マリムラさん(中央)とアイシャちゃん(右)のお家の前で |
ここ最近いい出会いに恵まれ、これまではちょっとしか接点がなかったコミュ
ニティーと知り合う事ができました。ブルキナの障害者のコミュニティーで
す。
きっかけは私がいつも車で出勤する大通り沿いで、物乞いする腿から下両足が
ない女性。そんな障害にも関わらず、彼女はいつもはにかみがちな笑顔で毎朝
横を通る度に私も笑顔にしてくれました。
そこで、先日勇気を出して車を止めて彼女に歩み寄り話掛けたところ、仏語が
分からない彼女とは会話ができな
かったので、名前と電話番号を何とか教えて
貰い、職場に着いてから同僚に電話して貰いました。
マリアムさんというその女性は嬉しそうにお家の場所を教えて
くれたので、
翌週仕事が終わった後同僚と一緒に彼女の家に向かいました。
舗装道路から横道に入り、スラムの様に貧しい民家が並ぶ迷路の様な砂道を
グルグル
まわり、何度も道を尋ねながら漸くマリアムさんのお家に辿り着くと…
私達が来ることを同じ障害者仲間達に言ったらしく、マリアムさん以外にも数人
の障害を
持った人達とその家族達が20人位集まり、ちょっとした集会みたい
になっているではありませんか!
やや驚いている私達に、「これは私の主人です」とその内の一人・盲目の
おじさんを紹介してくれ、とりあえず小さい泥壁のお家の前に腰掛けお話を始め
ました。
マリアムさんには6歳になるアイシャちゃんと可愛い娘さんがいて、その子は
障害がないものの、障害を持った両親を家や路上で手伝わなければいけないので、 学校に通っていないとの事。そこでその場にいた他の障害者の子ども達にも学校
に通っているか訊いたところ、通学しているのは12人中たった2人だけ。
他の子達もアイシャちゃん同様、障害を持った親の手伝いの為に学校に通えない
そう。物乞いで家計を立てているという貧しさに加え、親の介護を小学校の 年齢
であるこの子達が行わなければいけないという実情に、私も衝撃を受けました。
その日はとりあえず、マリアムさんを含む障害者の方達と「今後物乞いをせずに
済み、子ども達が学校に通える様にするにはどうしたらいいか、次回までに
お互い考えておきましょうね」と約束してお開きにしました。
その週、今度は仕事関係ですが「障害を持った大学生の会」と会合をしました。
その委員達がそれぞれ障害を持った若者達なのですが、その内の一人が日 本で
『五体不満足』を執筆して反響を呼んだ乙武洋匡さんの様に両手両足がないなが
らもダイナミックでカリスマ性がある学生さんで、流暢な弁論もさる事ながら
ペンを口で加えて熱心にメモを取る様子にも感心。
彼を含む委員達は皆ポジティブで堂々としていて、コンプレックスなど微塵も
感じさせず、それどころか 「こうしてみようと思う。あれもやってみたいんだ!」 と、斬新なアイデアとやる気に満ちて、話しているとこちらまで夢と希望が湧い
て来る位です!
世界最貧国の一つであるブルキナは、障害者にとって決して住み易い国ではあり
ません。障害者を守る法律や手当はあってない様なものだし、設備やサー ビスも
皆無に近いです。そんな中でも、めけずに明るく生きている彼らの強さには、
心から敬服。
「私も負けずに頑張らなきゃ!」と、今回新たにできた友達に やる気を奮い立た
せて貰いました。
やや驚いている私達に、「これは私の主人です」とその内の一人・盲目の
おじさんを紹介してくれ、とりあえず小さい泥壁のお家の前に腰掛けお話を始め
ました。
マリアムさんには6歳になるアイシャちゃんと可愛い娘さんがいて、その子は
障害がないものの、障害を持った両親を家や路上で手伝わなければいけないので、 学校に通っていないとの事。そこでその場にいた他の障害者の子ども達にも学校
に通っているか訊いたところ、通学しているのは12人中たった2人だけ。
他の子達もアイシャちゃん同様、障害を持った親の手伝いの為に学校に通えない
そう。物乞いで家計を立てているという貧しさに加え、親の介護を小学校の 年齢
であるこの子達が行わなければいけないという実情に、私も衝撃を受けました。
その日はとりあえず、マリアムさんを含む障害者の方達と「今後物乞いをせずに
済み、子ども達が学校に通える様にするにはどうしたらいいか、次回までに
お互い考えておきましょうね」と約束してお開きにしました。
その週、今度は仕事関係ですが「障害を持った大学生の会」と会合をしました。
その委員達がそれぞれ障害を持った若者達なのですが、その内の一人が日 本で
『五体不満足』を執筆して反響を呼んだ乙武洋匡さんの様に両手両足がないなが
らもダイナミックでカリスマ性がある学生さんで、流暢な弁論もさる事ながら
ペンを口で加えて熱心にメモを取る様子にも感心。
彼を含む委員達は皆ポジティブで堂々としていて、コンプレックスなど微塵も
感じさせず、それどころか 「こうしてみようと思う。あれもやってみたいんだ!」 と、斬新なアイデアとやる気に満ちて、話しているとこちらまで夢と希望が湧い
て来る位です!
世界最貧国の一つであるブルキナは、障害者にとって決して住み易い国ではあり
ません。障害者を守る法律や手当はあってない様なものだし、設備やサー ビスも
皆無に近いです。そんな中でも、めけずに明るく生きている彼らの強さには、
心から敬服。
「私も負けずに頑張らなきゃ!」と、今回新たにできた友達に やる気を奮い立た
せて貰いました。
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