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フルーツの出店をしながら乳児を育てる逞しいブルキナ女性! |
遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます!
2015年が皆様にとって、幸多い一年とな りますように。
今年もお手隙の折に私の(たまにしか更新されない)独り言ブログを読んで頂けます
と光栄です…。
さて、前回のブログ以来、12月下旬までブ ルキナで勤務後クリスマスの日から
1か月間日本&カーボベルデに休暇に行ったりしました。
この間同じ時に同じ地球上に居るのに人や場所によって全く違う経 験をしているん
だな~、と当たり前のことを改めて感じたことがいくつかありました。
まずは私がワガドゥグで勤務する事務所のすぐ横の出店でフルーツを売っている
おばさん。彼女は5カ月になる赤ちゃんを抱えて毎日朝から夕までフルー ツを売って
います。(写真参照)
私もワーキング・マザーですが、私の場合ベビーシッターを雇って手伝って貰って
何とかなっていますが、彼女はそれもなしで 働きながら子育ても同時にしていて、
道行くお客さんにフルーツを売りながら、泣く赤ちゃんをあやしたり授乳したりして
いるのです。凄いな~。しかも偶然な がら私と同じ年で、この子は3人目らしい。
上の子達もこうやって働きながら育てたらしい。
逞し過ぎる!同じ年の私達が同じ町で子育てしていても、こんなに 経験は違うんだ
なあ、と今更ながら思いました。そんな彼女と子育て話で仲良くなったので、
ジュリアには小さくて着られなくなった服をあげたり、代わりに彼 女は私にフルーツ
をおまけしてくれたりします♪
もう一つの例はジュリア。彼女はブルキナの普段の生活では、私かベビーシッター
さんという大人と一対一で生活しています。それはそれで楽しそうに健 やかに成長
している様に見えたのですが、この休暇中は日本でもカーボベルデでもあまり年の
変わらない親戚の子ども達に囲まれて過ごしました。
すると、それ までは私を見るとすがり付く様に母親に執着していたのが、他の子ども
達と一緒だと私なしでも子ども同士で遊べる様になり、アッと言う間に歩いたり踊った り できる様になりました!
環境が変わるだけで、子どもの成長振りも変わるんだなあ、と感心しながら見ていま
した。同時に、ちょっと年上の子ども達にモミク チャにされながらも、小さくても
めげずにその子達に応戦しているジュリアを見ていると、年上の兄弟がいる末っ子達が 逞しく育つ理由が分かった気がしまし た。(ちなみに私も三兄弟の末っ子です!)
という訳で、相変わらず日々学ばせて頂いております。
一方、年末年始は日本やカーボベルデの家族達と心温まる時間を過ごせ、新年を清々
しく迎えられ る様、心身ともに充電することができたのでした。
(でも、ワガに帰って来た途端、路上で物乞いする子ども達を見て、現実の格差に
やや悲しい気持ちになりま したが…。)
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