2017年7月20日木曜日

♪ニジェールってどんな国?(3)♪

     朋子さんとの話合いで、
     モザンビークのプロジェクトは
     マルコス君が忙しすぎて
     なかなか具体的なプランが決まらないし、
     ザビエル君の方も
     彼自身がきちんと将来の設計を立てない限り支援出来ないし
     ……ということで、彼等自身が動き出すまで
     こちらは静観ということにしました。

     ギニアビサウのオリンピアさんの方は
     彼女が頑張っていて、
     子供達も上の学校に進むということで
     学費を支援させてもらいました。

     今後は世界最貧国5位のニジェールで
     良い活動をしていて
     支援を必要としている人や団体を
     応援出来たらと思っています。
     それで皆さんにニジェールの状況を知って頂く為に、
     いろいろ調べたことをアップしていきたいと思います。
   
 ★ ★ ★ ★ ★

     世界で最も貧しい国のひとつに数えられている
     ニジェール。
     この国の経済は伝統的な農牧業と
     1970年代に急成長した
     ウラン産業により成り立っていますが…
     国土の大半がサハラ砂漠で農地が少なく、
     気象条件は厳しく、
     2005年及び2010年には
     干ばつによる深刻な食料危機が生じています。

アイル山地 ワジ(涸れ川)沿いのオアシスでは地下水を利用して農業を行っている。

     また北部のアイル山地には
     世界5位のウラン鉱床がありますが、 
     そのほとんどの権益はフランスに。
     ちなみに日本の電気の10%は
     このニジェールのウランに頼っているとか。

     経済の要であるウラン市況が低迷し、
     天候不良によって農産物の生産量も落ち、
     経済的に大変厳しい状況が続いています。

     ユニセフ(国連児童基金)の発表によると、
     ニジェールの3歳未満の児童の7人のうち
     1人は深刻な栄養不足だそうです。
     また子供達の中には栄養失調が原因で発症する
     壊疽性口内炎(水がん)にかかり、
     鼻や上唇が溶けてしまう子供達がいて
     その写真を見ると涙が出てしまうくらい
     悲惨です。

     こんな状況にもかかわらず
     子供達はいつも笑っているそうです。


     成人の識字率が153カ国中153番ですから
     この子達の就学率も世界最低。
     その国をなんとかしようと思ったら、
     やっぱり教育が一番大事。
     この問題は渋谷朋子さんに
     なんとか
     頑張ってもらいたいですね。

     

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