2018年8月15日水曜日

☆279回 イタリア料理☆


     今月は久々のイタリア料理。
     使う野菜は全てヒロさんのKen's Garden から
     寄付していただきました。

     下の写真の
     色つやの良い美味しそうな野菜がそうです。



     今回の参加者には
     夏休みを利用してまた今年も来てくれた
     雅子さんのお孫ちゃんの
     ハルくんとヒロくん。
     そして今回を最後に日本に帰国することになった
     ヒヨコさんが参加です。
          

参加者11名+ハルくん、ヒロくん、ケイちゃん、ミアちゃん、ワイアット

     イタリア料理のメニューは
     スパゲッティ ポモドーロ
     ブリュスケッタ
     白インゲン豆サラダ
     ポテトのハーブグリル



     ハルくんとヒロくんは
     ゴルフの練習が12時半終了だったので
     今回は料理を手伝ってもらえませんでしたが、
     去年は2人でお手伝いしてくれました。
     下がその時の写真です。
     とっても可愛らしいでしょ?
     この写真から見ると2人共
     たった1年でビックリするくらい
     お兄ちゃんになっていました。


     特にハルくんは小ちゃい子と遊ぶのが上手!
     いつもハルくんのようなお兄ちゃんが
     来てくれるといいのですが…


     今回学んだこと!
     今年はイチジクの当たり年で
     沢山なったのですが、
     ちょっと油断していると
     すぐ何物かに食べられてしまう。
     それで今年は
     ちょっと早目に採って甘煮に!
     美味しく出来たのですが
     もうちょっと濃くが欲しいと思っていたら、
     久枝さんから素晴らしい情報を。
     隠し味に醤油を入れると
     旨味が増すのだそう。
     早速やってみました。
     ホントに醤油小匙1杯で
     味が激変です!
     皆さまも是非試してみてください。


     そしてヒヨコさん
     帰国されてしまうのは淋しいけれど…
     ヒヨコさんの前途に
     楽しいことや、幸せなことが
     いっぱい、いっぱい待ち受けていますように !
     素晴らしい人生を切り開いて行ってください。
     

2018年8月9日木曜日

♪ 考古学者と行くシリアへの旅 ♪   山崎やよい

     いつの頃からだろうか、
     私は土に埋まっている物を見つけて、掘り出し、
     過去への旅をしたいと思うようになった。
     いろいろな文明の興亡のストーリーを読むなかで、
     「メソポタミア」という文字が、
     少女時代の私を魔法にかけた。

     「チグリス、ユーフラテス」という2つの川の名前が、
     呪文のように私の脳裏から消えることはなかった。

     大学院を出る頃、幸運にも、
     その「メソポタミア」に関わるシリア現地で、
     20年にわたり継続して
     考古学に関わる仕事をする機会を得た。

     シリアは遺跡の宝庫だ。
     自宅から車で30分も行けば、
     すぐにタイムスリップできる廃墟がある。
     遠い夢のなかで滔々と流れていたユーフラテス川は、
     おんぼろバスでたどり着ける場所となった。

ジャバルアルーダより眺めるユーフラテス河(アサド湖)
Photo: Yayoi Yamazaki

     私はこのタイムトリップを満喫したが、
     この旅は、現実に生きている
     かけがえのない人々に会う旅でもあった。

     寛容で、気優しく、おおらかなシリアの人々は、
     遺跡以上に私を魅了した。
     ユーフラテス河の河畔にある遺跡の村の住民は、
     発掘に来た外国人としてではなく、
     何年も前からの知り合いのように、
     私を家に迎え入れてくれた。

     彼らの笑顔は、
     シリアの真っ青な夏の空のように屈託なく、
     私を包んでくれた。

     都会でも、シリア人の暖かさは変わらなかった。
     当初から居を構えたアレッポは大きな街だったが、
     都会の冷たさなどなく、
     どこに行っても
     「アハラン・ワ・サハラン(ようこそ)」の声とともに、
     ドアが開かれ、私は招き入れられた。

     しかしながら2011年3月から始まった紛争は、
     私をこの地から遠ざけてしまった。
     私だけではない。
     何百万というシリア人が、
     家を離れ、国を離れざるをえなくなってしまった。

     道路を渡ったところにあった、愛しい友人の家。
     スークの雑踏や顔見知りの物売り。
     思い立つと、寸時に行くことのできた遺跡。

     いつでも会えると思っていた人々はいまは遠く、
     いつでも行けると思っていた場所は
     世界で最も遠い場所になってしまった。

     これらの日々を辿ってみようと、
     持ち帰った昔のアルバムをときどき開く。

     シリアで過ごした日々を、写真のなかで旅する。
     その旅は、懐かしい人々に
     再び会ったような感覚を蘇らせるが、
     その懐かしさは
     瞬時に二度と戻ってこない日々への郷愁と変わる。

     そして世界中に散らばってしまった
     多くのシリア人の心情を思う。
     故郷を離れ、異郷で暮らすことを余儀なくされた人々。

     彼らから送られてくるメッセージには、
     このような望郷の念と、喪失感がにじむ。
     そこにわずかな希望の混じることもあるが、
     未だに続く祖国での流血のニュースが
     それを空虚なものにしてしまう。

廃墟のなかでの学習
Photo: a little help is enough

     世界は、シリアの紛争で被災した人々に、
     「支援物資」を送る。
     「支援」は必要だ。
     しかし、人々は「支援物資」のみで
     生きてゆくことはできない。

     彼らは皆、寛容に、鷹揚、誇り高く生きてきた。
     支援を受ける「手」ではいつづけられない。
     この手は、いままで何かを生み出してきた手。
     本当に生きるための術を求めている手なのだ。

     その術として、私たちは「針と糸」を選んだ。
     そして数人のシリア人女性に声をかけた。
     ポケットに収まるほど小さな、心許ない道具。
     しかしこれがいま、女性たちの武器。
     グループの名前も「針と糸」にした。

     集まってきたのは、足をなくした息子を持つ母、
     瀕死の夫と命からがら逃げてきた妻、
     高校を中途であきらめなければならなかった女の子……。

     彼女らの多くは、いままで刺繍などしたことがない。
     しかし、針と糸が懐かしい故郷の風物を
     形作っていくなかで、
     一瞬でも忌まわしい経験を忘れされる時間が生まれる。
     彼女らにとって、
     針と糸が単なる道具以上の意味を持ちはじめる。

製作は創作へと
Photo: Yayoi Yamazaki

     色とりどりの糸は故郷の伝統の図柄を形どりながら、
     彼女らのなかに隠れていた感性を引き出す。

     図柄に遊び心が表わされる。
     子供の頃に語り聞かされていた昔話が、
     刺繍針で描かれる。
     そういえば、ほのぼのとした田舎の夫婦は、
     麦畑のなかでこんな風に屈託なく微笑んでいたっけ。

     これは優しい挑戦、
     しかし世界に呼びかける力を持つ。
     私たちは、ここにいる。
     シリア人は、生きている、と。

本での刺繍コンテストに出し、入賞は逃しましたが、彼女らの想い、そして私たちの想いを代弁する作品
Photo: Hideko Tabata


2018年7月31日火曜日

☆8月のチャリティーランチ、             トランスリンクの旅、その他の予定☆


     Ken's Garden でこんな珍しい
     赤紫のカリフラワーが…

     カリフラワーって白だと思っていましたが、
     実は色々な色があるんですね。


     赤紫のはバイオレットクイーン、
     オレンジのはオレンジブーケと呼ばれていて、
     色によって栄養素も違うそうです。

     8月の予定

     ☆チャリティーランチ
     16日(木)、26日(日)、29日(水)
     イタリア料理

      ☆トランスリンクの旅
     18日(土)
     バーナビーマウンテン

      ☆アクセサリー教室
     31日(金)1:00〜
     
     ☆英語クラス
     9日(木)1;30〜 

     ☆テニス
     22日(水)7:00〜 

     ☆ヘアカット
     27日
    
     皆様のご参加をお待ちしています。
    

2018年7月29日日曜日

♪ あっと驚く傷の手当の新常識 ♪

     傷を消毒しない、
     乾燥させない『温潤方法』

     今まではケガをすると、
     消毒液をつけて傷口にガーゼを当てる
     という処置がされてきましたが、
     傷を治すためには、
     あまり良い方法ではないそうです。

     消毒液は悪い菌をやっつけると同時に、
     傷を良くする細胞までやっつけてしまうため。
     傷口は水道水で洗浄するだけで充分。
     ただし傷口に砂や泥などが入っている場合は
     徹底的に水で流す。
     または石鹸の泡で綺麗にする。

     傷口からジュクジュクとした
     透明の滲出液が出てきますが、
     この滲出液の中に細胞培養液が含まれていて
     ケガの治癒にとても役立つのだそうです。
     滲出液が傷口を常に覆って
     適切な湿潤環境を保つことで
     皮膚を再生させるのです。

     怪我をしたら
      ①傷口から出血している場合はまず止血を行う。
      傷口の近くをゴムなどで縛るのはNG 。
      綺麗なハンカチやタオルを使って
      ( もしあればアルギネート創傷被覆材がベスト)
      出血している部分をピンポイントで圧迫する。
      患部を心臓よりも上にあげてする。

     ②消毒液は使わずに、傷口を水道水できれいに洗う。

     ③患部が乾かないように
      ワッセリン、またはクリーム状のプロポリスを塗る。

     適切な「創傷被覆材」を使用して
      患部を保護し、傷を乾かさないようにする。
      適当な物が無い場合サランラップで巻くと良い。

     ⑤創傷被覆材の表面に
      滲出液が染み出してきたら、交換をする。
      サランラップを巻いている場合は
      サランラップの上にタオルを巻くと良い。

     最近は湿潤療法を用いた絆創膏が
     薬局で販売されているので、
     家庭でそれを活用する場合、
     必ず1日1回は交換する。
     ただし、噛み傷や刺し傷、裂傷などは
     患部奥深くにまでばい菌が入り込んでいることがあるので、
     病院で診察を受けましょう。
     重いやけども同様です。

     「湿潤療法」は傷跡が残りにくい手当てですが、
     紫外線で色素沈着が起きると言われているので、
     上皮化(皮膚の再生が完了)してから
     3カ月くらいは、直射日光を避けてください。
  
     傷をキレイに治すには、
     まずは最初の“手当て”が重要。

2018年7月28日土曜日

♪ 再び政さんの畑へ ♪

     ブルーベリーを買いに
     女3人でPitt Meadows の政さんの畑へ。
     ドライバーは雅子さん。
     Lougheed  Highway をひたすら Pitt Meadows まで。
     ノンビリ安全運転です。


     私達が到着した時には
     希望の量のブルーベリーが
     もう用意されていました。
     全部で30Lbs.
     暑い日差しの中でのピッキング、
     大変だったでしょうね。


     下の赤いブルーベリー。
     「甘いから食べてみて」と言われて
     一粒口に入れたら
     まあ甘いこと!
     こんなに甘いブルーベリーは初めてでした!

      ピンク ブルーベリーほど赤くなく
      一見まだ完熟していないブルーベリーに見えるのですが、
     白っぽいものでさえ甘い。
     きっと自然交配があって
     異種のブルーベリーが
     出来ちゃったのかも。


     でも普通のブルーベリーも
     凄く甘かったです。

     政さんのところのブルーベリーは
     本当に無農薬で、
     薬品は全然使っていないので、
     安心して食べられるし、
     完熟したものだけ摘んであるので、
     とっても良心的です。

     下の写真がブルー畑です。



     畑も見せてもらいました。

     ナス
    


     オクラ

     インゲン  

      人参

     帰りに人参と胡瓜を
     御土産に貰いました。

     2年前にリッチモンドの
     オーガニック ブルーベリーファームで 
     ブルーベリーピッキングをしましたが、
     その時の値段が1Lbs. 2、50ドル。
     政さんの所は摘んでもらって
     5Lbs. で11ドル。
     なんか申し訳ないくらいでした。      

     政さん、いろいろありがとうございました!
  

2018年7月25日水曜日

☆278回 タイ料理☆

参加者10名

     日本の猛暑には足下にも及ばないけれど…
     ここ数日やけに蒸し暑く、
     久しぶりに窓を全開 !
     扇風機も大活躍 です。

     こういう時は南国のタイ料理。
     ピリ辛で、
     疲労回復に効き目のあるハーブが
     一杯入っています。
     
     タイ料理で使ったハーブは
     277回チャリティーランチの記事で
     紹介したバクチ(香菜)と
     コブミカンとレモングラス。

コブミカン葉
レモングラス









     

     コブミカンの葉とレモングラスには
     著しい抗癌作用もあるとか。
     タイ料理を食べて
     段々残り少なくなって来た夏を
     元気に過ごしたいですね。
     
     カレーは辛いのが苦手という人たちの為に
     グリーンカレー (辛い)と
     レッドカレー(甘い)とに分けました。

     今月使った胡瓜と長ネギは
     ヒロさんのケンズガーデンからの
     寄付です。
     新鮮な野菜ありがとうございました。


     今回は1年振りに日本から遊びに来た
     摩耶さんの妹のりえさんが参加!

     出来た料理を美味しく食べながら
     話に花が咲いて ‥‥
     ハーバード式野菜スープの話や
     来月やる予定のイタリア料理の話から、
     ズキニの花の話になったり…
     イタリアではこの花に
     チーズ等詰めてフライにする料理がある等
     いろいろな話題が次から次へと。
     
     心理学で言う
     「 ランチョン・テクニック」というのは、
      食べ物を共有することで、
     人の心には本能的に
     「心を許した仲間」「家族」といった認識が生まれ、
     一緒に食事をしただけで
     お互いの距離が縮まったような感覚になるので、
     政治やビジネス、または恋愛などにも
     応用されるテクニックだそうです。

     知らない同士が集まって
     料理を作り、一緒に食す。
     チャリティーランチは
      知らずにこのテクニックを使って
     参加者同士の絆を深めていたのですね。

     デザートもいろいろあって美味しかったです!




























2018年7月22日日曜日

☆第2回 テニス☆


     場所はSeaisland のテニスコート
     コーチはお兄さん(本名ヒロさん)、牧子さん、紀夫さん
     時間は7時から〜8時15分 

     夜7時になっても日差しが強く、結構暑い!
     でもコートは木立に囲まれ、
     その陰が長く延びて
     涼しい空間となっていました。
     
     まずは準備運動から。


     球出しをしてもらって
     フォアハンドの練習。
     そのあとバックハンドの練習。     
     

     紀夫さんと牧子さんの模範演技

  
     紀夫さんと牧子さんのスムーズなスイング。
     簡単そうに見えるのですが、
     いざ自分のところにボールが来ると
     仲々うまくいかないものです。

     最後はラリーの練習。
     球出ししてもらった時は
     結構打てたのに
     ラリーとなると…
     ボールとの丁度良い距離感、
     ラケットの正しい面でボールを打つこと、
     コントロールして狙ったところへ打ち返す、
     なんていうことが全く出来なくて…
     それでもたまーにまぐれでボールが上手く飛ぶと
     ちょっとした達成感があって
     嬉しくなります。


     練習が終ったあとの爽快感!

     走り回るだけで良いと思っていたのに…
     少しでもラリーが長く続くと
     もうちょっと上手くなりたいという欲が。
     これも少し進歩したせいでしょうか?
     3人のコーチのお蔭ですね

     来月も宜しくお願いします!