2011年3月7日月曜日

☆ビサウ生活本格開始&早速カーニバル!☆         朋子さんのブログから

The parade of the Carnival with disguised people and "mikoshi" (portable shrines).

     ブルンジでなかなか家が見付からず
     最初一か月ホテル生活をした
     トラウマを忘れられない私は、
     例の如く今度も住居に関しては即断即決。
     始めの5日間で暇を見 つけては6件の家を訪問。
     国連平和維持軍のせいで外国人が急に増えたせいか、
     ここの家賃はかなり高めな事が判明。
     かなり小さくボロイ2DKが
     軽く800ド ル以上してしまい、
     最貧数国なのにビサウの家賃は東京並み・・・。
     そこで訪問した家の中で
     一番私のニーズに合った物件の大家に早速交渉し、
     「女同士」と 「半年前払い」を切り札に
     100ドル以上負けて貰い、
     即翌日にホテルから家にお引越し。
     広さも家具も私好みで引っ越してみて、
     改めて大満足♪
     それに大家の 大家族がすぐ隣&裏に住んでいるので、
     一日中彼らの喧騒が聞こえてきて
     それも西アフリカっぽくて二重丸。
     唯一の難点は、カラオケ好きの私が
     家で一人大声で 歌っているのを
     隣人に全て聞かれちゃう事かな?!

     ビサウでは水や電気が安定していないので、
     生活もかなり基本に戻ります。
     例えば掃除や洗濯も全部手仕事。
     まだメイドさんも居ないので、
     引っ越した週末は
     自 分でバケツに水汲んで
     汗拭いつつ手で洗濯していたら、
     ガーナの村生活を思い出し、
     こんなに「生きて生活している実感」を
     感じたのは久々だな~と思いまし た。

     それにここでのお買い物は、
     近所のモリタニア人家族がやっているキオスクと
     地元の市場が主。
     この市場、一歩足を踏み入れると
     迷路みたいでかなり大き く、
     しかもギニア・ビサウ人だけじゃなく、
     セネガルやギニア、シエラ・レオネなど
     隣国から商売人が集まっており、
     彼らと冗談や憎まれ口を交わしながら
     「セ ニョーラ、もう勘弁してくれ~」
     と言われるまで値段交渉をする久しぶりで超楽しく、
     「これぞ西アフリカ!
      こういうのが恋しかったんだよね」と嬉しくなりま した!


         さて、今週はキリスト教の四旬節に入る前のカーニバルが
     世界のカトリック各地で行われていますが、
     ビサウも例に漏れず年最大のお祭りが
     この日曜日から3日 間に渡り行われています。
     運よくその直前に赴任した私は、
     到着後初めての週末にそのパレード見学に繰り出しました!
     地元民の目からパレードを見たいと思っ たので、
     先週娘さんまで提供してくれたカマラ叔父さんの所に行ったら、
     「今がお店(!)のかきいれ時だから、
      パレードなんかに行ってられないよ」と連れな い仕打ち。
     う~ん、地元民にとっては毎年の事だから、
     もう見飽きちゃったのかな?
     そこで叔父さんの所に遊びに来た
     カーニバル用に頭を侍刈りにした青年・ヴィレ君と、
     野次馬よろしくパレード見学に行ってみると、
     マスクや鬘などで仮装した人達に囲まれて、
     「自由」とか 「開発」とか「愛」などをテーマにした
     手作り神輿を担いで太鼓に合わせて踊る行列が延々と続きます。
     中には「奴隷時代」をテーマにした
     首と手足を鎖で繋い だ人達も居て、
     「これって政治的にいいの?」と思っちゃったりして。
     そんなこんなで、ビサウ生活も楽しく快調に滑り出しました!
     初めから、こんなにしっくり馴染み、
     こんなに楽しく感じるなんて、
     やっぱり私の原点は西アフリカだからでしょうか。

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