2017年5月6日土曜日

♪渋谷朋子さんからの近況と報告♪

3歳になったジュリアちゃん
またご無沙汰してしまいましたが、
ようやく一時帰国で日本に到着しました。
さとみさん、あきさん、CLの皆さまは
お元気でお過ごしかと存じます。
CLも233回を迎えたのですね。
皆さんの継続力は本当に素晴らしいです!

こちらはニジェールに引っ越して以来
忙しくしており、
休暇に入ってようやく時間ができたら、
改めて生活面でのご報告も含め、
メールを書きたいと思って居ます。
とりあえず、一昨日に到着してから今日までは
免許やパスポートの更新など、
行政手続きでパタパタしていますが、
来週以降はもっとゆっくりできると思います。
CLの皆さんにもどうぞよろしくお伝え下さい。

     


 ★ ★ ★

     こんにちは。
     日本に来てから行政手続きに加え、
     例の如く外務省での報告会や
     ユニセフハウスでの講演などが入り、
     まだ慌ただしい状態が続いております。

     さて新しい任国・ニジェールに着いて以来、
     昇進したせいもあり
     以前より仕事量も責任も増したことから、
     時間的・精神的余裕がなく、
     CLの皆様に近況報告もできずにおりました。

     また、娘・ジュリアも3才になり物心もついてきた為か、
     「ママにちゃんと構って欲しい」
     という欲求が顕著に高まって来ていて、
     それで自分の時間が殆どない状態です。

     それはさておき、
     ニジェールの生活は
     赴任前に想像していたよりはましで、
     ホッとしました。
     ニジェールは東南部はボコハラム、
     西北部はマリのテロ・グループの攻撃を受けている他
     首都・ニヤメでは数年前ですが
     外国人が行き付けのレストランでテロ襲撃があったので、
     子連れで赴任するのが不安でもありました。

     でも実際赴任してみると、
     国民は明るくおおらかで、
     外国人をターゲットにした犯罪なども近年は特になく、
     ジュリアも新しい保育園にすぐに馴染み、
     新居もまずまずで、今のところ順調な滑り出しです。

     ニジェールは人間開発指数では
     世界最悪の1・2位に常にランク・インする
     最貧困の一つです。
     確かに路上では物乞いと駱駝が多く、
     物資も限られ停電も多発する状況です。
     それでも、明るい人が多いのは凄いと思います。

     そんな中、ジュリアは病気もせずに、
     お陰様ですくすく成長しています。
     ただ日本語は忘れ気味。
     在留邦人が子供を含め30人近くいたブルキナでは
     日本語を話す相手が数人いましたが、
     在留邦人が私以外4人(しかも大人のみ)しかいないニヤメでは、
     私以外に日本語を話す機会がないので、
     ジュリアはフランス語しか話さなくなってしまいました。

     そんな中、
     今回の帰国では案の定始めはフランス語だけで
     祖父母や従姉の双子とも会話が成り立たず、
     「あ~あ」と残念感で一杯でした。
     でも1週間過ぎると、
     またある日突然日本語に切り替わり、
     母である私もビックリ!
     子供の順応力、恐るべし!です。

     と、私達の方はこんな感じですが、
     モザの方はやっとサヴィエル君から
     以下の様な連絡が来ました。

     「トモコ叔母さん、
     そして僕を支援してくださっている皆さん、
     その僕の家を建てて下さったご支援はとても偉大で
     僕は常に心から感謝しています。
     実際僕はその家に住んでいます。
     ただ電気が引けていないので、
     電気なしの生活は厳しいです。
     もし皆さんがもう一度
     僕を援助して下さる余裕がある様でしたら、
     この家にソーラーパネルを取り付けて頂けますでしょうか。」
     とのことです。

     例の職業訓練の件には全く触れていないので、
     恐らくその気はあまりないのでしょう。
     このソーラーパネルのお願い、
     どう思われますか。
     恐らく、2000~3000ドルするかと思います。

     また、マルコスの方からも
     「プロジェクトは今後どうなるのですか?」
     と問い合わせて来ました。
     以前ご説明しました通り、
     マルコス以外の運営者がいない事と
     マルコスが孤児院のシスター達と
     仲違いしてしまったのが懸念材料でした。
     前者は一応候補者を見つけたそうで
     履歴書を送ってきました。
     後者は未明です。
     もし仮に仲違い状態が続いていた場合、
     それでもプロジェクトを続けるべきでしょうか。
     では、皆様のご意見を伺いたくよろしくお願いいたします。

★ ★ ★

     早速お返事頂き、
     どうもありがとうございました。

     サヴィエル君の件、了解しました。
     私もまだ若い内から援助依存にしない方がいいと思います。
     
     送金の件は、こちらも急がないので、
     カナダドルが上がるまで待つので構いませんよ。
  
     マルコスの方は
     例の新しい共同管理者候補の履歴書を読んで、
     またご連絡致します。

     では良い週末をお過ごし下さいね。

     渋谷朋子

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