2019年4月30日火曜日

☆オリンピアさんからのビデオメッセージ☆

     オリンピアさんから
     チャリティーランチの支援に
     感謝するという
     お礼のビデオメッセージが届きました。
        
     ポルトガル語でのメッセージですが、
     朋子さんの訳によると
     「チャリティーランチの皆様のご支援に
      大変感謝しています。
      いただいた寄附金で
      お米や学校の材料、
      そして子供たちの靴を
      買う事が出来ました。」
      とおっしゃっているそうです。

     僅かな金額ですが、
     こんなにも役立って嬉しいですね。
     


     オリンピアさんとは
     2012年2月からお付き合いが。
     その時は20人の子供を抱えて
     クーデターのため公務員の給料がストップされ、
     とても困っていらした時でした。
     目をウルウルさせて、
     私たちの支援を
     喜んでくれたのが嬉しい思い出です。
     

     朋子さんが私たちを紹介するため、
     チャリティーランチの写真を見せたら、
     子供たちが皆口々に写真に向って
     お礼の言葉や ダンスを披露してくれて。

     子ども達と個別に面談したら、
     どの子も大きな笑顔で、
     「何が あっても、いつもお母さんが
      傍で見守ってくれているから安心。
      この家で育って、私は幸せ。」
     と言ったそうです。

     私はオリンピアさんが
     孤児院を開いたのではなく、
     自分の子として引き取ったことに
     深い感銘を受けました。

オリンピアさんの子供たち

     孤児院は家庭ではなく、
     どんな子供も18歳になったら
     出て行かなければなりません。
     まだ18歳で自立なんて
     どんなに心細いことか。

     日本でも
     支援できる期間の延長と、
     ゆっくり自立する支援が必要と
     言われだしています。

     オリンピアさんに守られている子供たちには
     孤児院の子供たちと違って、
     たとえ貧しくとも、居場所がある。
     これは子供が自立した大人になるための
     必要条件ではないでしょうか?
     
     居場所とは……
     自分に愛情をそそいでくれる人が居るところ
     自分を必要としてくれる人が居るところ
     無条件で自分を受け入れてくれるところ
     自分のことをよくわかってくれている人の居るところ
     話し相手が居る場所
     安心してくつろげる場所
     自分が伸び伸びとして居られる場所
     自分が自分らしく居られる場所
     好きなことを集中してできるところ
     
     オリンピアさんの子供たちは今では32人。
     どんどん増えています。
     みんな元気で育ってくれるよう、
     オリンピアさんの苦労が
     少しでも軽くなるよう
     出来るだけの支援を続けたいですね。

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