2015年5月22日金曜日

♪映画『ぼくたちの家族』上映のお知らせ♪               by 雅子

今度の火曜日にCinemathequeで石井裕也監督の映画 
『僕たちの家族』が上映されます。


  
      日時:5月26日(火) 7:00PM〜9時半PM
      場所:The Cinematheque 1131 Howe St. Vancouver

   ネットで買う時は、下のサイトを開けTikets Available をクリックする。
   出て来た画面のBuy Tiketsをクリックすると申し込み用紙が出て来る。
    $20.00 CAD - Ticket with Annual VFFS Membershipを選択し、人数を入れる。
   右側の真ん中くらいにあるEnter a Promotional CodeAGENCIES2015
   と入れると料金は$13.00になる。

                                    

2015年5月19日火曜日

☆167回 マレーシア料理☆

参加者9名

  5月の燦々とした光が射し込める中で行われた、2回目のマレーシア料理。
  今回は料理人の南さんが登場! さっそくもやしと油揚げの炒め物の料理を
  お願いしました。レシピでは塩と酢で味をつけることになっていますが……
  南さんがナンプラで味をつけても美味しいとアドバイスをくれたので、今回は
  南流で味をつけることになりました。どちらが美味しいか、これは好みの問題。
  やっぱりベトナムはナンプラでと思う方はナンプラで、あっさり味がお好みの
  方は塩と酢でお試しください。

  今回は男性参加者が3名。いつもの主婦パワーがちょっと影を潜め、話題も
  旅行の話が多かったですね。2年後に予定されているアフリカ行きの話にも花が
  咲き、だんだん具体的な話題に……こういう風に話しているうちにアフリカ行きが
  現実のものになっていくのでしょうね。 参加しようかなって考えていらっしゃる
  方、今から少しずつ積み立てを。

   お加減が悪くて参加出来なかったティさん、早くお元気になっていつものテイさん
  の笑声を聞かせて下さい。お待ちしています。

  今回のデザートも美味しかったですね。ご馳走さま!

 


  







2015年5月14日木曜日

☆166回 マレーシア料理☆

参加者12名+リオンくん

  マレーシアは、60%弱を占めるマレー系、約30%を占める中国系、約10%を占める
  インド系と少数の原住民族からなる多民族国家です。
  そのためマレーシア料理はマレー、中国、インド系の3民族の料理に「ブラナカン」
  と呼ばれる、その昔大陸から渡ってきた中国人と地元のマレー女性との子孫が代々
  受け継いで来た「ニョニャ」料理を加えた4大料理です。

  今月は中国大陸から伝わり、マレーシアで発展したオリジナル料理、海南鶏飯に
  挑戦! 作り方はいたって簡単。味も日本人の味覚にピッタリ!
  チキンスープで炊いたジャスミンライスも大好評でした。

  今回新しく参加してくださった智子さんと三枝さんを迎えて、関西方面の話や
  ブラジル、サンパウロの話などで盛り上がりました。
  ブラジルと聞くと、すぐリオのカーニバルを思い浮かべてしまうのですが……
  三枝さんによると、サンパウロは治安は悪いが、気候は良いし、文化的にもとても
  素晴らしい所だそうです。Wikipediaでちょっと調べただけでもサンパウロは南米に
  おける最大の文化の中心、発信地とありました。
  世界40都市を比べた世界都市ランキングでも、中南米から選ばれた都市は
  サンパウロただひとつです。
  三枝さん、今度是非もっと サンパウロのことを話してくださいね。

  今回もおとなしくて行儀がとっても良かったリオンくん 。
  ジャスミンライス、気に入ってくれたみたい。
  またママと一緒に参加してね。

  今回のデザートもとても豪華でした。



 
  
  

  

2015年5月13日水曜日

♪アフリカの旅 準備6♪             ♡小型飛行機で世界遺産のモザンビーク島へ 


  インド洋に浮ぶ南北3Km、東西200〜300Mのサンゴ礁の小島。
  モザンビークの首都マブトから北へ2000Km。
   
  ★ 10世紀頃イスラム教徒により町が築かれ,交易の拠点となる。
  ★1498年インドに向かうバスコダ・ガマがこの島に立ち寄ったことから
   ポルトガル人の定住が始まりこの地からアフリカ大陸征服に乗り出していった。
  ★フランシスコ・ザビエルはこの島で季節風を待ち長崎へ。
  ★天正遣欧少年使節は長崎からこの島経由でローマへ。
  ★1750-1840年奴隷貿易で繁栄する。
  ★1762年ポルトガルの直轄になる。
  ★1869年スエズ運河建設。モザンビークを通過することなく、インドへと
   ヨーロッパの往来が可能になる。
  ★1898年管轄権限がポルトガル植民地領モザンビークに移譲。
   首都機能もロレンツォ・マルケス(マプト)に移る。

   現在14000人が住んでいる。
   島と本土の間には3750メートルの橋が架かり、車で行き来することができる。



   島は大きく北側の「ストーン・タウン」と 南側の「マクティ・タウン」
  二つのエリアに分かれる。

  ストーン・タウン(Stone Town)

西洋とアラブの影響を受けた町並み

  島の北側はストーン・タウンと呼ばれ、ポルトガル植民地政府が最初に置かれた
  エリア。市役所、警察、裁判所など主な行政機関が集中している。
  アラブ 様式の建物や、ポルトガル植民地時代の歴史的建築が建ち並ぶ。
  ストーン・タウンの建築は中庭やテラスを構える構造が特徴的。

   マクティ・タウン(Makuti Town) 

   
  マクティとは「やしの葉」を意味する。
  その名の通り、やしの茅葺屋根の住居が立ち並ぶ。
  1868年に病院の以南にしか茅葺屋の住居をたててはいけ ないという布告が
  出された。この法令は、入植前から島に住んでいた住民を、南部の石切り場に
  追いやることを意味した。
  行政機関がストーン・タウンに集中し ているのに対し、マクティ・タウンは
  住居地区となっている。
  ポルトガル植民地時代にマプトと同様にポルトガル人居住区と現地人居住区が
  はっきりと区別され ており、当時、現地人は許可なく白人居住地に入れなかった。

   モスク

  マクティ・タウンの西側にたつ緑が美しいイスラム寺院。
  モザンビーク島民の約9割はイスラム教。

  2つの町の間に建つ病院と庭園が境界となっている
  
  病院 General Hospital


  マクティ・タウンとストーン・タウンの間に建つ大きな病院。
  1681年に建設されたモザンビークで最初の病院。現在も現役。
  コロニアル建築の病棟は感染を防ぐため、いくつかに分けられる工夫がされている。

  中央市場 Municipal market

  病院から程近い町の中心部に位置する。生活に必要なものがそろう。
  商品の大半は本土から運ばれてくる。

 見所

  16世紀建造されたン・セバスティアン要塞


  1558年から約60年の年月をかけて1620年に完成。
  高さ12m、幅780m。
  当時のポルトガル国王ドンジョアン三世の命によって建設。

  ポルトガル人建築家ミゲル・デ・アフダ(~1563)のイタリ ア・ルネッサンス
  期の設計と構造には、ヨーロッパの伝統が引継がれている。
  1604年から08年にかけて、オランダ軍から3度の攻撃を受けるが400台の
   砲台が撃退した。

  この砦はノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂 を取り囲むように作られている。

  砦を構成する石灰岩(珊瑚石)は、島の南側のマクティ・タウンから切り出された
  もので、そのためマクティ・タウンは道路から2mほど低くなった土地に広がって
  いる。

  窓や扉に美しい装飾が残されていたが、サイクロンの激しい雨風と植生により破滅
  寸前の状態になっていた。2004年から復興事業に日本政府が約一億円の資金
  協力を行い、2009年に修復が完結した。
  新たに設置された貯水と下水処理システムにより、島の水を守る役目も果たしてい   る。
  
  サン・パオロ宮殿 建造は1610年で、現在は博物館。
  

  ポルトガル領時代の面影を残すサン・アントニオ教会
  
  南半球における現存最古のヨーロッパ建築であるといわれている
  ノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂 (1522年)

  ミゼルコリディア教会
 

  島の主な産業は漁業と観光。
  小さな帆船が島に戻ると、とれたての魚やエビを求める人々で海岸は活気づく。

  食事がことのほか美味しい!
  大きなロブスターが1匹


  下の写真が料理されたロブスター。丸々1匹で約800円くらい



2015年5月12日火曜日

♪トランスリンクの旅へのお誘い♪  by 杏子


  5月のトランスリンクはヨーロピアンフェスティバルの予定をしております。
  今年で18回目とか、そうでしょ、そうでしょ、だって聞いたことないもんと
  おっしゃる方が多いと思います。まだ若いテーンのフェスティバルです。

  参加希望の方は下記の場所、時間に集合してください。

  *リッチモンド組 - 10:10 カナダラインブリックハウス階段下     
  (10:17の電車)
  *ダウンタウン組み - 11:00 Imperial St & Mandy St
  (リッチモンド組はこの場所で降ります)
   不安な方は49th+Cambie =49th 東側バス停 10:30集合
  #49 のバスに乗って20分ほどで目的地到着予定。

  会場はSwangard Stadium = 3883 Imprial St. Burnaby です。
  目安としてはKingsway + Boundary にある大きなスタジアムです。

  どちらに集合するか、参加者の方はサトミさんにご連絡ください。
  尚、チケット前売り$8.00です。当日券は$10.-
  事前に買って欲しい方、早めにサトミさんにご連絡ください。
  私がまとめて購入いたします。

  では今月も元気に体を動かし楽しい1日にしましょう。

  6月はとうとう念願叶い、リンバレーキャニオン公園です。
  実は下見に行ってきましたが、参加する方、今から大腿骨の運動をお薦めします。
  毎日200-300回、両足を西と東に向けて曲げたり伸ばしたりの運動を
  しましょう。ぴんこしゃんこ、ぴんこしゃんこ・・・がんばって~!
  怪我だけは避けたいと思いますので、体をそれまでに鍛えておいてくださ~~い。
  初心者コース、その他上級者コースと色々あります、ご安心ください。

  では31日、一人でも多くの方に参加していただけますよう、
  SEE YOU SOON~~~(((^▽^)))

  杏子

2015年5月2日土曜日

♪朋子さんからの報告♪

鬘を被ったジュリアちゃん

   摂氏45度のワガから、こんにちは!
   さとみさんも皆様もお元気ですか。
   あきさんのご調子は如何でしょうか?
   カナダは春で緑に溢れている頃でしょう。

   暑いながらも、我々は変わらず元気にしております。
   4月は3回も地方出張でジュリアもすっかり出張慣れしました。

   さて、5月8日から博論の為に南アに向けて出発します。
   博論作業の後、18日から23日まではモザンビークです!

   そこで、その際に1月のご送金からXドルを渡そうと思っています。
   仮に$Xニーズがまだなさそうだったら、ニーズ分だけになるかも知れません。
   事前に皆さんのご了承を得たいと思いますが、よろしいでしょうか。

   それと、しほこさんの赤ちゃん、凄~い可愛いですね!!
   ハンサムと言った方が適切でしょうか。
   CLのブログにも書き込ませて頂きましたが、改めておめでとうございました!

   ちなみにおまけですが、ジュリアの面白い写真、お送りさせて頂きます。
   ナニーさんの鬘をジュリアがつけた所なのですが、レゲーっぽく結構似合って
   笑っちゃいました!
   やっぱり、ハーフ・アフリカ人だからしっくり来るんですかね。
   
   これも余談ですが、1月に日本で行った講演会がユニセフ協会のHPに載りました。
   お時間があれば、ご参考までにご覧頂けますと幸いです。

   では、また。CLの皆様にもどうぞよろしくお伝え下さいませ。

   渋谷朋子
       
      

2015年5月1日金曜日

♪ワガで出来た新しい友だち♪                   朋子さんのブログから

マリムラさん(中央)とアイシャちゃん(右)のお家の前で

   ここ最近いい出会いに恵まれ、これまではちょっとしか接点がなかったコミュ
   ニティーと知り合う事ができました。ブルキナの障害者のコミュニティーで す。
   
   きっかけは私がいつも車で出勤する大通り沿いで、物乞いする腿から下両足が
   ない女性。そんな障害にも関わらず、彼女はいつもはにかみがちな笑顔で毎朝
   横を通る度に私も笑顔にしてくれました。
   そこで、先日勇気を出して車を止めて彼女に歩み寄り話掛けたところ、仏語が
   分からない彼女とは会話ができな かったので、名前と電話番号を何とか教えて
   貰い、職場に着いてから同僚に電話して貰いました。
  
   マリアムさんというその女性は嬉しそうにお家の場所を教えて くれたので、
   翌週仕事が終わった後同僚と一緒に彼女の家に向かいました。
   舗装道路から横道に入り、スラムの様に貧しい民家が並ぶ迷路の様な砂道を
   グルグル まわり、何度も道を尋ねながら漸くマリアムさんのお家に辿り着くと…
   私達が来ることを同じ障害者仲間達に言ったらしく、マリアムさん以外にも数人
   の障害を 持った人達とその家族達が20人位集まり、ちょっとした集会みたい
   になっているではありませんか!
   やや驚いている私達に、「これは私の主人です」とその内の一人・盲目の
   おじさんを紹介してくれ、とりあえず小さい泥壁のお家の前に腰掛けお話を始め
   ました。
   マリアムさんには6歳になるアイシャちゃんと可愛い娘さんがいて、その子は
   障害がないものの、障害を持った両親を家や路上で手伝わなければいけないので、   学校に通っていないとの事。そこでその場にいた他の障害者の子ども達にも学校
   に通っているか訊いたところ、通学しているのは12人中たった2人だけ。
   他の子達もアイシャちゃん同様、障害を持った親の手伝いの為に学校に通えない
   そう。物乞いで家計を立てているという貧しさに加え、親の介護を小学校の 年齢
   であるこの子達が行わなければいけないという実情に、私も衝撃を受けました。

   その日はとりあえず、マリアムさんを含む障害者の方達と「今後物乞いをせずに
   済み、子ども達が学校に通える様にするにはどうしたらいいか、次回までに
   お互い考えておきましょうね」と約束してお開きにしました。

   その週、今度は仕事関係ですが「障害を持った大学生の会」と会合をしました。
   その委員達がそれぞれ障害を持った若者達なのですが、その内の一人が日 本で
   『五体不満足』を執筆して反響を呼んだ乙武洋匡さんの様に両手両足がないなが
   らもダイナミックでカリスマ性がある学生さんで、流暢な弁論もさる事ながら
   ペンを口で加えて熱心にメモを取る様子にも感心。
   彼を含む委員達は皆ポジティブで堂々としていて、コンプレックスなど微塵も
   感じさせず、それどころか 「こうしてみようと思う。あれもやってみたいんだ!」   と、斬新なアイデアとやる気に満ちて、話しているとこちらまで夢と希望が湧い
   て来る位です!

   世界最貧国の一つであるブルキナは、障害者にとって決して住み易い国ではあり
   ません。障害者を守る法律や手当はあってない様なものだし、設備やサー ビスも
   皆無に近いです。そんな中でも、めけずに明るく生きている彼らの強さには、
   心から敬服。
   「私も負けずに頑張らなきゃ!」と、今回新たにできた友達に やる気を奮い立た
   せて貰いました。