
コロナによるセミ・ロックダウン生活も10週目。
前回のブログで、
「意外にもコロナによるテ レワークで
以前よりも健康体になれそうな予感」などと書きましたが、
それはとんでも勘違いでした~(-_-;)
ズンバは例の如く三日坊主で、料理は続けてはいますが、
仕事が忙しいとやはり簡易食に逆戻り…。
X十年来の習慣を数週間のコロナ危機で
変えられる筈はないで すよね。
この間モザンビークでのコロナ感染者は
数人から約150人に増えましたが、今の所死者はゼロ。
モザンビークを含むアフリカの国々は、
当初心配され ていたよりも、
上手く対応して感染拡大を今の所抑えられている模様。
でもその好戦振りは
先進国ではあまり報道されていないという説も。
https://www.theguardian.com/commentisfree/2020/may/21/africa-coronavirus-successes-innovation-europe-us
しかし、私が担当する教育分野では、
ただでさえ就学率も習熟度も低いモザンビークの様な
国の学齢児童達にとって2ヵ月以上の学校閉鎖の打撃は多大。
しかもインターネットやテレビどころか
ラジオを持っている率も35%に過ぎないので
教育省が何とか開始した遠隔授業も
国の大半の子ども達には届いていない 可能性が高いのです。
教育省がコロナ対策案を練るのに一から協力しましたが、
インターネットもテレビもラジオも、
そして恐らく電気もない村落部の子ども達に
学校閉鎖期間中にどうやって学び続ける支援ができるか、
未だに課題です。
自分で学べるプリント教材を配る案も考え中ですが、
電気がなくコピーができない 地域でどうやって多数印刷できるか、
またそれらをどうやってコロナ感染拡大させない様に配れるか、
暗中模索中。
このままだと、今学年度のカリキュラムは
来 年度に持ち越しになりそうで、
それをどうするかも検討しなければならず、課題山積です…。
一方家では、友達にも会えず遊び相手が私しかいないジュリアは、
テレワーク中でも私に5~10分おきに
「ねえ、ママ~、一緒に○○しよう~」と話し かけて来るし、
大事なテレビ会議中にいたずらで私に水風船を投げて来るし、
その上私は仕事の合間に家事して一杯一杯なのに、
私が掃除した矢先に散らかした りでこぼしたりして、
まるで私の堪忍袋の限界を試しているのかと思う位。
これが数週間も続くと、私も精神的に余裕がなくなって来て、
常にイライラピリピリ しているので、
「ママ、何でもう笑わなくなっちゃったの?」
とジュリアが訊いて来た始末。
しかし、イライラしてもずっと家で
二人きりでお互い逃げ場はない し、
外出抑制中なので誰かに話して鬱憤晴らす事もできず、
精神的ストレスで4月は結構参ってしまいました。
5月に入って漸く慣れて来たのと吹っ切れた為か、
徐々に心に余裕が出てきて、
またジュリアと笑って遊ぶことが出来始めました。
いざ自分が精神的に追いやられてみて、
初めて日本などでベビーシッターや 大家族の支援もなく
子育てをしなきゃいけず育児ノイローゼに悩む
お母さんの心境が判った気がしました。
そんな時期を乗り越え、
漸く精神的に余裕が出て来た先週末、
マプトから1時間半南下した海岸に
2月にモザに再赴任して以来初の海水浴に
お忍びで行っ て来ました。
非常事態宣言で海岸に行くのも抑制されているので、
いつ警察に捕まるかとドキドキしつつも、
大はしゃぎしながら砂浜で走り回るジュリアを見な がら、
久々に愛おしさが込み上げて来ました!
そしてジュリアと海岸を歩いていると、
またジュリアが「ね、ず~っとママと一緒にいたい!」
と嬉しいことを 言ってくれたのですが、
「ママもジュリアと一緒にいたいけど、
ジュリアも大人になって結婚して
自分の家族を持つだろうから、
そうしたらもう一緒に住めない よ。」
と現実的な返事をしたら、
「じゃあ、ジュリアは結婚したくない…」
と言い出したので、あら大変とばかりに、
「大丈夫、ジュリアが結婚しても
ママは ジュリア達の家の隣に住んで、
ジュリア達の子どもの面倒をみてあげるから!」
と6歳の娘相手に今から孫の話まで持ち出す始末!
やばい、このままだと、私は ストーカー姑になりそう?!
と意表を衝いて数日前迄とは真逆の懸念事項が
出てきてしまいました・・・。
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