ダカールで以前ホームステイさせて頂いたお父さんと
お母さんと13年振りの再会!ジュリアは初対面!!
つい先日生まれたばかりだと思っていた娘・ジュリアも気付けばもう
1歳8カ月。しかもこの時期の子どもの成長は日進月歩で目覚ましく、
最近までは彼 女が言える意味のある単語は唯一仏語で(何故か)
「コンコンブル(胡瓜)」だけかと思っていたら、ここ数週間は毎日
の様に新しい単語を発し、しかも状況に 応じた反応までできる様にな
って来ました~!例えば、物が落ちたら「トンベ~(落ちた~)」、
何か悪い事をしちゃったら「パードン(ごめんね)」、という 具合。
日本語で言えるのは、今の所「え~と」と「はんぶんこ」だけ。
「はんぶんこ」は愛用している「子どもチャレンジ」の9月号が、分け
与える精神を育て る為に何でも半分に分ける時の掛け声として「は~ん
ぶんこ」と歌うので、それをいち早く習得してくれました♪
「え~と」の方は何故?と思っていたら、どうやら私が何かをやろうと
する時に無意識に「え~と」と連発していたらしい…。
私達大人が言う事を何でも真似し ちゃうので、これからは独り言もお
上品に言う様に気を付けなくちゃだわ!
更に昨日感動したのが、日曜恒例で近所にあるホテルのプールに遊びに
行った時。子どもの遊び場が他にあまりないワガドウグでは、週末はそ
のホテルの プールは家族連れで賑わいます。
ジュリアよりも幼い赤ちゃんから学齢期の子ども達まで色々いて、しか
も現地の子やレバノン系やヨーロッパ系やアジア系など 国籍も多彩で、
ジュリアも遊び相手には事欠きません。
その中で自分よりも数カ月しか年の変わらない女の子をジュリアは目敏
く見付け、テケテケと彼女に向っ て突進して行ったと思ったら、小さな
手を彼女に差し伸べて握手を求め、「ボンジュール、サバ?(こんにち
は、元気?)」と自ら可愛くご挨拶!!親バカです が、感動しました~!
でもその後、今度は他の同年齢の子の所にビスケットを持って行ったので、 「よし!『はんぶんこ』精神を披露するぞ!」と期待して見て いたら、
その子に見せびらかす様に目の前でムシャムシャ食べて、全く分けてあげ
ようとしません。親である私が恥ずかしくなって、「ジュリア、はんぶん
こ は?」と促すと絶対いやだとばかりに激しく頭を振って、周りは大笑い
で私は赤面!子育て前線、まだまだ奮闘は続きそうです…。
話は変わりますが、10月中旬に会議に参加する為に1週間セネガルに出張
に行って来ました。勿論ジュリアとベビーシッターのミナタも連れてです。
内 陸国・ブルキナから出てきた私達にとっては、ダカールの海岸沿いに
あるホテルに泊まり、海を見ながらシーフードが食べられるなんて、豪華
で貴重な機会!と 思って大張り切りで到着し、実際ビーチに面したオー
シャン・ビューの部屋に泊まれたのは良かったのですが…。
実際会議が始まると、私は朝から夕方まで会議 室に缶詰で、せっかくの
ビーチもオーシャン・ビューも堪能している暇はなく、却って拷問状態。
ずばり一番楽しんだのは、毎朝ビーチでの散歩ができたジュリ アとミナタ
でしょう。
でも、ダカールは飛行機の乗換で数時間から一泊する事は多々あっても、
1週間も居られるのはあまりない機会なので、2002年に滞在 した際にホー
ムステイしたセネガル人の家族や友達にジュリアを連れてご挨拶に行きま
した。13年振りに訪問したホームステイ先は、お世話になったお家もお
父さん・お母さんもあまり変わっていず、「私達の日本の娘、よく来てく
れたわね~!」ととても温かく迎えてくれ、ジュリアの事も孫の様に可愛
がってくれま した。でもお家のご近所は新しい建物が立ち並び、近年の
ダカールの急激な経済成長振りを目の当たりにしました。
そして何より驚いたのは、ホームステイ当時 は中学生だった娘さん。
私の中では永遠に中学生の様に感じていましたが、現れたのは大人の
しかも妊婦!「わ~、おめでとう!若いうちに赤ちゃんできて良 かった
ね~」と驚きを隠せずに言うと、「何言ってるの、トモコ。私だって、
もう30歳なのよ!」だって。どうりで、私の白髪も増える訳です。
ブルキナに赴任して、ちょうど1年になる10月。
去年の10月(と今年9月)の政治的騒動とは打って変わり、今年はこんな
調子で慌ただしくも楽しく過ごせた一カ月でした。
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