「旅の報告」by Satomi
今回初めて行ったブルガリアはルーマニアよりも
綺麗という話も読んで、ずいぶん期待して行ったのですが……
街も人もルーマニアの方が綺麗でした!
街も人もルーマニアの方が綺麗でした!
ソフィアの中心街やいろいろな町の旧市街は歴史も古く、
見所も多く、それなりに風情があるのですが、
全体的には貧しさが表面に出て壁の色が剥がれたり、
壊れたりした所が多く、お世辞にも綺麗な国とは言い難かった……
人々もそれほどファッショナブルではなく、
まだまだ共産圏の香りが道行く人の態度にも町の佇まいにも
色濃く残っているように感じられました。
それでもいろいろな街に、
5000年にわたる偉大な文化の香りが残っていて、
私たちを魅了してくれました。
ブルガリアの首都 ♡ソフィア
ブルガリア第二の都市♡プロヴディフ
紀元前19世紀には すでに古代トラキア人の集落があった。
古代都市♡ネセバルは黒海沿岸に突き出た小さな島
その地形ゆえに多くの異なる文明による征服から逃れてきた。
ネセバル古代都市(世界遺産)
リゾート地でもあるので、お土産屋さんもいっぱい!
第二次ブルガリア帝国の首都だった
♡ヴェリコ・タルノヴォは
琴欧州の故郷でもある。
ヴェリコ・タルノボの近郊にある♡アルバナシ村
中世からの屋敷が80軒ほどある静かな村。
マケドニアは、古代にアレクサンドロス大王を出した
マケドニア王国の故地でブルガリアの隣国。
ブルガリアに比べてそれほど期待もしていなかったのに
マケドニアはとても綺麗な国でした。
長距離バスに乗って町から町へと移動しながら
見た山間の町の家々すら、みんな真新しい家のようで、
国境を越えただけでどうしてこんなにも違いがあるのか……
同じ共産圏でも自由のない鉄のカーテンの中にいた国と
ユーゴスラヴィアの国(マケドニアも旧ユーゴスラビアの国の一つ)
とではこんな風に違ってしまうのだと知らされました。
人々の態度も友好的で明るかった……
世界遺産の町 ♡オフリド
マケドニア共和国の首都♡スコピエ
1963年の震災で市内の80%が破壊されてしまった。
震災後の都市計画の大部分は丹下健三氏 によって策定されている。
現在もまだ完成していない。
それでもいろいろな街に、
5000年にわたる偉大な文化の香りが残っていて、
私たちを魅了してくれました。
ブルガリアの首都 ♡ソフィア
4世紀にたてられた聖ゲオルギ教会がシェラトンホテルの中庭に |
夜のアレクサンドル・ネフスキー教会 |
ソフィア郊外のリラの僧院 |
ブルガリア第二の都市♡プロヴディフ
紀元前19世紀には すでに古代トラキア人の集落があった。
旧市街の町並み。2階が突き出ている独特の建て方 |
トライヤヌス帝の時に建てられたローマ円形劇場 |
その地形ゆえに多くの異なる文明による征服から逃れてきた。
5世紀に建てられた聖ソフィア教会 |
第二次ブルガリア帝国の首都だった
♡ヴェリコ・タルノヴォは
琴欧州の故郷でもある。
山間にあるこの街は5000年の歴史をもっている。 |
ツァレヴェツの丘にある要塞と教会 |
中世からの屋敷が80軒ほどある静かな村。
石塀が長〜く続き、その中には豪邸が、、 |
家の中はオスマントルコの影響が強い |
可愛らしいレストラン |
ブルガリアの伝統料理カヴァルマはとても美味しかった♡♡ |
マケドニアは、古代にアレクサンドロス大王を出した
マケドニア王国の故地でブルガリアの隣国。
ブルガリアに比べてそれほど期待もしていなかったのに
マケドニアはとても綺麗な国でした。
長距離バスに乗って町から町へと移動しながら
見た山間の町の家々すら、みんな真新しい家のようで、
国境を越えただけでどうしてこんなにも違いがあるのか……
同じ共産圏でも自由のない鉄のカーテンの中にいた国と
ユーゴスラヴィアの国(マケドニアも旧ユーゴスラビアの国の一つ)
とではこんな風に違ってしまうのだと知らされました。
人々の態度も友好的で明るかった……
世界遺産の町 ♡オフリド
オフリド湖上から見る聖ヨハネ・カネオ教会 |
オフリド湖に面した広場 |
マケドニア共和国の首都♡スコピエ
1963年の震災で市内の80%が破壊されてしまった。
震災後の都市計画の大部分は丹下健三氏 によって策定されている。
現在もまだ完成していない。
作られつつある新市街 |
両脇にカフェが建ち並んだ旧市街。なかなか雰囲気がありました。 ブルガリアもマケドニアも物価がビックリするほど安い上、 郷土料理がとっても美味しかったです♡♡ 特にマケドニア、またノンビリ遊びに行きたい!! |
素敵な写真です。ブルガリアや、マケドニアは名前だけは知っていますが、あまり馴染みがありません。長い歴史のある国々なのですね。
返信削除ホテルの中庭に4世紀に建てられた教会があるなんて、シュールな景色ですね。
シュールだけど、どの街も現代と古代と中世がうまく溶け込み合って、それが街を魅力づけているというか、深みをつけているというか…旅人を惹き付けるんですよね?
削除さとみ
古代トラキア、マケドニア、オスマントルコ、ローマ帝国と歴史の跡がいたる所に残っているんですね。石の文化の力強さが感じられます。いつか解説付きで写真をゆっくり見せていただきたいです。あけみ
返信削除マケドニアはアレキサンダー大王で知っていましたが、ブルガリアが5000年の歴史を持っていたなんて、知りませんでした。その5000年の間にいろいろな文化が錯綜して、その痕跡を大事にしつつ現在の町が出来ていました。共産圏時代がちょっと邪魔ですけど。いわゆる先進国にはない魅力を一杯持っているから、そのうち観光国になるかも。さとみ
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