2022年9月25日日曜日

Victoria 88回トランスリンクの旅

      パンデミックのため、近場ばかり選んでいましたが、
     今回は思い切って重い腰上げ、Victoria に行くことに。
     シニアはフェリーが無料(月〜木まで)なので、
     その特権を使わせてもらいました。

     天気はサイコー!!ピッカピカの青空で暑過ぎも、
     寒過ぎもしない最高のトランスリンクの旅日和(?)

     参加者は7名。
     Bridgeport の12番のバス停に集合。
     7時45分の620番のバスでTsawwassen のフェリー乗り場まで。

     9時のフェリーでVictoria へ。
     フェリーの中ではお喋りに花が咲き過ぎて、
     カフェテリアにずーと座りっぱなし!
     
     10時半 Victoria のSwartz Bay に到着。
     70番の2階建バスでダウンタウンへ。


     まずは州議事堂の前で記念撮影。すっかり旅行者気分です。
     25歳の青年ラトンベリーが設計したこの州議事堂は、1897年完成。
     

     それ以前にあった州議事堂が上の写真の建物です。
     この建物1864年に建てられていて、バードケージ(鳥籠)
     と呼ばれていたそうです。

     最初に私たちが向かったのが「Fisherman’s Wharf」
     街の中心から海に沿って15分も歩くと、
     カラフルな可愛らしいフローティングハウスが見えて来ます。
     桟橋に入るとメキシコ料理店やフィッシュ&チップスのお店など
     食べ物屋さんがあり、まずはここでランチ。
      

     タコスとスープ、美味しかったです。
     でもこのタコス1つとスープだけでは、、ちょっと物足りなかった人も。


     この桟橋の先には個人のフローティングハウスや公園もあるのだけど、、
     残念ながら見ている暇もありませんでした(涙)
     なにしろ私たちに与えられている滞在時間はたったの3時間ちょっと。

     ここからSea Taxi でEmpress Hotel へ向かう筈でしたが、
     値段が12ドルと聞いてみんな乗る気が一挙に失せ、
     12ドル分と思うとかえって歩く元気が出て来たようです(笑)
     実は私たちTsawwassen で会う筈だった人に会えず、
     一人置いて来てしまったんです。
     それがこのホテルの前でやっと会えて、、これで無事全員揃いました!

     Victoriaの街は1843年に出来たフォート・カザモンが起源だけあって
     あちこちに昔の面影が残っています。
     今回はツアーでは行かない昔の面影探訪です。 


     まず行ったのがBastion Square 。
     1840年代にジェームス ダグラスにより
     ビクトリア砦が築かれた歴史的な場所です。
     今はギャラリーやレストランが立ち並ぶ
     おしゃれな一角に変貌していますけど。
     写真のレストランなんかとても素敵で入りたかったのですが、
     こんなに満員ではとっても無理。次回に持ち越しです。
     私たちが入ったのは、Bastion Square にある「Farm House 」
     ここででティータイムをしたのですが、
     働いている3人の女性が全員日本人だったのには驚きました。


     次に行ったのがビクトリアのパイオニアである
     Thomas Trounce の名を取ったTrounce Alley 。
     Goverment St. を歩いていると、看板が出て来ます。
     路地に入るとすぐにButton & Needleworks という
     可愛い店構えのお店があって、ここはボタンと刺繍の専門店。
     店内にはものすごい種類のボタンがズラリ。
     ボタンというより、アクセサリーになりそうなのも沢山あり、
     見ているだけで楽しいお店でした。

     その他スペイン様式のTapa Bar 等もあるし、
     街灯は120年前のガス灯が今だに使われているので、
     夜この通りを歩いてみたくなりました。
     次に目指したのが、Market square 。
     Market square のあるLower Johnson St. には19世紀末期、
     Victoriaがゴールドラッシュに沸く頃に建てられた
     カラフルなビクトリア様式の建物が軒を連ねていて、
     まるで古き良き時代のイギリスの町にワープしたような
     素敵な町並みです。        
     Market Square はそんな通りの一角にありました。
     ここは19世紀の終わり頃に建てられた倉庫街を
     利用して作られたショッピングセンターです。
Market square
     私たちはさっと見ただけで良く知らなかったのですが、
     ここには約30ものお店が入っていて、
     「Wanna Wafel 」というベルギーワッフルのお店が有名なのだそう。
     最後に向かったのが China Town の真ん中にある
     小さな路地ファン・タン・アリー 
     Victoria の China Town はカナダの中でも一番古く、
     ゴールドラッシュで賑わっていた19世紀半ばには
     3500人の中国人が住んでいたそうです。
     当時の勢いを物語るように、入り口には立派な門が今でも佇んでいます。
     門の両脇に2つの獅子像。
     両方とも子連れなのでこの獅子たちは雌なのかな?
     Victoria のChina Town は現在は2ブロックほどしかない
     こじんまりとしたエリアなのですが、
     その真ん中あたりに赤い看板が出ていて、
     そこが目的のファン・タン・アリーです。
 
     一番狭い所で90cmしかない何やら謎めいた雰囲気が漂うこの横丁は
     かって賭博や阿片の売買が行われていた場所とか。
     今ではユニークな雑貨屋さんやパン屋さん(今日は閉まっていましたが)
     等が並び、映画の撮影にも使われるそうです。

     色々な場所に行った割には時間がなくて、
     一つ一つの場所をじっくり見られませんでしたが、
     次回の楽しみにしました。
     Victoria にはまだまだ見たい所が残っています。
     時間さえあれば、エミリーカーの生家、
     Robert Dunsmuir の息子が建てたHatley Castle ,
     Beacon Hill Park なども散歩したいし、
     州議事堂もツアーに参加してゆっくり見て回りたいです。
     次回は泊まりで、という声も多かったので、
     来年みんなで一泊旅行が出来たら、、、最高ですね。


2022年8月27日土曜日

Sunflower Festival とLondon Farm        87回トランスリンクの旅

      しばらく蒸し暑い日が続いたのに、当日はカラッとした快晴日和。
     真っ青に広がった空の下、Steveston のCountry Farm で開かれている
     「Sunflower Festival 」に行って来ました。
      
     参加者9名。10時半現地集合。料金は12ドル+Tax

     このFestival は去年行ったので、チケット売り場の位置も、
     会場の入り方も分かっているつもりでしたが、
     全てが変わっていて、最初は戸惑ってしまいました。
     チケットを買って中に入るとちょっとした池があり
     (去年は池なんか見なかったのですが、、)
 

     会場までワゴンに乗って行きます。
     (去年は歩いて入ったのに、、)
     ワゴンに乗っている間、歌手のお兄さんが懐かしい曲で
     雰囲気を盛り上げてくれて、、
     私たちも手拍子したり一緒に歌っているうちに会場に到着です。

     ここは20エーカーの土地に20種類以上のひまわりが
     段階的に咲くように植えられているそうです。

     Maze には手こずりました。
     色々な道を試してみても、すぐ突き当たりにぶつかり、
     なかなか出口に出られず、
     みんなで右往左往してやっと出られた感じでした(汗)。
     ひまわりだけでなく、ダリヤ、コスモス、かすみ草なども
     とっても綺麗でした!
     帰りのワゴン車に乗っているところです。
 

     ひまわりは勿論、色々なお花を満喫してすっかりみんな笑顔に。
     やっぱりお花を見ていると「幸せホルモン」が分泌するのですね。
     黄色は食欲を刺激するとか。
     ひまわりを堪能してお腹が空いたところでランチです。

     ランチはフレーザー河沿いにあるインド料理の「Ember Indian Kitchen」

     店内は広々としていて、サービスも良く、
     勿論料理もとっても美味しかったです!
     みんなでシェアーしたせいかお値段も安く、
     チップも15%からあるので助かりました。

     食後はフレーザー河を散歩。


     London Farm に行ってみました。


     スタッフの方の説明によると、このLondon Farm は
     1877年にOntario から来た16歳のCharles Edwin Londonと
     彼の兄の17歳のWilliam が2000 ドルで200エーカーのこの土地を買って
     農場を始めたのだそうです。
     当時の2000ドルと言ったらちょっとした財産だと思うのですが、
     それを未成年者がそのお金を出して土地を買ったというのだから
     驚きました。
     この家は1888年にCharles が結婚して 建てた家だそうです。    

     今回も充実した楽しい旅となりました。
     

2022年7月15日金曜日

Granville Island とパリ祭           86回トランスリンクの旅

      今回のトランスリンクの旅はSeawall を歩いて
     Granville Island とパリ祭を楽しむという盛り沢山の旅でした。

     参加者は最初8人だったのが色々な事情で最終的には
     雅子さん、佳子さん、悦子さん、麻耶さん、私の5人に。
     10時40分 Olympic Village Station に集合し、
     雅子さんの案内でSeawall へ。


     ここからSeawall に入りました。
     今日は曇りなので歩き始めは少し寒いくらいでしたが、
     歩いているうちに体も温かくなり、
     散歩にはもってこいの天気となりました。     
     海沿いのSeawall を歩きながら
     Vancouver のダウンタウンの建物を眺めたり、
     アザラシを見つけたり、カナダガンの親子を観察したり、、、
     とっても気持ちの良い散歩道です。

     道なりに行くとGranville Island に。


     ここで麻耶さんと合流し、ランチはBridges で。

     3品しかオーダーしなかったのに、みんなお腹いっぱいに!
     美味しかったし、値段も19%のチップ入れて、一人14ドル未満。
     雰囲気も良く、グッドチョイスでした。

     食後はGranville Market で麻耶さんがお惣菜を買ったり、
     彼女の従兄弟がやっている「Artisan Sake Maker 」で酒粕買ったり、、


     麻耶さんの案内で少しGranville Island の中を見て回った後、
     コーヒーショップへ。
     休んでいる最中小雨が降り出したこともあって、
     結構長時間楽しいお喋りで時を過ごしました。
     

     ここで麻耶さんとお別れし、4人はSea Taxi でパリ祭の会場へ。


     海上には夏休みの子供たちの楽しみである海賊船が出没していました。


     Round House で開かれたパリ祭に到着。


     最後は会場でチーズやクレープを食べながら、ワインを。
     そして尽きないお喋りを楽しんでいるうちに
     帰らなければならない時間になりました。

     今回の旅は雅子さんが上手に案内してくださったので、
     全てがスムーズに行き、楽しい旅となりました。
     雅子さん、お世話になりました。

     いつも素敵な旅の動画を作ってくれる和子さんが来られなかったので、
     私が頑張って作ってみました。
     和子さんのように上手には作れませんでしたが、
     楽しかった旅の雰囲気が少しでも皆様に伝わりますように!



2022年6月29日水曜日

Stanley Park とCoal Harbour Seawall 散策    85回トランスリンクの旅

     待ちに待った夏の青空が広がる中、
     Coal Harbour Seawall とStanley park を散策してきました。

     参加者はミツコさん、和子さん、佳子さん、ちえこさんと私の5名。
     10時40分 Waterfront Station に全員集合し、
     そこからミツコさんの案内で旅は始まりました。

     5、77キロの Coal Harbour SeawallはCanada Place からスタートです。


     道は散歩またはジョギング用と
     サイクリングやインラインスケーター用とに分かれているので
     とても歩きやすいです。


     Stanley Park に行く前にまずはランチということで
     Cardero St. を左に曲がり、Robson St. へ。


     ここでこんな奇妙な建物を見ました。
     これは日本の建築家隈研吾さんが設計した
     135M 40階建ての「Carved Tower」です。
     188の居住ユニットがあるこの建物の表面は、
     ガラスと研磨されたアルマイトで作られていて、
     内装材は木材や竹を主に使用。
     隈研吾さんは、自然素材を生かした建築や格子を多用した作品が多く、
     「和の大家」とも称されている巨匠だそうです。



     上の写真の茶室は隈研吾さんが設計した
     Vancouver の屋上庭園に立つ空中茶室。
     こんな茶室でお茶を飲んでみたいですね。

     ランチはトンカツが売りの「Saku Restaurant」で。
     11時半オーペンで、20分前でこんなに人が並んでいました。
     店内は天井が高く、窓が沢山あって広々とした感じで
     なかなか居心地の良いレストランでした。
     トンカツの方はちょっといまいちだったかも。


     Robson St. からStanley Park へ。
     まずはバラ園へ。
     今年の夏は寒いので、バラはまだ咲き始めたばかり。
     ちょっと全体的に寂しい感じでした。
      バラ園からトーテンポール広場へ


     やっと夏らしい天気に恵まれたので、ビーチは人でいっぱい。
     最後はSilvia Hotel でティータイム!
     ケーキがとてもおいしかったです。


     帰りも同じCoal Harbour Seawall を通ってWaterfront Station へ
     私たちが歩いた距離はなんと15キロ、24727歩。
     みんなで楽しくお喋りしながらだと、こんなにも歩けるのですね。
     お天気にも恵まれ楽しい旅でした。


     Vancouver に出来ているSeawall は、
      Vancouver Convention Centre から Spanish Banks Parkまで
     全長28キロもある世界一長いSeawall だそうです。
     また機会があったら違うコースをチャレンジしてみたいです。
           
     今回の旅を高橋和子さんが素敵な動画にしてくれました。