2020年2月7日金曜日

とうとうニジェール出発(朋子さんのブログ)



     ニジェール最後の2週間は例の如く怒涛の日々!
     自分の席に座る暇もない位、
     次から次へと予定・課題が入り駆け回っていました。
     でもその突然入った予 定の中には、
     総理大臣からの功労賞の授賞式と
     初等教育大臣と中等教育大臣からの功労賞の授賞式などもあり、
     こんなに高いレベルから正式な賞を頂いたのは初 めてで感無量!
     
     総理大臣功労賞の授賞式の様子は全国テレビでも報道され、
     私が感嘆の涙を流している様子を見た同僚や仕事仲間から、
     「テレビで見たよ、おめ でとう!」や
     「トモコの涙はニジェール国民を泣かせたよ!」
     など嬉し恥ずかしいコメントを頂きました!

     仕事と同時に家も大忙し。
     ギニア・ビサウ=>ブルキナ=>ニジェールは
     同じ西アフリカ間の移動なので、
     地元のトラックに家具からガラクタまで
     全部詰め込んで移動して来ましたが、
     ニジェールからモザンビークは
     大陸を縦断しなきゃいけないので、そうはいきません。
     なので、家具は一切売り払い余 計な物は断捨離し、 
     300キロまで荷物を減らしました。

     更に国際的に知られている引っ越し会社だと超高くつくので、
     相変わらずチャレンジ精神旺盛の私は
     ニ ジェール郵便で送ってみることにしました。
     周りにニジェール郵便で引っ越しした人はいなかったので、
     友人達から「大丈夫?」と心配されましたが、
     ニジェー ル郵便側も珍しい外国人客だからか
     とても丁寧に対応してくれて、
     既に私の荷物はイスタンブール(?)経由で
     マプトに向かっている模様。
     ニジェール郵便は掘 り出し物かも知れません♪

     ちなみに出発前日の一分一秒でも惜しい程忙しい時に限って、
     ジュリアが高熱を出して大慌て。
     仕事の合間時間を縫ってクリニックに連れて行ったら、
     マラリアっぽいけどマラリア検査薬を切らしているから
     ラボに行って検査しろと言われ、
     この多忙時にまさかの二度手間。

     そこで出発当日の朝に早起きして空港に 行く前にラボに行ったら、
     案の定マラリア陽性判定…。
     可哀想なジュリアは空港でチェックインをしながら
     マラリア治療薬を飲み、
     熱があるのに手荷物を持って ママの後を一生懸命付いて歩き、
     搭乗した途端眠りに落ちました。


     中継地のアディスアババに到着するまで、
     静かに眠り続けるジュリアを見ながら、
     夏休みに八 丈島から東京に帰って来るフェリーで
     あまりに大はしゃぎするので怒って怒鳴った事を思い出し、
     「元気でいてくれるだけで有難いのに、
     あの時あんなに怒っ ちゃってごめんね・・・」
     と深く反省したのでした…。

     そんなこんなで3年間のニジェール生活を何とか終え、
     今日からモザンビークで人生の新たな章が始まります!
     二度目のモザンビーク、
     今度はどんな挑戦が待ち受けているのか、
     ワクワクドキドキです♪

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