The parade of the Carnival with disguised people and "mikoshi" (portable shrines). |
ブルンジでなかなか家が見付からず
最初一か月ホテル生活をした
トラウマを忘れられない私は、
例の如く今度も住居に関しては即断即決。
始めの5日間で暇を見 つけては6件の家を訪問。
国連平和維持軍のせいで外国人が急に増えたせいか、
ここの家賃はかなり高めな事が判明。
かなり小さくボロイ2DKが
軽く800ド ル以上してしまい、
最貧数国なのにビサウの家賃は東京並み・・・。
そこで訪問した家の中で
一番私のニーズに合った物件の大家に早速交渉し、
「女同士」と 「半年前払い」を切り札に
100ドル以上負けて貰い、
即翌日にホテルから家にお引越し。
広さも家具も私好みで引っ越してみて、
改めて大満足♪
それに大家の 大家族がすぐ隣&裏に住んでいるので、
一日中彼らの喧騒が聞こえてきて
それも西アフリカっぽくて二重丸。
唯一の難点は、カラオケ好きの私が
家で一人大声で 歌っているのを
隣人に全て聞かれちゃう事かな?!
ビサウでは水や電気が安定していないので、
生活もかなり基本に戻ります。
例えば掃除や洗濯も全部手仕事。
まだメイドさんも居ないので、
引っ越した週末は
自 分でバケツに水汲んで
汗拭いつつ手で洗濯していたら、
ガーナの村生活を思い出し、
こんなに「生きて生活している実感」を
感じたのは久々だな~と思いまし た。
それにここでのお買い物は、
近所のモリタニア人家族がやっているキオスクと
地元の市場が主。
この市場、一歩足を踏み入れると
迷路みたいでかなり大き く、
しかもギニア・ビサウ人だけじゃなく、
セネガルやギニア、シエラ・レオネなど
隣国から商売人が集まっており、
彼らと冗談や憎まれ口を交わしながら
「セ ニョーラ、もう勘弁してくれ~」
と言われるまで値段交渉をする久しぶりで超楽しく、
「これぞ西アフリカ!
こういうのが恋しかったんだよね」と嬉しくなりま した!
さて、今週はキリスト教の四旬節に入る前のカーニバルが
世界のカトリック各地で行われていますが、
ビサウも例に漏れず年最大のお祭りが
この日曜日から3日 間に渡り行われています。
運よくその直前に赴任した私は、
到着後初めての週末にそのパレード見学に繰り出しました!
地元民の目からパレードを見たいと思っ たので、
先週娘さんまで提供してくれたカマラ叔父さんの所に行ったら、
「今がお店(!)のかきいれ時だから、
パレードなんかに行ってられないよ」と連れな い仕打ち。
う~ん、地元民にとっては毎年の事だから、
もう見飽きちゃったのかな?
そこで叔父さんの所に遊びに来た
カーニバル用に頭を侍刈りにした青年・ヴィレ君と、
野次馬よろしくパレード見学に行ってみると、
マスクや鬘などで仮装した人達に囲まれて、
「自由」とか 「開発」とか「愛」などをテーマにした
手作り神輿を担いで太鼓に合わせて踊る行列が延々と続きます。
中には「奴隷時代」をテーマにした
首と手足を鎖で繋い だ人達も居て、
「これって政治的にいいの?」と思っちゃったりして。
そんなこんなで、ビサウ生活も楽しく快調に滑り出しました!
初めから、こんなにしっくり馴染み、
こんなに楽しく感じるなんて、
やっぱり私の原点は西アフリカだからでしょうか。
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