マプト生活も早一カ月。
「早」と言いつつ、山あり谷ありでした。
仕事面では教育省側も旧知の 面子が揃っているお陰もあり、
まあ順調な滑り出しですが、
一方私生活では予期せぬ(?)難題が。
離任前と赴任直後の無理がたたってか、
2月は体調を大幅に 崩してしまいました。
ニジェール離任前の一分一秒でも惜しい中、
大急ぎで昼食を食べた際にちゃんと噛まずに
飲み込んだ物が喉につかえて、
それ以来痛みを伴 う嚥下障害が始まりました。
初めは「何だか最近食べ物が飲み込みづらくなったな~。
とうとう老化現象の始まりか…」程度に思っていたら、
モザに赴任して1 週間後に痛みが激化し熱と頭痛も始まり、
週末はずっと寝込んで過ごしました。
そこで月曜にマプトで
一番施設が整っている総合病院に行ったら、
数日かけて内 視鏡、レントゲン、血液検査を受けて、
金曜に「異物がつかえた事による急性咽頭炎」と判断され、
抗生物質を処方されました。
それを飲み始めたら、喉の痛みは数日で収まったのですが、
今度は頭が割れる程痛みがひどくなり、
不調続きでとうとう中学生時の体重を切り、
我ながら心配に…。
そこで、藁もすがる気持ちで
職場近くのクリニックに行きました。
すると、血液検査の結果では炎症は引いていましたが、
恐らく多忙で免疫が下がってい る矢先に
急性炎症を起こしたので、
体が過反応しているのではないかと言う事で、
今度は抗炎症薬を処方されました。
半信半疑で飲み始めたら、数日で頭痛も消 沈し、
3月に入って漸く痛みや不調がない生活を始められました!
あ~、健康でいられるだけで幸せなんだよな~♪
と現在幸福感を満喫中で~す。
ちなみに私が 不調で寝込んでいる間、
ジュリアが甲斐甲斐しく(何故か)おやつを
ベッドに持って来てくれたりしましたが、
例の如くその後「昨日ママの看病したんだから、
今日はプレゼント買ってね!」と現金な所は相変わらず(-_-
一体どうしたらこの子に見返りを求めない
真の優しさを教えられるのかしら…。
でも私が痛みと熱で寝込んでいる時は
さすがに危機を感じたらしく、
「ママがい なくなっちゃいそうで、ジュリアこわい…」
と目をウルウルさせて言うので、
「大丈夫、ママはいなくならずに
ジュリアが大人になる迄一緒にいるって約束する から。」
と指切りしながら、
この子の為にも一刻も早く完治して
長生きしなきゃ、と決意(?)を新たにしたのでした。
そんなこんなで、ようやく体調が回復したので、
先週末早速愛しの孤児院へ行って来ました~!
当時から仲良しだった完全孤児の女児5人は
今はもう15 歳前後!
以前はジュリア位だった背も
今じゃ私と同じか私以上になっていて、
年月の流れを感じました。
皆、私を見た途端、「トモコおばさん!!」
と嬉しそう に駆け寄って飛び付いて来てくれましたが、
数分間で飽きられ((-_- ;))それぞれ他の事を始めたので、
ちょっと物寂しさを感じつつ、
「そうだよな、 きっと彼女達にとっては、
私も人生の通過人に過ぎないんだろうな~」と思いました。
こうなったら、彼女達との信頼関係を
一から築き直さなきゃです。
ちなみ に完全孤児の男児達は
男子生徒の為の全寮制の施設に移っていたので、
今回は再会できませんでした。
一方、体調が回復した途端に私生活も充実し始め、
ジュリアのバレエ・クラスを見学に行ったり、
ジュリア人生初・映画館で映画鑑賞したり、
エクアトリ アル・ギニア人の隣人の家にお招き頂いたり、
なかなかいい感じ♪
6才になったジュリアちゃん |
ちなみに回復前にジュリアの誕生日が到来したので、
不調の体に鞭打ってジュリアのクラスメートを招いて
お誕生日会を開催した所、
そこで多くのママ・パパ友 ができて収獲大!
あ~、無理して頑張った甲斐あったわ~。
今世間ではコロナ不安が漂っていますが、
皆様どうかお元気でお過ごし下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿