2017年9月17日日曜日

☆249回 レバノン料理☆

     レバノンは
     中東のスイスと言われるほど
     綺麗な国だそうだ。


     後方に見える雪山は
     標高3000M 級のレバノン山脈。
     この山脈にある
     「カディーシャ渓谷(聖なる谷)と神の杉の森」
     はレバノンの世界遺産です。
     ここには国旗にも描かれている

レバノンの国旗

     レバノン杉が群生しています。
     
レバノン杉の森

     太古の昔地中海の東岸は
     鬱蒼たるレバノン杉に覆われており、
     フェニキア人はこの木で船を作り、
     エジプトのファラオたちは
     ピラミッドの梁やお棺までこの木で作り、
     ソロモン王の宮殿も
     この木をふんだんに使って作られたそうだ。

     この貴重なレバノン杉も
     長年に渡る伐採のため
     今や小さな森が10箇所残っているだけですが……
     この木、なんとバンクーバーでも
     見られるんですよ。
     場所はクイン ・エリザベスパーク。
     レバノンからの移民の人たちが寄贈したそうです。

参加者13名

     今回で2度目となるレバノン料理。
     一度目の経験を踏まえて、
     レバノン風ポテトは茹でずディープフライにし、
     牛肉のコフタはオーブンではなく、
     フライパンで焼いてみました。
     結果はこの方が美味しかったです。

      




     チャリティーランチの料理風景も
     随分変わって来ました。
     去年までは料理は女性の役目。
     男性は食べるだけでしたが……。
     今年になって仲間に加わってくださった男性たちは
     ひと味違っていました。
     皆さん、積極的に料理をしてくださるのです。

     もちろん頭に被る物も
     エプロンも持参で。
     動きも早い。
     ついついお喋りに興じてしまう女性陣を尻目に、
     黙々と働き続ける彼等。
     そのうち女性たちはキッチンから
     追い出されてしまうかも。

     去年までは
     男性は料理しないと決め込んでいたのですが、
     この認識が変わったのは
     ヒロさんとマイケルのおかげでした。
     当たり前のように
     料理を手伝い始めた彼等を見て、閃いたのです。
     これからは男性にも声をかけてみようと。

     それからです。
     トシさんも紀夫さんも悠貴くんも
     皆料理仲間です。

      初対面同士でも
     一緒に料理を始めると、
     すぐに気恥ずかしさが取れて 、
     一体感が産まれるから不思議です。
     食事をする頃には
     お互いの垣根が取り除かれて、
     皆で楽しいお喋りが出来る。

     良い人間関係を築いてこそ
     人間は幸せと感じるそうです。
     皆で一緒に料理しながら
     コミュニケーション能力を磨いて、
     性別、年齢差を越えて
     仲良くしていきたいですね。  

     料理の付け合わせにと
     登志子さんが豆の煮物と
     利子さんが胡瓜の漬け物を
     持って来てくれました。


     お豆の程よい甘さ加減、
     胡瓜の上手な塩加減、
     とっても美味しくいただきました。

     デザートも沢山あって、美味しかったですね。
     

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