モザンビークはアフリカ大陸の南東の海沿いに位値し、タンザニア、ザンビア、
マラウイ、ジンバブエ、スワジランド、南アフリカ共和国と国境を接している。
モザンビークの国旗 |
正式な国名はモザンビーク共和国(Republic of Mozambique)。
通称モザンビークのこの国名は、かってポルトガル領東アフリカの首都が置かれた
モザンビーク島に由来し、島の名前が全土を示す名前になっている。
人口は2,583万人(2013年、人口増加率2、26%)
首都はマプト。 公用語はポルトガル語。
宗教はキリスト教(41%)、イスラム教(17.8%)、原始宗教
民族構成はマクア・ロムウェ族(40%)など43部族
元首として大統領(フィリッペ・ジャシント・ニュシ)がいる。
共和国議会(一院制) 議員数250名(任期5年)
通貨はメティカル(複数形はメティカイス)
為替レートは1米ドル=約30.5メティカル(2014年9月現在)
主要産業は
(農林)とうもろこし、砂糖、カシューナッツ、綿花、たばこ、砂糖、丸太・木材
(漁)エビ
( 工鉱)アルミ、石炭、天然ガス
ザンベジ川の北ではなだらかな海岸線が内陸部に入って丘陵や低い台地となり、
さらに西に進むとミオンボ森林に覆われたニアサ高原やナムリ高原(シレ高原)、
アンゴニア高原、テテ高原、マコンデ台地のような険しい高原となる。
ザンベジ川の南では、低地は広く、マショナランド台地とレンボ山地がある。
マダガスカル島とはモザンビーク海峡を挟んで向かい合っている。
国内最高峰はビンガ山(2,436m)。
ザンベジ川 |
モザンビークには五つの大きな河川が流れており、最も大きく重要なのが
ザンベジ川である。
この川には怪物魚がいると言われ、釣り人が川に引きずり込まれる事件が次々と 報告されている。その姿は地元の人の説明では「蛇のような魚」だと いう。
その魚の名は「ソロモンフィッシュ」とも「マズンダ」ともいわれ、場所に
よっては名前が様々である。特に有力な説として、カリバダムのカリバ周辺に
巨大魚が棲みついているらしく、そこでは「ブンドゥー」というナマズの一種で
体長は最大のもので3メートルとも5メートルともいわれているが定かではない。
またニアサ湖(またはマラウイ湖)、シウタ湖、シルワ湖と三つの湖が存在し、
いずれも北部に位置する。
気候は熱帯雨林気候とサバナ気候に分かれるが、首都のマプトが位置する南部は
冬季は平均気温が20度以下まで下がり、5月から9月までは比較的しのぎやすい。
モザンビークは豊富な資源と肥沃な土地を有しており、主な産業はとうもろこしや
サトウキビなどの農業、エビなどの水産業、アルミや石炭などの鉱工業であり、
近年では大規模な天然ガス資源が発見されたことから一躍注目されている。
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