2019年8月26日月曜日

♪世直しボクサーとカナダチャンピオンの対戦♪

     日系センターで
     9月1日2時から
     ボクジングの
     「Champion vs Ronin」の再戦があります。


     月刊ふれいざーにこんな記事が…


     パーキンソン病と闘うボクシングクラブの参加者と家族、
     日系ホームのシニアの方々やスタッフら約40名が 、
     最前列で観戦する中、注目の対戦
     「世直しボクサー」吉川英治さんと
     現役全カナダチャンピオン、ロバート・カズンズの試合が
     満員立見に膨れ上がった
     スコティッシュ・カルチュラルセンターで行われたのは
     夏の盛り、7月12日、金曜日の夜。

     27才のチャンピオンに対する英治さんについて
     「彼の最も最近の公式試合は1982年3月東京にて」
     とのリングアナウンサーの紹介に観客はどよめいた。

     入場をリードするのは10才くらいの少年二人という趣向は、
     常に子供の味方で居続ける英治さんのスタイルを象徴。
     少年達がそのままセコンドを勤めるのも前代未聞だった。

     「貧困、病気、孤独等に直面する人達のために闘う」
     という英治さんは背中に「Courage」と描かれた
     テリー・フォックスのシャツを 身につけて登場。
     観客を驚かせたのは、
     シニアの方々の目前でのいきなりの側転!

     31才の年齢差、20センチの身長差、20キロの体重差、
     王者の圧倒的なスピードにも関わらず、
     前進あるのみの英治さんの試合振りが感動を呼んだ。


     試合後、英治さんがマイクで話す
     「世界の半分は飢えているのに、
     先進国では食物の半分を捨てている。
     貧苦に喘ぐ半分を救うのは難しくない。
     一人が一人を救えばいい。
     人はどこに産まれるかを選ぶことは出来ない。
     でも自分がどんな人間になるかは選べる。
     世界の皆が打ち克たなきゃ、誰一人として勝者はいない。
     今晩の試合で半分の選手は負けるけど、
     正面から自分に挑む彼等はみんな勝者だ」
     との言葉に拍手が湧いた。

     試合の2ヶ月前に英治さんは150枚の切符を買って
     BC Children 's Hospital の寄附に貢献。
     全額を寄付するその切符の再売上げは、
     英治さんが行っているフィリピンでの
     「自立継続ビジネス」であるバイクタクシーの
     購入に充てられる。
     バイクタクシーのわずか5−10ドルの1日の売上げが
     貧しい子供達のご飯になる。
      

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