2017年8月23日水曜日

☆245回 ベトナム料理☆

参加者7名

     ベトナムの食文化は
     宗主国であった
     中国とフランスに強く影響されていて、
     フランスパンで挟んだサンドイッチ(バインミー)も
     ありますが、

     なんと言ってもポピュラーなのは
     フォー。    

     今月はそのベトナムの定番料理
     フォーを作ることに。
     ベトナムではこのフォーは
     主に朝食として食べられていますが、
     家庭料理ではなく
     基本的には外食料理だそうです。

     このスープ、
     鶏がらベースの 透明なスープに
     ヌクマム(魚醤油)や香辛料を入れて作りますが、
     日本ではスープストック「フォーガーの素」
     なんて便利なものが売られていて、
     これさえあれば、
     誰にでもあっという間に出来る料理です。

     今回はチキンの骨と
     コリアンダー、クローブ、カルダモンとシナモンを
     入れてスープを作ってみました。
     此れ等のスパイスは
     本当は粉ではなく粒を使うのですが……
     カルダモン以外は粉しかなく、
     シナモンもスティックがないので粉になりましたが、
     結構それらしい味が出ました。


     フォーの生麺は
     米粉を溶いた液体をクレープ状にして、
     蒸して作った生地を
     細長くカットして作ったもの。
     ベトナムでは生麺を使うそうですが、
     生麺は手に入らないので
     乾麺を利用。


     どのレシピを見ても
     この乾麺を2、3分茹でるとありますが、
     茹でると麺が細かく千切れてしまいます。
     この乾麺は
     まず1時間ぐらい水に漬けておき、
     食べる直前に水を切って
     熱湯の中に入れ、
     柔らかく透明になったら、
     器に入れて、チキン、もやし等トッピングを上に置き、
     熱いスープを注ぎます。
     これでフォーの出来上がり!


     初め参加者が2人しかいなくて……
     キャンセルかなって悩みましたけど、
     なんとか7人集まり、
     ランチをすることが出来ました。

     やれて良かった〜〜〜!
     料理も美味しく出来たし、
     話も留まる所知らず。
     良く食べ、良く喋り、良く笑った
     ランチでした。
     おかげで
     取り憑きそうになっていた
     認知症がどこかにすっ飛んで行った感じです。

     話の中で
     「甘いスイカの見分け方」が出たので、
     調べてみたら、ミツコさんの言う通り。


     スイカは模様が濃いほど甘く、
     その模様もウネウネとなっていて
     模様の部分が外皮よりデコボコしている方が
     甘いそうです。

     またツルのついていた部分が小さく、
     お尻部分が緑で大きく凹んだのが
     良いそうです。
     

     スイカを買う時
     分らないながら叩いて音を聞いていましたけど、
     そんな必要なかったんですね。
     模様なら判断しやすいので、
     これからは甘いスイカが買えそうです。
     

2017年8月21日月曜日

♪Deep Covel♪  ☆第48回トランスリンクの旅☆

     数多くの山に囲まれた小さな入り江の町
     ディープコーブに行って来ました。
     入り江には
     色とりどりのヨットが停泊し、  

     メインストリートのギャラントストリートには
     お洒落なカフェやレストランが立ち並び、
     ノンビリと最後の夏を楽しもうという
     沢山の若者たちで溢れかえっていました。


     参加者7名。  
     リッチモンド組はCanada Line Brighouse Station集合。
     10時03分のCanada Lineで終点まで。
      ダウンタウン組とGranville St & West Pender St. Bus#50077前
      (TIP TOP TAYLORの前のバス停)で10時半に合流
     211番のSeymour 行きバスでディープコーブ下車。

     今回のメインの目的は
     Baden Powell Trail を歩いて
     Quarry Rockまで行くことなので、
     まずランチを取る事に。

     ランチはお洒落なイタリアンレストラン
     Arms Reach Bistro で






























     
     選んだ料理全て当たりで量も丁度。
     素敵なレストランで
     美味しい物食べて、
     楽しいお喋りで英気を養い ……
     いよいよQuarry Rock 目指して
     Barden Powell Trail に出発。



     最初からこんな急な階段が
     ず〜〜と続きます。

     登れど、登れど、
     心臓破りの階段は続き…


     それでも皆めげずに。

     階段は登り一方ではなく、
     上がったり、下がったり。
     

     一時リタイア組になるかと危ぶまれた2人も
     追いついて来ました。


     ゴール手前で一休み!

     ついに全員無事「Quarry Rock」に到着。
     素晴らしい景色です。
     疲れが一挙に飛んで、
     皆でこの景色をしばし堪能! 

    

     帰り道も結構大変!
     下り坂ばかりではありません。


     時々休みながら……

     下まで降りて行きました。

     ティータイムはディープコーブ名物
     ハニードーナツ…って思いましたが、
     店内はギッシリ。
     待っている人もいるくらい。

     それではと
     ランチのレストランに舞い戻りです。

     このレストラン
     外の方がダントツ気持ちが良いのですが、
     外は予約なし。
     それでランチは中になりましたが、
     ティータイムは外のベランダで。
     デザートもなかなかです!


    今回はQuarry Rock まで行けたのが
    最大の収穫!
    こんなにきついとは思いませんでしたが、
    景色は素晴らしいし、
    行けたという達成感が良いですね。
    お食事も美味しかったし、
    町はこ洒落ているし、
    周りの景色もバツグン!
    またちょくちょく来たいような町でした。

2017年8月13日日曜日

♪ニジェールってどんな国?(6)♪

     アフリカ大陸に大きく広がるサハラ砂漠。
     その砂漠も8000年前は
     ほとんどがサバンナやステップで
     森林もあり、
     5000年前までは
     湿潤な気候だったそうだ。


     そのサハラ砂漠の真ん中に
     ティギダンテスム(Teguidda-n-Tessoumt)という
     約 50家族が暮らす小さな村があって…
     その村の泉の水や土壌に
     塩分が多く含まれているため、
     村人たちは古来から 
     貴重な塩を作り続けているそうだ。

     サハラ砂漠で何故塩が採れるのか……
     サハラ砂漠にはかつて豊かな水が
     存在していたこと。
      砂漠化が進んだ理由は、
     アフリカを流れる川は海には注いでおらず、
     水が土地に溜まり、沼が形成され、
     また気候区分が移動し、温度が上昇。
     この影響により、水が干上がり、
     塩分だけが残ったと考えられている。

     こんな興味深い説もある。

     この辺りは、2億年前に
     巨大大陸パンゲアが
     アメリカとアフリカ大陸に分かれた時、
     大量の海水が現在のサハラ砂漠辺りに
     流れ込んで出来た塩の渓谷地帯。
     古代からの推積層があるので、
     井戸水にも、土にも塩分が
     含まれているという説。

ティギダンテスムの塩田
     ここの塩の作り方は
     直径1.8mの池に塩の含まれた粘土と
     塩分を含んだ井戸水を入れ足で混ぜ合わせる。

     そこで出来た塩水を
     小さな池に流し込んで泥を沈殿させ、
     水も蒸発させて塩の結晶を作っていく。
     池の手入れを含め、
     ここまでの工程は男性が手作業で行う。


     池の色は最初は粘土の色をしているが、
     段々藻の繁殖や太陽光の反射などでいろいろな色に変化。


     あとは女性と子供たちの出番。
     女性は塩田の池の修復や
     小さな結晶の塩の採集を担当。
     子供達は表面に結晶の膜が出来ると
     下の方が蒸発出来ないので、
     表面に水滴をかけたりして
     膜を壊します。
     結晶が5~6ミリ程の層になったら採集。


     結晶は四角い型にして天火で乾かし梱包。
     昔はキャラバンがこの塩を運んだのだが
     今はトラックで輸送。
     
     ティギダンテスムの塩は、
     人が消費するためではなく
     主に家畜のサプリメントとして
     使用されているそうです。

2017年8月9日水曜日

☆10回英会話クラス☆

幸子さんの心の籠ったテーブルセッティング

     時間 2時〜3時
     講師 ヘザー
     場所 幸子さんのお宅
     生徒 2名 

     ここ数日北朝鮮の脅威が高まってきたことから
     話題は北朝鮮の話から始まり、
     果ては慰安婦の問題にまで。
     拙い英語で幸子さんと代わる代わる
     歴史的状況、日本の立場を
     説明したけど……
     どれくらい理解してくれたことか?
     英語でこういう問題を
     討論するのは 難しいけど
     それでも
     少しでも話せたのが嬉しかったです。

     今回習った表現
     1、Push around 
                            乱暴に取り扱う。こき使う。 
        I'm fed up with being pushed around.
       Don't push me around.

     2、Run ahead of 
                            〔競争などで〕~より前へ走る、~をしのぐ、
                            ~より上を行く、~より有利である 
       run ahead of schedule  予定より早い。
       run ahead of someone

      3、Suffocate 
                           (…の) 息をとめる。(…を)窒息死させる。
         She was suffocating by the smoke.
                               A suffocating atmosphere.
       



★Escape from Syria: Rania's odyssey★

     これは実際に
     シリアから必死の覚悟で
     海を越えて
     ヨーロッパに行った
     一人の少女の
     ドキュメンタリーです。

2017年8月7日月曜日

♪ニジェールってどんな国?(5)♪

     ニジェールには
     キリンと人間が共生している村があります。
     ニアメより60キロ離れたクレという村で、
     希少種のキリン(ジラフ・カメロパルダリス・ペラルタ)が 生息。
     現在野生のキリンが見られるのは
     ここだけだそうです。


     一時60頭に減ってしまったキリンが
     AFA(African Wildlife foundation)と
     村の農民の協力で現在は300頭に。
     訓練を受けた農民がガイドとなり、
     ビジターフィーやチップは
     全てこのキリンの保護と
     村人のため(教育、健康、農業基金)に
     使われているとのこと。
     
     古代には今以上にキリンが生息していたようで、
     アイル山地(アフリカ最大の自然保護区)には
     紀元前6000年頃から紀元後1000年
     ぐらいの間に刻まれたと言われる岩画があり、
     キリンや牛の放牧の様子、
     人々の暮らしなどが描かれています。

     この洞窟壁画のあるアイル山地は
     ユネスコの世界遺産に
     登録されています。