ニジェール最後の2週間は例の如く怒涛の日々!
自分の席に座る暇もない位、
次から次へと予定・課題が入り駆け回っていました。
でもその突然入った予 定の中には、
総理大臣からの功労賞の授賞式と
初等教育大臣と中等教育大臣からの功労賞の授賞式などもあり、
こんなに高いレベルから正式な賞を頂いたのは初 めてで感無量!
総理大臣功労賞の授賞式の様子は全国テレビでも報道され、
私が感嘆の涙を流している様子を見た同僚や仕事仲間から、
「テレビで見たよ、おめ でとう!」や
「トモコの涙はニジェール国民を泣かせたよ!」
など嬉し恥ずかしいコメントを頂きました!
仕事と同時に家も大忙し。
ギニア・ビサウ=>ブルキナ=>ニジェールは
同じ西アフリカ間の移動なので、
地元のトラックに家具からガラクタまで
全部詰め込んで移動して来ましたが、
ニジェールからモザンビークは
大陸を縦断しなきゃいけないので、そうはいきません。
なので、家具は一切売り払い余 計な物は断捨離し、
300キロまで荷物を減らしました。
更に国際的に知られている引っ越し会社だと超高くつくので、
相変わらずチャレンジ精神旺盛の私は
ニ ジェール郵便で送ってみることにしました。
周りにニジェール郵便で引っ越しした人はいなかったので、
友人達から「大丈夫?」と心配されましたが、
ニジェー ル郵便側も珍しい外国人客だからか
とても丁寧に対応してくれて、
既に私の荷物はイスタンブール(?)経由で
マプトに向かっている模様。
ニジェール郵便は掘 り出し物かも知れません♪
ちなみに出発前日の一分一秒でも惜しい程忙しい時に限って、
ジュリアが高熱を出して大慌て。
仕事の合間時間を縫ってクリニックに連れて行ったら、
マラリアっぽいけどマラリア検査薬を切らしているから
ラボに行って検査しろと言われ、
この多忙時にまさかの二度手間。
そこで出発当日の朝に早起きして空港に 行く前にラボに行ったら、
案の定マラリア陽性判定…。
可哀想なジュリアは空港でチェックインをしながら
マラリア治療薬を飲み、
熱があるのに手荷物を持って ママの後を一生懸命付いて歩き、
搭乗した途端眠りに落ちました。
中継地のアディスアババに到着するまで、
静かに眠り続けるジュリアを見ながら、
夏休みに八 丈島から東京に帰って来るフェリーで
あまりに大はしゃぎするので怒って怒鳴った事を思い出し、
「元気でいてくれるだけで有難いのに、
あの時あんなに怒っ ちゃってごめんね・・・」
と深く反省したのでした…。
そんなこんなで3年間のニジェール生活を何とか終え、
今日からモザンビークで人生の新たな章が始まります!
二度目のモザンビーク、
今度はどんな挑戦が待ち受けているのか、
ワクワクドキドキです♪
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