参加者12名+子ども7名 |
今月の料理は
アラビア半島または周辺にある国々、
サウジアラビア、首長国連邦、カタール、オマーン、
イエメン,バーレン、ヨルダン、シリア、レバノン等の料理です。
「アラビア」という言葉を聞くとすぐ頭に浮ぶのが、
「アラビアン・ナイト」ではないですか?
その中でも有名なのが「シンドバットの航海記」。
シンドバットが活躍したのは
ハルン ・アル・ラシッドの御代(786−809)で、
当時インド洋にモンスーンを利用した貿易航路があり 、
多くの船乗りが中国まで出かけていったそうです。
このシンドバットのモデルは
ペルシャから中国まで旅をして商売をした
ペルシャ商人ソロモン・アル・タジールでは
無いかと言われています。
彼は当時栄えていた港町シーラーフから中国へ。
旅から沢山の絹、香料、宝石、磁器を
抱えて帰って来たそうです。
彼の存在がベースにあってこの物語が作られたとか。
オマーンの人たちはシンドバットは
オマーンの港町ソハールの出身で
イラクのバスラの港から出航していたと信じていますけど。
このアラビア半島一帯は
今は紛争地帯になってしまっていますが、
8世紀から13世紀までイスラム黄金期と言われたほど
世界中で一番栄えた地域だったのです。
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ウクバのモスク |
上の写真は670年に建てられた
ウクバのモスクです。
この建物を見ただけで当時の栄華が偲ばれますね。
今月のメニューはそんな輝かしい歴史をもった国の料理です。
レバノン風レンズ豆のスープ
サンブーサ
バタタハッラ(揚げジャガのコリアンダー$ニンニク炒め
アラビア料理というより
中近東料理と言った方が良いかもしれませんが、
この地域の料理は生のハーブ、豆、野菜をふんだんに使う
ヘルシーな料理です。
今回は久しぶりに子どもたちが7人も来てくれました。
デザート
去年の終わり頃から今回にかけて、
新たに参加してくださるようになった方々もいるので、
和子さんの提案で
久しぶりに一人づつ自己紹介をしました。
知っているようで知らない事も分り、
親睦を深めるには時々自己紹介,大事ですね。
おかげで話も盛り上がり楽しいランチになりました。
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