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こんな騒動の最中にも、 セクションの同僚達が私の壮行会ランチを企画してくれました♪ |
アッと言う間に年が明け、
気付けば2014年1月も下旬に入ろうとしています。
遅ればせながら、新年明けましてお
めでとうございます!
独り言ブログですが、今年もよろしくお願い致します。
私は大晦日に日本に産休帰国して参りまして、
それ以来日増しに重くなるお腹と妊
娠諸症状に戸惑いつつも、
テレビとご飯とお昼寝だけが日課のノホホン生活を送っています。
こんなにテレビを観ている時間が長いのは生まれて初めて!
という
位本当にテレビ漬けの毎日。
だって、ギニアビサウには2チャンネルしかなく、
しかも決まった時間帯しかなかったので、
衛星やケーブルも入れると
数十チャン
ネルもあるのが凄すぎるんですもの。
今となっては、つい3週間前までいた
そんなギニア・ビサウでの生活が遠い夢の様・・・。
ですが、ビサウを出発するまで
の最後の数週間は
結構ドラマチックだったので、
何とか思い出して今回のブログに記録させて頂きますね。
前回仕事の愚痴を書きましたが、
それが更に拍車を掛け、予測しない事態は増える一方。
その象徴となる出来事がある
日勃発しました。
例の大統領の突然の教育分野への関心や汚職事件に加え、
本来予定されていた教員研修などの活動やプロジェクト運営も
進めなければいけな
かったのですが、
それら全てを産休に入る前にきちんと終わらせたい一心で
どうやら私は独りで脇目もふらずに突っ走り過ぎていた模様。
その日は教育省の幹部
と
打ち合わせをする事になっていたのですが、
事務所内部のミーティングが予想以上に時間が掛かり、
結局事務所を出れたのは夕方6時。
本来だったら省庁の職
員は午後3時までの勤務な所を
何とかお願いして6時から集まって貰い、
夜8時まで翌日必要なプレゼンの作成を一緒にしました。
で、その作業が終わり帰り支
度をしながら、
別な案件の進捗状況を簡単に報告していたら、
突然教育省の一人が怒りだしました、
「その件に関しては、ああいう風に会議で決めたのに、
何で
勝手に変えたんだ?」と。
その変更は教育大臣と直に合意してされた変更だったのですが、
その情報が彼らには伝達されていなかった様で、
私の機関が独断で変
更したと勘違いされ、
私も一生懸命説明したけれどわかって貰えず、
終いには「だから君たちの事は信用できないんだ!」
と声を荒げて非難されたので、
私も
「私達は何も間違った事はしていない!
例えあなたが信じてくれなくても、
その真実を変わらないし神様は知っている!!」
と神様まで引き合いに出して叫び返
し、
そう言いながらも誤解された悔しさに涙が出て来てしまいました。
夜8時過ぎの教育省で妊婦の外国人が
泣きながら叫んでいる姿があまりに悲愴だったせい
か、
結局はもう一人の幹部が
「もう止めよう。トモコを責めても仕方がない。」
とその場を収めてくれましたが、
あの夜の出来事は後に引くトラウマとなってし
まいました。
一方私生活面では、
ビサウを4か月離れるに当たり
その間家賃を無駄に払うのは勿体ないので、
ユニスおばさんの貸
家を引き払う事にしました。
なので、大きくなって来たお腹に腹帯を巻いて、
暇を見付けては荷造り&引っ越し準備。
ただでさえ仕事の追い込みでアップアップ
なのに、
それに加え引っ越しもする事にした私って無茶しすぎ?
と何度も自問自答しながら、
メイドさんのジーナや門番君やパートナーの手を借りながら、
何と
か出発2日前には殆ど荷造り&引っ越し完了!
後は電気水道代に未納の額があればそれを清算するのみ。
という事で、半年以上井戸水暮らしをして来ていたけれ
ど、
一応出発前日に水道代の清算に行ったら
未納額の詳しい説明をしてくれたので、
まあ納得して支払い「これで完了!」と意気揚々としていたら・・・。
その
午後に教育大臣とある重要資料の推敲をしていたら、
ユニスおばさんから電話が掛かってきて、
「大変よ、トモコ!あなたの家から水があふれ出ているわ
よ!」だって!!
慌てて教育大臣に事情を説明すると、
「そりゃあこの資料より君の家の洪水の方が大変だよ。
すぐ行きたまえ。」と言ってくれたので家に駆け
つけると、
何と数か月使わずにいた水道管に突然水が凄い圧力で戻ってきたせいか、
洗面所の水道管の一つが破裂して噴水の様な
もの凄い勢いで水が出ていて家
の一部が洪水状態!!
何とか止めようと手を当てると見事
私に猛烈なシャワーの様に掛かって来て、
一瞬にして頭のてっぺんから足の先までズブ濡れ・・・。
テープとかバケツとか色々試したけれど
あまりの水圧に全く無意味で、
私は服のままでプールに入った様な状態。
終いには途方に暮れて、出発前日に起こったあ
まりの事態に、
自分が滑稽で笑い出してしまいました!
そしたら少し冷静になれたので、
職場の同僚に電話をして助けを求めると
30分程で配管工が来てくれ、
状況分析した彼を連れて市場に修理の為の部品を
買いに行きやっと修理して貰えました。
やれやれ・・・。
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