2017年9月17日日曜日

♪蛍乃佳ちゃんのハープコンンサート♪                京子さんから

     Saturday September 30
                    Doors @1:30 pm
     Concert @ 2:00pm


     Sweet and Savory

                    Treat at intermission 
   
                    Minimum Donation $20
     ($10 for children under 12)


                    Steveston Buddhist Temple
                    4360 Garry St. Richmond BC 


                    RSVP to: SBTTakarajima@gmail.com
                    or call Takako at 604-241-1248


      2015/2016/2017
      Winner at Kiwanis Music Festival

     蛍乃佳ちゃんの3年前の演奏です。



     蛍乃佳ちゃんとハープ

     「ヨーロッパかアメリカの音楽大学を出て、
     プロのハープ演奏者になり、
     弟をサポートしていく」
     庄司蛍乃佳(ほのか)ちゃん、16歳。
     スティーブストンに住む高校11年生の彼女は、
     小学生の頃から、
     こんな、大人顔負けのはっきりとした
     将来のビジョンを持っていました。


     なぜ、まだ幼かった彼女がそう思うようになり、
     なぜ、私達がそんな彼女を
     応援したいと思うようになったかを
     お話させてください。

     蛍乃佳ちゃんの弟に
     「自閉症」という診断が下りたのは8年前、
     彼が4歳半、蛍乃佳ちゃんが8歳の時でした。
     それまでも、庄司家は手のかかる弟中心の生活でしたが、
     その診断が下りてからは、
     それまで以上に蛍乃佳ちゃんが
     我慢することが増えていきました。

     ある日、とうとうその思いは爆発し、
     言葉にならない怒りと思いを、
     蛍乃佳ちゃんは涙と叫び声で
     お母さんにぶつけました。
     その日から、蛍乃佳ちゃんとお母さんの衝突が
     度々起こるようなりました。
     弟のセラピストさんが、二人の関係をみかねて、
     「蛍乃佳ちゃんがやりたいと思うことを見つけて、
     お母さんと二人で取り組んでください。
     決してそれを拒否しないように。」と、
     お母さんである千佳さんに助言してくださいました。

     千佳さんが、蛍乃佳ちゃんに何をやりたいか聞いたところ、
     彼女は即座に答えたそうです、
     「ハープをやってみたい」と。
     「ハープ?」 
     (一体、どこで習えるのかしら? いくらかかるのかしら?)
     蛍乃佳ちゃんのために、決して拒否してはいけないリクエスト。

     早速、二人でトライアルレッスンを受けに行ってみました。
     蛍乃佳ちゃんが、生まれて初めて触るハープの弦で
     思いのまま音を奏でると、
     「本当に彼女は以前、ハープを弾いたことがないのですか?」と、
     講師が2度も聞きなおすほど、
     初心者とは思えない音色だったそうです。
     この時、小さな希望と才能のつぼみが生まれました。   

     途中で投げ出すだろうと思いきや、
     蛍乃佳ちゃんのハープ熱は一向に冷めず、
     みるみる腕を上げていきました。
     将来的にはプロになるのも夢ではないと講師に言われたとき、
     庄司家は一大決心をしました・・・
     「蛍乃佳の夢を叶えてあげよう!」
 
     ハープを習い始めて7年。
     庄司母娘は音楽学校と実技レッスンの為に週4回、
     バンクーバーに通っています。
     蛍乃佳ちゃんは、練習の傍ら、
     頼まれれば積極的に教会やお寺など、
     慈善団体のチャリティーコンサートにも参加してきました。
     大会では順調に良い成績をあげ、
     バンクーバーで行われるキワニス音楽祭では、
     ハープ部門で3年連続優勝、
     2017年には総合楽器部門でも
     優勝という快挙を果たしました。                      
     しかし、プロのハープ奏者への道のりは、
     その需要が他の楽器奏者に比べて圧倒的に少ないため、
     一般人には想像もつかないような試練が待っています。
     これから様々な世界大会で優勝し、
     アメリカかヨーロッパの音楽大学を卒業したうえで「
     なれるかどうか」という究極の狭き門だそうです。

     今、その世界大会への出場が叶おうとしています。
     蛍乃佳ちゃんは、10月にはカナダ、
     11月にはメキシコの世界大会への参加資格を手にしました。
     来年はアメリカでも大会があります。

     プロの演奏家になるのが
     蛍乃佳ちゃんの最終目的ですが、
     その傍ら、彼女の弟のような自閉症児を持つ家族のために、
     音楽療法士になる勉強もしたいと思っているそうです。
     子供の夢を支えてあげるのは、
     その子の家族の仕事なのかもしれません。
     でも、蛍乃佳ちゃんのハープに対する思いや、
     同じ境遇の家族への思いやり、
     これから彼女や彼女の家族が
     向き合わなければならない試練を考えると、
     私達も心の底から蛍乃佳ちゃんを
     応援してあげたくなるのです。 
   
     私達にご賛同くださる方が少しでもいらっしゃることを信じ、
     今回、蛍乃佳ちゃんのメキシコ世界大会出場への
     旅費支援ファンドレイジングコンサートを
     開催する運びとなりました。

     皆さまのご理解と、ご協力をいただき、
     このコンサートが
     彼女の夢を叶える大きな一歩になるよう
     お導きくださいませんでしょうか?
     どうぞよろしくお願いいたします。

     蛍乃佳ちゃんサポーター有志一同


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