参加者11名 |
インド料理と一口で言っても
地域や民族、あるいは宗教によって
多種多様の料理があるそうで、
今回は北インド料理のシェフのレシピを使いました。
北インド料理のルーツは、
イスラム文化圏の影響を色濃く受けた
16世紀ムガール帝国の宮廷料理と、
もとから北インドにあった
ヒンドウスタンの 食文化との融合に
あると言われています。
スパイスとしてクミン 、コリアンダー、シナモン、
カルダモン、ベイリーフ等が良く使われ、
今回の料理もそれ等のスパイスを
ふんだんに使っています。
そのスパイスのひとつ
ベイリーフは油で炒めて香りを出し、
そのまま最後まで入れたままで煮込むようです。
ベイリーフ |
このベイリーフってローリエの別称だと思っていましたが、
厳密に言うとこの2つは違うハーブでした。
ローリエ |
ベイリーフはクスノキ科ニッケイ属の葉で
ローリエは同じクスノキ科でも月桂樹属の葉です。
分かりやすい違いとしては、ローリエの葉の葉脈は、
所謂「普通のはっぱ」なのですが、
ベイリーフは縦向きに線が入っている点です。
ベイリーフの香りは軽いのでそのまま煮込めますが、
ローリエを代用する場合は
芳香があまりにも強いので
好みのタイミングで取り出した方が良いようです。
今回は料理人が大勢いるので
11人分でも手早く、チャッチャと材料が切られて行きます。
一番大変なのが炒める時。
強火で焦がさないように
絶えず混ぜ続けなければなりません。
食事はまずトシさんの自家製の日本酒で乾杯!
辛口過ぎず、甘口過ぎず
スーッとのどごしを通っていって…
あまりお酒を飲まない私でも
美味しく飲めました。
このお酒を作るお米は
私たちが食べているお米とは違うという事を
今回トシさんに教えられて
初めて知りました。
トシさんが言うには
お酒を作るお米は私たちが食べている短粒米ではなく、
カリフォルニア 産のカルローズ米のような
中粒米が良いそうです。
上の図で分るようにお米の形には
3種類あり、
私たちが普段食べているのが短粒米かまたは中粒米で、
今回使うインディカ米は長粒米です。
先回は4人と少人数でしたが、
今回は11人なので
話も日韓関係の話から日韓の歴史問題や
トランプの話、パスポートの話など
いろいろな話題で盛り上がり
楽しかったです。
デザートも美味しかったです!
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