2011年1月26日水曜日

♪モザンビークの家族♪ 朋子さんのブログから

The sisters and brothers of Moz: Celeste, Pantalona, Marcos & Tomoko!

     この年末年始も、
     例の如く日本で家族や友人と至福の時を過ごし、
     「やっぱり人の幸せとは、
     家族や親友の傍に居られる事かもな~」
     と後ろ髪を引かれる 思いで、
     1月頭にモザンビークに帰任してきました。
     ちなみにこの休暇中に、
     次の任地ギニア・ビサウへの転勤が決まった為、
     今回の帰任は2月下旬までという
     タイム・リミット付き。
     モザンビークで残された時間も2カ月弱かと思うと、
     何故か突然全てが輝いてみえてくるという、
     ブルンジでも体験した不思議な現象 が、
     案の定モザでも発生して来ました・・・。

     さて、残された時間内に、
     これまでお世話になった人達に
     ご挨拶に廻ろうと予定を立てると、
     アッという間に残された週末が
     殆ど全て埋まってしまいまし た。

     そのご挨拶回り兼博士論文の現場研究の為に、
     この週末はナンプラの孤児院を訪問してきました。
     ナンプラには従妹の友人・大久保君が勤めている孤児院と
     マプトで通っている施設と
     同系列の孤児院があるので、
     その両方を訪問するべく
     弟マルコスとブルンジ時代からの友達・セレステと
     カポエイラ仲間の弟分・パン タを連れて、
     いざナンプラに出発。

     マルコスとセレステは、論文研究の為に
     11月からこれまで7軒の孤児院を
     一緒に訪問して来た仲間なので、
     もうすっかり遠慮も気遣いも要らない家族感覚で、
     その二人に更に日曜に孤児院に通う
     カポエイラ仲間のパンタが
     最年少の弟分として加わり、
     仲いい(?)四兄弟ユニットが見事に完成!

     その4人で孤児院に訪問し、
     マルコスとセレステと私で
     研究の為の調査をしている間に、
     パンタが大久保君の手を借りて
     子ども達にカポエイラを教え 始め、
     調査が一段落したら私もカポエイラに加わる、
     という調子で1日が終わり、
     とても充実した週末となったのでした。

     マルコスもセレステもパンタも、
     自国の孤児達の一助になりたい、
     という純粋な心を持った若者達で、
     彼らと居るだけで、
     私も一緒に頑張りたいと思えます。

     こんな明るく有望でパワーに漲った若者達と
     数年を共にできただけでも、
     モザンビークに来れて良かった~と思える位、
     彼らとの出会いは私にとって宝物だ
     と今回改めて実感しました。

     更に今回は大久保君という新たな兄弟も加わり、
     モザンビーク出発を間近に控えながらにして、
     家族は大きくなる一方!
     日本の家族 が変わらず恋しい一方で、
     このモザンビークの家族への愛着も更に深まり、
     「人の幸せとは、家族と呼べる位愛すべき人達が、
     この地上で1人でも身近に居てく れる事なのかも知れない」
     と幸せの定義がまた広まったのでした。

     余談ですが、帰りの飛行機の中で
     私達4人があまりに楽しそうに
     冗談を飛ばしあっていたので、
     近くの席の人達に
     「君達はとても仲良さそうだけど、
     仕事 仲間か何かかい?」と訊かれました。
     そこで素直(?)に「いや、兄弟ですよ。」と答えたら、
     「どう見てもアジア人とアフリカ人の君達が
     兄弟でありえるの か?」
     と目を白黒させていました!

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