2018年10月28日日曜日

☆287回 レバノン料理 ☆

参加者10名

     戦後ベイルートは
     中東のパリとも呼ばれる花の都だったのに…
     20年間も続いた激しい内戦で街の半分が崩壊。
     現在は平和が戻り、
     あらゆるところで再開発がはじまっていますが、
     その反面ゴミ問題で危機的な状況になっているとか。

     そんなレバノンの若者達が
     健康被害も大きな懸念になっているゴミをリサイクルして
     ソーラーパネルや風車を備えて電気を、
     雨水を再利用するシステムで水を確保、
     温室で野菜を栽培し、
     肥料としては、有機ゴミを堆肥化することで
     100%自給自足を目指した家作りを始めているそうです。
    
     下の写真がその実験的な家です。

     家の内部

     レバノンはこういう家作りだけでなく、
     世界が注目するスタートアップ企業が
     どんどん立ち上げられています。

     そのレバノン料理も今回が最後。
     女性4人、男性4人で料理です。

     メインのレモン味チキン ・ケバブとレバノン風ポテトは
     トシさんにお任せしました。

     紀夫さんとヒロさんのコンビで
     ガーリックソースも大成功!

     美味しい料理が出来上がりました!

     先回と今回
     ヒロさんとマイケルが日本から買って来てくださった
     商品を販売。皆さんに喜んで頂きました。
     

     マサさんが持って来てくれた珍しい果物。


     マサさんはこの果物をカリンと言っていましたが、
     これって調べてみたらマルメロではないかと??
     
     カリンとマルメロは
     両方共酸味が強く、生食には適さず、
     砂糖漬けや果実酒に使われています。

     同じ仲間なので、
     一部の地方(特に長野県)では
     マルメロをカリンと呼ぶため
     混同されてしまっているようです。

     果物の形にも違いがあり
     カリンは楕円形で、マルメロは洋梨の形。
     2つに割ってみると種の並び方も違います。

マルメロ
カリン














     調理をしてみると
     カリンの方が固く
     煮る前にしっかり渋抜きをしないと
     食べられないそうです。
     マルメロは渋抜きする必要もなく、
     10分ぐらいで柔らかくなります。

     マサさんからいただいたのは
     酸味はたしかに強かったけれど
     渋はなく美味しく食べられました。
     また種の並び方もマルメロの方でした。

     マルメロをカリンと呼んでいる地方では
     カリンのことを本カリンと区別しているそうです。

     マサさんが持って来てくれた
     マルメロの煮物。
     アイスクリームと一緒に食べましたが、
     とても美味しかったです。


     
     その他にも美味しいデザートが一杯!


          

0 件のコメント:

コメントを投稿