2020年2月19日水曜日

☆330回 アラビア料理☆

参加者12名+子ども7名

     今月の料理は
     アラビア半島または周辺にある国々、
     サウジアラビア、首長国連邦、カタール、オマーン、
     イエメン,バーレン、ヨルダン、シリア、レバノン等の料理です。



     「アラビア」という言葉を聞くとすぐ頭に浮ぶのが、
     「アラビアン・ナイト」ではないですか?
      その中でも有名なのが「シンドバットの航海記」。

     シンドバットが活躍したのは
     ハルン ・アル・ラシッドの御代(786−809)で、
     当時インド洋にモンスーンを利用した貿易航路があり 、
     多くの船乗りが中国まで出かけていったそうです。

     このシンドバットのモデルは
     ペルシャから中国まで旅をして商売をした
     ペルシャ商人ソロモン・アル・タジールでは
     無いかと言われています。
     彼は当時栄えていた港町シーラーフから中国へ。


     旅から沢山の絹、香料、宝石、磁器を
     抱えて帰って来たそうです。
     彼の存在がベースにあってこの物語が作られたとか。

     オマーンの人たちはシンドバットは
     オマーンの港町ソハールの出身で
     イラクのバスラの港から出航していたと信じていますけど。

     このアラビア半島一帯は
     今は紛争地帯になってしまっていますが、
     8世紀から13世紀までイスラム黄金期と言われたほど
     世界中で一番栄えた地域だったのです。

ウクバのモスク

     上の写真は670年に建てられた
     ウクバのモスクです。
     この建物を見ただけで当時の栄華が偲ばれますね。

     今月のメニューはそんな輝かしい歴史をもった国の料理です。
     レバノン風レンズ豆のスープ
     サンブーサ
     バタタハッラ(揚げジャガのコリアンダー$ニンニク炒め

     アラビア料理というより
     中近東料理と言った方が良いかもしれませんが、
     この地域の料理は生のハーブ、豆、野菜をふんだんに使う
     ヘルシーな料理です。
     


     今回は久しぶりに子どもたちが7人も来てくれました。




     デザート



     去年の終わり頃から今回にかけて、
     新たに参加してくださるようになった方々もいるので、
     和子さんの提案で
     久しぶりに一人づつ自己紹介をしました。
     
     知っているようで知らない事も分り、
     親睦を深めるには時々自己紹介,大事ですね。
     おかげで話も盛り上がり楽しいランチになりました。
         

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