2017年7月24日月曜日

♪ニジェールってどんな国?(4)♪

     ニジェールには複数の民族が
     良き隣人として共に暮しています。
     主要な民族はハウサと呼ばれる民族で、
     55%〜60%を占めています。
 
ハウサの部落

     フランスはニジェールを植民地にした時、
     主要民族のハウサを下層に置き、
     少数民族のジェルマを優遇するという政策を取り、
      ジェルマにハウサを支配させてきました。
     そのハウサが政治の表舞台にたったのは、
     1993年の民主化のあと。
     マハマヌ・ウスマンがハウサ人として
     初の大統領に選ばれてからです。
     
     ハウサ族はサハラ砂漠を交易の手段としていた
     商業民族であり、農業民族でもあります。
     この民族の性格は
     穏やかで賢く、勤勉と
     彼等と生活を共にした人たちの
     ブログに書かれています。

ハウサの人たちは物を頭に乗せて運びます。

     彼等は商業,農業にかかわらず
     「動き」を大事にし
        その動きの中で
     人との係わりを大事にし、
     その為に良く喋ることでコミュニケーションをはかり、
     お互いに助け合っているそうです。

     ハウサ族はニジェールのみならず、
     ナイジェリアにも多くのハウサ族が
     居住しています。
     このナイジェリアのハウサ族から
     ボコ・ハラムが生まれ、
     ニジェールでは
     そのボコ・ハラムの襲撃に悩まされています。     


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