今日は、カナダは深雪の寒さである事と想像します。
皆さま、風邪などひかれずにお元気でお過ごしでしょうか。
さて、今回お送り頂きましたご寄付を受け、
その用途について、シスターとマルコスと話し合いました。
その結果、今一番必要とされているのは、
職業訓練コースが継続・拡大できる為の「場所」である、
という結論に至りました。
というも、現在は孤児院内に2教室を増設して、
そこでコースを行っていた訳ですが、
最近幾つかの課題が出てきていました。
1) 一番活発で生徒数も多い溶接コースは、
孤児院外の地域の若者達(彼らも片親孤児の場合が多い)
も参加しているが、
孤児院への外部者の出入りは
本来限られた時間内という規則がある為、
その兼ね合いがシスター達の間で葛藤になっていた。
2) 特に溶接コースは
電気代が掛ったり騒音が発生する為、
孤児院の敷地の外で行った方がいいのではないか、
という意見が出てきた。
3) 持続性の為にコースで生産された物を売って、
その収入を運営費に充てたいが、
閉ざされた孤児院の敷地内だと、
外部からのの目に留まらず、
発注・販売の機会が非常に限られてしまう。
これらの課題を解決する為の最善策は、
孤児院の外で大通りに近い場所に、
溶接コースを移転する事だという結論に至りました。
その際、これまで建設した2教室は、
靴細工と被服コースが再開した際に、
使い続ける事となります。
そこで、マルコスが早速候補になる土地を
孤児院の近辺で探し、
2件見付けて来ました。
どちらも大体4000ドル位です。
この土地のどちらかで、
早急に教室と展示室を建設し、
溶接コースをそちらに移動したい、と考えています。
建設費は恐らく2500ドル位かかるかとおもわれますので、
合計6500ドル位の計画になると思われます。
つきましては、
現在さとみさんと皆さまからお送り頂きました
計3000ドルをこの計画に使わせて頂いてもよろしいでしょうか。
残り3500ドルは孤児院と私で
他の寄付をかき集めて、
何とか実現したいと思っております。
私個人的には、今回の人事異動が決まって以来、
どうやって私の異動後もこのコースが持続できるか、
を考え続けておりました。
(その一環で、こないだお騒がせした
「NPO法人化」案も出て来た訳です・・・。)
その持続への課題も、
この移転計画で解決できるかと思います。
それでは、どうかご検討頂けます様、
どうぞよろしくお願い致します。
また、明日(金曜日)に
Skypeでのご挨拶が可能でしたら、
ご都合のいいお時間をご指定下さい。
こちら側は、夜7時半から10時位まで、
集合して待機している予定です。
そちらがワシントンDCと同じ時間帯であれば、
午後12時半から15時位の間となります。
では、お返事をお待ちしております。
渋谷朋子
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