キリンと人間が共生している村があります。
ニアメより60キロ離れたクレという村で、
希少種のキリン(ジラフ・カメロパルダリス・ペラルタ)が 生息。
現在野生のキリンが見られるのは
ここだけだそうです。
一時60頭に減ってしまったキリンが
AFA(African Wildlife foundation)と
村の農民の協力で現在は300頭に。
訓練を受けた農民がガイドとなり、
ビジターフィーやチップは
全てこのキリンの保護と
村人のため(教育、健康、農業基金)に
使われているとのこと。
古代には今以上にキリンが生息していたようで、
アイル山地(アフリカ最大の自然保護区)には
紀元前6000年頃から紀元後1000年
ぐらいの間に刻まれたと言われる岩画があり、
キリンや牛の放牧の様子、
人々の暮らしなどが描かれています。
この洞窟壁画のあるアイル山地は
ユネスコの世界遺産に
登録されています。
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