2024年10月17日木曜日

West End 散策(2)             119回トランスリンクの旅

   さて、次に目指したのが楽しみにしていたRoedde House Museum です。


   Roedde House は水曜、木曜日、金曜日、日曜日の1時〜4時 オープン
   住所は1415 Barclay St.


   Roedde House の周囲に広がるBarkley Heritage Square 。
   このガゼボは伝統構法を勉強していたCapilano College の学生が作った物だとか。
   Roedde Family が暮らしていた頃の雰囲気にぴったりですね。


   1893年に建てられたこのヘリテージハウスが Roedde House Museum 。
   この家を設計したのがなんと有名な建築家 Francis Rattenbury だそう。
   彼はVictoriaのParliament とEmpress Hotel そしてVancouver Musum など数多く
   の素晴らしい建造物を残していますが、性格的にはかなり問題があった人の
   ようで、最後は再婚した妻の愛人に酷い殺され方をしています。
   もちろんこの家ではないですけど。
   11月2日夜ここで「幽霊と遭遇」というイベントが開かれるのですが、なんか
   Rattenbury の幽霊が出てきそうで怖いですね!



   この家はバンクーバー初の製本職人で、製本会社を設立したGustav Roedde 
   一家が建てた家で、オフィスには古い製本機がありました。
   動画の中で私が触っているのが製本機です。

   グループ毎にガイドがついて説明してくれるのですが、私たちについたガイド
   さん、片言の日本語で説明してくれるのですが、何を言っているのかさっぱり。
   この家に関する面白い話を沢山聞きたかったのに、、ガッカリでした。


   住宅街の中にあるレトロなGeneral Store


   ちょっと一歩目抜き通りに出るとこんな湾曲した超現代的な高層ビルが。
   

   この1550Albarni St. にある43階建ての住宅用超高層ビル「Alberni」は
   隈研吾氏の設計で去年完成した新しいビルです。
   なぜビルをこんな不安定な形状にしたのか、不思議ですよね?
   調べてみたら湾曲化した形状にしたのは、このエリアにある既存の建物の景観を
   損なわないため。また超高層ビルの奥にあるアパートに光をもたらす為だとか。
   この曲線により、建物内の空気もうまく流れるようです。
   

    玄関前に広い苔庭があり、ここが円形劇場にもなるんだそうです。
  

   円形劇場の上を見ると、束ねた木がいっぱい吊り下げられている風景に
   ビックリ!でもこれ木組に似せた彫刻で、木材のように加工された
   アルミニウムで作られているそうです。
   防火規制のため本物の木は使えなかったんですね。
   でも彼が24年前に設計した細い角材を沢山使った栃木の美術館が、今
   青黴と腐食でボロボロになっていることを考えるとアルミニウム材で
   良かったかも。
  

   1019 Nelson St. にもこんな57階建の超現代的な超高層ビルが。
   「The butterfly」と呼ばれているこのビルもなかなかユニークな建物。
   次回West Endに行ったらロビーにも入ってみたいなー。

   West End って年代を感じさせる建物だけでなく、その中に超現代的な
   建物がうまく共存していて、不思議な魅力を作っています。
   まだまだ皆さんにご紹介したいところがあるので、次に続きます。


West End 散策(1)            119回トランスリンクの旅

   雅子さんの散歩道を辿る今回の旅は、思いがけずVancouver West End の再発見
   の旅となりました。

   参加者4名
   10:00  Brighouse Station  Richmond組集合。
   10:07  Canada Line 乗車
   10:29  Yale town 下車
   10:34  WB Pacific Blvd @ Davie St. Bus #023 乗車
   10:44  WB Davie St @ Bidwell St. 下車

   まずはランチからスタートです。


   今回のレストランはRed Umbrella 。住所は1707 Davie St. 
   とても人気の高いお店だそうです。
   朝食専門のカジュアルなお店なのですが、やっぱりWest Endだけあって
   Richmond とは違うオシャレ感がありました。


   料理は見た目よりボリュームがあって、美味しかったー!
 

   ランチの後はこの界隈の散策です。


   まず最初に、1901年に建てられたお城のような豪華な邸宅「Gabriola House」に
   行ってみました。
   私がガイドをしていた頃はこの建物は「The Macaroni Gril」というイタリアン
   レストランでしたけど、現在はアパートになっているようです。
   調べてみたらこの邸宅、昔幽霊屋敷と評判だったそうでビックリ!。
   また家の地下に秘密のトンネルがあって、そのトンネルで密造酒を密売して
   いたなど悪い噂もあったようですが、オーナーのベンジャミン・ ロジャースは
   立派な人物だったそうだし、トンネルの痕跡もなかったとか。
   当時の人々はこの家を見て色々な想像をめぐらしていたのでしょうね。
   

   West End の住宅街の街路樹の大きなこと!ついつい見上げてしまいます。


   去年ダウンタウンで38度という異常高温を記録した時、この木々のお陰で、
   この地域の住宅の室内の温度は30度以上にはならなかったそうです。


   そしてこの木々が作ってくれる木陰のおかげで、外を歩いても暑さを全く
   感じなかったと聞きました。
   これらの木々を見ているとさもありなんと納得です!
   この大木の名はインディアンビーンズまたはキササゲ、英名をCatalpaだと
   ミツコさんに教えてもらいました。
   6月から7月にかけて可愛らしい花が咲くので、その頃またお花を見に
   来たいですね。


   落ち葉の感じも良いでしょう?


   この家のハロウインの赤いカボチャのお化けたち、センス抜群ですね。


   次に訪ねたのがビクトリアン様式の邸宅 Barclay Manor です。
   1890年に建てられたこの家は1909年に3階を増築。
   1988年に取り壊され、建物の裏側はエドワード朝のデザインに、残りの部分は
   1909年以前の状態に復元されたそうです。
   現在市のコミュニティーセンターの管轄で、特にシニアの人たちの憩いの場に
   なっています。
   

   中に入るとコーヒーのサービスやお菓子などが置いてあって、ゆっくり
   寛げるようになっていました。


   Richmond にもシニアが集まれるこんな素敵な施設があったらいいのに、、。
   

   かってWest End は高級住宅街だったんですね。
   緑に囲まれた美しい環境の中に時代を感じさせる沢山の家々。
   どの家も魅力的で、ついつい沢山の写真を撮ってしまいました。
   
   この後 Roedde House Museum  にも行くのですが、次でご紹介しますね。





2024年9月22日日曜日

マサさんの畑訪問             118回トランスリンクの旅

   10月といえばクランベリーの収穫時。それで10月の旅は,マサさんの家の
   近くのクランベリー畑の収穫を見に行って、ランチはマサさんの家で野菜の
   BBQ と虫の良い計画を立てていたら、ちょうどその時期マサさんご夫妻は
   なんとポルトガルに旅行。計画は見事にオジャンになりました(涙)

   でもマサさんが「クランベリの収穫はまだ見られないけど、今月の22日
   だったら遊びに来ても大丈夫だよ。」って声をかけてくれたので、急遽有志
   だけでトランスリンクの旅としてマサさんの畑へお邪魔することになりました。
   彼の住居はPitt Meadows なので、今回の旅は車で。
   
   参加者5名。朝10時にRichmond を出発
   11時前には無事到着しました。


   1エーカーもある敷地内に一歩入るとそこはマサさんとジュリエットさんが
   長年にわたって作り上げてきた楽園です。
   入ってすぐ目につくのがこの見事な石庭!この石庭マサさんの手作りなんです。
 
     
   そして正面奥に見える平屋の家。
   この家の枠組み、屋根、壁、窓は工場で作った物だそうですが、土台から家の
   中の内装など、あとは全てマサさん一人で作った家なんです。以前家の中も
   見せてもらいましたが、とても居心地良く出来ていて素敵でした。

   そして百日草や大きなダリアなどが咲き乱れている美しい前庭は奥様の
   ジュリエットさんの丹精の賜物。その手入れの行き届いていること。
   こんなに沢山のお花が咲き乱れているのに枯れた花なんか一つも無いんです。

   広い土地に沢山の野菜畑。奥にマサさんが作った東屋があります。


   野菜畑にはトマト、胡瓜、インゲン、人参、牛蒡、豆、ルバーブなど数えきれ
   ないくらい沢山の種類の野菜が植えられています。
 

   来るたびに沢山もらって帰るのがここのミョウガ。とっても美味しいんですよ。
   今回も沢山収穫してきました
  

   畑の奥にはブルーベリー畑が広がっています。
   元々はブルーベリーの集積場だった所を買って、マサさんが1人で雑木を
   掘り起こし、雑草を抜き、土地を平にして畑を作ったそうです。
   ブルーベリーを植えていたら、雑草の下から沢山のブルーベリーの木が出て
   来て、今やこんなに立派なブルーベリー畑に変身。
   自然栽培で、農薬を全然使っていないここのブルーベリーの甘いこと!
   私はこのブルーベリーが好きで、8月もここに来ていました。
         

   そして果樹園。りんご、なし、イチジク、ブドウはもちろん


   マルメロ


   ポポの木なんて聞いたことも見た事も無かった珍しい果物の木もあります。


   欲しい野菜を収穫させてもらった後、待望の野菜のBBQ ランチです。
   これが美味しくて。肉なんて必要なし。すっかり虜になって、マサさんのお宅
   に伺う時はいつもこの野菜のBBQを願いしちゃっています。

   私たちも持ち寄りでそれぞれが1品持参しました。


   この東屋とっても居心地が良いんです。座ってお喋りしていたら、時間の
   立つのも忘れてしまいます。
   


   BBQ に舌鼓を打っていたところに現れたのが、、、
   なんときょう子さんとたけしさん。今日来た全員がカーリングでとてもお世話
   になったお二人です。


   お二人はなかなか来れないのでしょうね。畑のズキニがこんなに大きくなって
   いました。この巨大ズキニ、持っていってと言われ、一瞬怯んだのですが、
   貰ってきて正解でした。カレーに入れたり、天ぷらにして食べていますが、
   甘くて、柔らかで、ホント巨大ズキニがこんなにも美味しいとは知らんかった!
   まだまだあるので、当分楽しめそうです。
   きょうこさん、たけしさん、ありがとうございました。
   

   全員で記念写真です !


   ジュリエットさんのお庭の花。少し寒くなってきていると言うのに、まだ
   まだ満開です。種を分けてもらったけど、こんなに見事に咲かせられるかな?

   春から夏はお百姓さん、野菜、花を育て、秋になると渡り鳥になって世界各地を
   飛び回るお2人。ポルトガル旅行楽しんできてくださいね。
   
   美味しいものを食べ、お土産の野菜も沢山もらって、この楽園の楽しさを
   満喫した私たち。幸せな気持ちになって家路につきました。
   マサさん、ジュリエットさん、ありがとうございました。
  
   (注)マルメロとポポの木の写真は以前撮ったものです。

2024年9月21日土曜日

Granville Island とPop-Up Dances Festival (2) 117回トランスリンクの旅


   Granville Island に到着してまず正美さんのお店(Postcard Place )へ。
   残念ながら正美さんがお留守なので、真向かいにある本屋さんへ。
   

   「Nooroongji Books 」という名のこの本屋さん。
   名前はオランダのフリースラントの言葉らしいのですが、、意味不明!


   でも色々な国の本がある中で、日本の漫画本などもあって、とってもユニークな
   本屋さん。時間がある時にゆっくり見て回りたいです。


   Pop-Up Dance Festivalが始まるのが3時半なので、それまでの間の
   ティータイム。


   トランスリンクの旅は、必ずしもいつも会う仲良しばかりが集まるわけではない。
   人によってはそれこそ年に数回も会わない間柄だけど、ティータイムを持つと
   他愛もない会話で盛り上がれる。これっていいですね。
   お互いに打ち解けた気分になり、その場の雰囲気がほんわかしてくる。
   今回も話が楽しく盛り上がり、一瞬このままずっと話してても良いかな
   て思っちゃうほどでした。


   でもダンス見に行って良かったです。ダンスにはダンスの楽しさがありました。
   今回のfestivalは「Roving Performance 」とプログラムにあるように、踊る舞台
   がダンサーによって異なり、案内役が1つのパフォーマンスが終わると次の
   舞台へと観客を誘導して行きます。このパフォーマンスとパフォーマンスの
   舞台が結構離れているので、「へーこんなところもあるんだ」なんて歩きなが
   ら、新しい発見もあって楽しかったです!
   

   マイクを持った女性が今回の案内役のJoylyn 。彼女は俳優であり、ダンサー。
   最初のパフォーマーは彼女だったのですが、残念ながら見過ごしてしまいました。
   

   2番目のパフォーマーは Cristina Bucci 。


   Floating House を見ながら次の舞台へ。   


   私が一番見たかったのはこの3番目のパフォーマーNyla Bedard のPow wow
    (パウワウ)ダンス。
   (Pow wow ダンスとは先住民のコミュニティーで開催される集会で、踊られる
   伝統的な先住民のダンスのこと)衣装もダンスも素晴らしかったです。

.
   次の舞台に行くこの並木道もなかなか素敵でした。


   4番目のパフォーマーはAlyssa Fevero。彼女は新進気鋭のクイア先住民
   ダンスアーティスト。(このクイアと言うのは性的マイノリティや、既存の
   性のカテゴリーに当てはまらない人々の総称)
   彼女は踊ることによって自己主張し、人種差別や性差別を吹き飛ばしている
   んですね。
 

   4番目のパフォーマーはNasiv Kaur Sall  
   彼女はパンジャブ系カナダ人ダンサーです。


   最後のパフォーマーは Punit。インド系カナダ人ダンサー。
   日常生活のちょっとした動作を入れたりとダンスにも色々な表現方法があって、
   彼のダンス、分からないながらも見ていて面白かったです。


   ここでしほこさん達と別れて、私たちはOlympic Station まで歩いて行きました。


   澄み切った青空の下、Sea Wallを歩くのは最高に気持良かったです!


   Olympic Village Station の外壁にこんな素敵なガラス絵のアートが。
   先住民のアーティストの作品だと思うのですが、いくら調べても誰の作品か
   分かりませんでした。

   いつも思うのですが、一歩外に出て電車やバスに乗り、知らない通り、たまに
   しかこないところに来ると、小さな刺激や驚きが沢山あって、家から1歩外に
   出れば、それはもう旅なんですね。今回も盛りだくさんの楽しい旅の1日でした。

   ガイド役をしてくださった摩耶さん、ありがとうございました。