今回はStanley Park とWest Endを歩こうという、ちょっと欲張った旅
です。幸い天気も良く、参加者も9名となりました。
Richmond 組は
9:30 Brighouse Station 集合
9:35 Canada Line 乗車
10:02 Waterfront Station 下車
10:10 Station の正面入り口でRichmond 以外の人と合流
全員集合したところでバス停へ。19番のバスでStanley Park まで。
歩いていける距離なのですが、今回はバスに乗りました。
着いたこのStanley Parkは405haもあり,北米でもトップ10に入る広さ
だそうです。その広い敷地の中は針葉樹に覆われていて、中には70m
を超える巨木もあるんです。都市公園なのに、州内最古の原生林も
残っていて、世界で16番目に素晴らしいという折り紙つきの公園で
す。
バスから降りた所はもう公園内。空気も急に清々しくなった感じで、
足取りも軽くバラ園の方に向かいました。

このバラ園が出来て今年で105年目。園内には3,500種のバラが植え
られているそうで、色彩豊かなバラが一斉に咲き誇っている様を見
て、その素晴らしさにみんな大喜びです。
ここはバラだけではなく、季節ごとに色々な花も植えられています。
このデルヒニューム見てください。びっくりするくらい背が高く、
見事だったので、ここでもみんなで写真撮影です。
次はLost Lagoon の岸辺にある「Nature House」を覗いてみました。
ここで初めてビーバーの尻尾を見ました。平ったくてとっても立派!
ビーバーはこの尻尾を使って、外敵が来た時仲間に危険を知らせる為
水面を叩いたり、その尻尾で外敵を追っ払ったりするそうです。
またこの尻尾は、先住民の人たちが極寒の環境で生きるための不可欠
な脂肪の優れた供給源で、食べると口の中で溶けるほど柔らかくて
美味しいのだそうです。
Lost Lagoon でちょっと一休み。
絵のようなLost Lagoon の景色です。
このLost Lagoon の周りを歩いていると、カナダガンが固まって休ん
でいて、私たちがすぐそばを通り抜けてもびくともしません。平気
で片足で寝ています。何故片足で寝るのか?疑問に思って聞いてみた
ら、それは体が冷えるのを防ぐ為で、もう片方の足は羽毛の中に入れ
て温めているのだそう。同様に嘴からも体温が奪われるので、この上
の写真のように羽毛の中にしまい込んでいるんです。
鳥たちの省エネですね。