来るなんて嬉しいですね。

     建設のおじさんによると、
     集合住宅の予算は当初の3軒分の予算よりも
     上回りそうだという打診がありましたが、
     まだ予算の計算は終わっていない様です。
     受け取り次第、皆さんにもお送りします。
     では、どうぞよろしくお願い致します。

     まだコロナ危機は続きますので、
     皆さんもどうかお気を付けて、お過ごし下さいね。

     渋谷朋子